• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
ホームページはこちら
alt




ピュアディオいがわのブログ一覧

2013年10月24日 イイね!

ダイハツ・ハイゼット  カーオーディオ取り付け


今日ピックアップした1台は先日の宇部店の作業からダイハツのハイゼットのご紹介です。



お仕事用のお車ですが、仕事現場への移動中にいい音を聴きたいという事で、ハイゼットにしてはかなり豪華なシステムを装着してあります。


まずはドアスピーカーですが、純正が10センチサイズがインナーで付いていた所のグリルを外してアウターバッフルを製作してJBLの508GTIのミッドを装着しています。



足元が当たらない様に薄めに作ってあり、ますが、ややえぐれがあるスラント形状になっています。


ドアの中は外板裏にベーシック防振と、内側の鉄板のサービスホールに防振作業と、内張り裏にセメントコートの片側3面のフル防振を行っています。



実際に走行したらノーマルに比べてかなり静粛性が上がっていて、真冬と真夏は制震材による断熱効果のメリットも感じられるでしょう。



次にツイーターはダッシュ上にピュアディオ製スタンドを使ってJBLの508型が装着されていますが、左右のダッシュの高さが異なるためにツイータースタンドは左右で10度の仰角差を付けて耳に届いた時の音のバランスを取っています。




そしてデッキは仕事用のお車にしてはゴージャスなCD-700Ⅱです。



運良くデッキの取り付け位置が水平に近いのでピックアップに対する負担も少なそうです。



デッキはアンプレスなのでパワーアンプが必要ですが、運転席と助手席の間にナカミチのPAー1002がこれまた運良くスッポリとおさまりました。






全ての結線が出来て音が出たらグローブボックス下のピュアコンのパーツをあれこれ交換してツイーターとミッドの音のつながりを調整します。



軽のハコバンという普通のシートポジションとは違うリスニング位置なので、あれやこれやっとかなりの数の組み合わせを行いました。


ここは普通のお店みたいに固定のコイルのネットワークを使って「これが限界です!」とか、デジタルプロセッサーで無理やり音像を浮かす訳ではないので、あくまでナチュラルに本来の演奏の音や人間の生の声を目指して音調整を行っています。



そして他ではまねの出来ないレベルの仕事用車両が出来たのですが・・



実はハイゼットのお客様はわざわざ広島県から来店されていたのでした。


遠くから足を運んで頂きありがとうございます。
Posted at 2013/10/24 11:58:10 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2013年10月23日 イイね!

カーオーディオのパッシブネットワークについて




週に何度も登場するベーシックパッケージですが、ネタを明かせば純正スピーカーにJBLのツイーターを追加してその間にオリジナルのパッシブネットワークを挿入しているだけです。


しかしサウンドピュアディオではパッシブネットワークとは呼ばずに『ピュアコン』という独自の呼び方をしています。


その理由は一般的なネットワークはパーツの値を自由に変えて特性を自由に変えられなかったり、パーツの左右のペアリングがされていなかったりします。


コイルに関しては一度機械巻きしたものを後から巻き変えて精度を上げるという作業をしていますが、今日はコンデンサの精度のお話をします。


サウンドピュアディオではコンデンサは大量に仕入れてきて、その全ての値を精度の高い測定器で測ってからマーキングします。




例えば4・0マイクロと記されているコンデンサも計測すると・・




4・05マイクロだったりします。






少ない方では3・94マイクロのものがあったり・・




これは3・95マイクロです。





たまには4・01マイクロなどの誤差の少ないものもあったりします。





そこで左右のペアリングをきちんとすればこういう組み合わせが出来ますが・・






測定をしなくて表示のすうじだけを信じてそのままパーツを装着すれば左右でこんな誤差が簡単に出てしまいます。




コンデンサはコイルと違って巻き替えで精度を上げるという事が出来ないので、場合によっては使わないコンデンサが沢山出てコストが上がるという事になります。



ペアリングしなくて左右の誤差が多いネットワークを知らず知らずにそのまま使うのか? それとも完全にペアリングされたピュアコンを使うのか?


ここまで説明すると、「マルチアンプで駆動してネットワークを使わなければ誤差は出ないのでは?」と思う方もあるでしょう。


マルチアンプはアンプとスピーカーが直結のために周波数によってインピーダンスが高くなったり低くなったりする部分を平滑化出来ないというデメリットがあります。

またクロスオーバーが4キロヘルツの次が5キロヘルツのものがほとんどで、その間にスピーカーにとってきれいな音が出るポイントがあっても出せません。


パッシブネットワークはコンデンサとコイルの組み合わせでクロスポイントの周波数を決めていますから、棚に微妙に巻き数を変えたコイルが大量にストックしてあって
絶妙な音調整が出来ます。



この刻みはスピーカーが4オームで理想的に動作したとして計算して4キロと5キロの間で31の刻みがある事になりますが、これはあくまで計算上なので公には約30ポイントと言っています。


ただ4キロ以下と5キロ以上を合わせたら刻みは100を超えていて、他のパーツとの組み合わせを含めると可能なクロスポイントの数千になり、以前はパーツのストックから組み合わせ可能な数を計算してカタログに載せていましたが、毎月新しい数値が増えているので組み合わせの数は最近では計算していません。


おそらく市販品で出来る組み合わせではたどり着けないポイントで常にお客様のシステムを完成しているはずです。

Posted at 2013/10/23 13:04:56 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2013年10月21日 イイね!

トヨタ・スペイド カーオーディオの音質アップ


今日は現在の宇部店から、トヨタのスペイドの作業のご紹介です。





トヨタ純正の横幅20センチのワイドサイズのCDチューナーを装着した状態で入庫となって、JBLツイーターとピュアコンをプラスするベーシックパッケージの取り付けを行っています。




スペイドは右側が普通のドアで、左側はスライドドアで左右が非対称のためにドアスピーカーではありません。




ダッシュ上に10センチのスピーカーが付いていて、その横にJBLのP560のツイーターを取り付けて2WAY化しています。



純正はフルレンジで高音まで出ていますが、ピュアコンで10センチスピーカーの高音域はカットしてJBLツイーターにバトンタッチします。



ピュアコンへ送る信号は一度デッキをマスキングして引き抜いて、その裏から直に音信号を取り出しています。




取り出された信号はグローブボックス下でツイター用の音域と10センチ用の音域に分けられますが、純正スピーカーをどこまでの周波数で鳴らすかというのがダッシュ上の場合はかなりデリケートで・・





車の横にケースに入れてかなりの数のパーツを移動して来てあれこれ交換しています。



このパーツを交換する作業は一ヶ所しかいいポイントが見つからないのではなくて、ある周期でいい悪いを繰り返しながら音が変わってくるのです。


その中で最もいいポイントを探すので時間がかかるのです。


朝からかなりの数の組み合わせを変えていて、今はちょっと疲れたので休憩しながらブログを書き込んでいます。




そういえばグローブボックスのここ↓の部分がまるでふたに何かはさんでいるみたい
ですが・・




下から覗いたらティッシュの取り出し口でした。



驚きました!
Posted at 2013/10/21 12:56:35 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2013年10月19日 イイね!

シトロエン・C5 カーオーディの音質アップ


今日ご紹介する1台は本日の福岡店からシトロエンのC5です。




後ろから見たらかなり個性的なデザインですが、足周りもハイドロニューマチックという油圧のサスで乗り心地は抜群です。



C5のルーツを辿れば、以前はエグザンティアと呼ばれていて、その前はBXと呼ばれていました。

自分はBXの時に乗っていてハイドロニューマチックを体験していました。



さて本題のカーオーディオの話に移りますが、純正カーオーディオは1DINよりやや大きなデッキで表示部はダッシュの上にセパレートになっています。




オーディオ以外の情報も表示されるために純正デッキはそのまま残して・・


ハンドルの右下の小物入れの部分を加工してカロッツェリアのDEH-P970を取り付けました。




ドアはアウタースラントの加工をしてピュアディオブランドの限定品・ZSP-JWを装着しました。




このアウターバッフルは車体と金属のリングでつなげて剛性を上げていますが、金属の表面は固くて表面がつるんとしているのでセメントコーティングしてザラザラに
して音を拡散させています。




ツイーターは純正位置は音を発して直ぐにガラスに反射して音が荒くなるのでここは使わずに、ピュアディオ製スタンドを使ってJBLの508のツイーターを取り付けています。




ミッドとツイーターが装着出来たら音を鳴らしながらグローブボックス下のピュアコンのパーツの値を変えながら音の調整を行います。



シトロエンC5は初めての施行なのでかなり時間をかけてあーでもないこーでもないとパーツをはめ替えて、もうここが限界という所で閉じました。


次にはDEH-P970のイコライザー機能を使って細かい音の調整を行います。




このP970は35000円プラス税でタイムアライメントの機能が付いているのが売りですが、ピュアディオのグループはタイムアライメントを使わない方針なのでここは通常はオフというか左右のスピーカーカーから発せられる音のタイミングは同時なのですが・・



一般的なお店が「タイムアライメントを使って高音質!」と言っているので、たまには聴いてみるかとボタンを押したら・・  

『ポジションをLかRにセットして下さい』と表示が出て最初にL側に時間の遅れがかかってとんでもない音になりました。


「これって助手席で聞くとこの音になるのか。」と思いながら自分の座っている運転席側のスピーカーのタイミングを遅らせたらボーカルが目の前で歌っているではありませんか!

これは音楽を良く知らない人が聞いたら、「すごい機能だ!」と喜びそうな音でした。



ここまで読むとそんないい機能をなぜ使わないんだと思われた方もあるでしょう。

実はサウンドピュアディオのお客様は音楽アーティストのファンクラブに入られている方が多く、その方たちはファンクラブイベントでアーティストの生の声を知っておられる方がなのでタイムアライメントで作った音を拒否されるのです。


確かに面白い機能だとは思いますが、運転席に音を合わせると助手席の音は最悪で、運転席は音は合っている様に聞こえるものの本来の音色ではないためにこれからもタイムアライメントの機能はオフにして音決めするでしょう。


結局シトロエンC5は左右同じタイミングで音を発した状態で調整して、これから納車になります。

Posted at 2013/10/19 11:38:24 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2013年10月18日 イイね!

ホンダ・アコード 純正カーオーディオの音質改善


今日ご紹介するのは昨日の福岡店のピットから先代のホンダ・アコードの作業です。




ホンダ純正のインターナビ付のお車で、ホームオーディオのスピーカーに比べたらどこかカーオーディオの音がしっくり来ないのでスピーカーを交換したいと来店されました。



ただ現在の国産メーカーのトレードインスピーカーは強く出ている音域と意図的にスポイルして下げている音域が作ってありお勧め出来ないとご説明して、純正ドアスピーカーにJBLツイーターとピュアコンをプラスするベーシックパッケージを提案しました。


ベーシックパッケージのデモカーを2台聴いて頂いて音には納得されて受注になりました。


そして一昨日から作業に入っていたのですが、先代のアコードのインターナビのシステムは初めての作業だったので、調査が1日の作業が1日の合計2日間お預かりして作業を行いました。


おそらくスピーカーがオデッセイと共通みたいなので、オデッセイやエリシオンの純正アンプの位置を探してもアンプが見つかりません。


結局リアのラゲッジの部分に純正の車両アンプがありました。



ここから信号を取り出して、ピュアコンで周波数とインピーダンス特性をコントロールして前へ音を送ります。



フロントスピーカーは16センチミッドとミラー後ろにツイーターで・・




純正ツイーターより前方に斜めに角度を付けてJBLのP560のツイーターをセットしました。



純正ツイーターもグリルに入っていれば大きく見えますが、実際に中身を出してみればこのぐらいの大きさで、拡散性に優れた外ドームではありません。





またツイーターに中低音が入らない様にするハイパスフィルターもこの丸い筒のパーツだけで、これえでは質感の高い高音は再生出来ません。





JBLツイーターと純正のドアスピーカーにはラゲッジルームの車両アンプのそばに設置したピュアコンで行うのですが、ここのパーツの数値を音を聴きながら何度も交換して最も音のつながりのいい組み合わせを探します。



最初はオデッセイの値を入れてみて、そこから数値を上下に動かして試してみましたが納得の行くつながりにならず、そこでエリシオンで最適値だった値を入れたらオデッセイよりは合うものの、やはり完璧にはしっくり来ないので再び数値を上下に動かして最も再生音が生演奏に近い所を探しました。


自分のCDの他にお客様がハードディスクに録音されている音源も聴いて調整したのですが、運良く自分が実際に複数回直に会って生の声で聞いた事のあるアーティストさんの楽曲がありました。


ピュアコンのパーツの交換で音を追い込んだら、最後はナビの音調整画面を出して音調整です。




バスとトレブルとバランス・フェダーしかありませんが、一番音のイメージが変わったのはフェダーです。


後ろが多くく出ていれば量感は感じるのですがクオリティーが落ちてしまい、かといって前に振り過ぎれば音が痩せてしまいます。


絶妙な調整を行ってお客様に納車いたしましたが、お客様は音の変化に喜ばれていました。


カーオーディオを販売しているお店は世の中に沢山ありますが、実際にスタジオや楽屋などで歌っているほん人の声を直に、しかも何度も聞いている人間は他にはいないでしょう。


そういう意味ではベーシックパッケージのパーツの組み合わせはある意味究極の組み合わせになります。
Posted at 2013/10/18 12:25:36 | トラックバック(1) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
みんカラ+ 自動車業界人の日常をチェック

プロフィール

サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

ユーザー内検索

<< 2013/10 >>

  12 3 4 5
6 789 10 1112
13 1415 16 17 18 19
20 2122 23 2425 26
2728 29 30 31  

リンク・クリップ

TS-T730Ⅱ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/07 15:02:47
 
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/16 14:33:11
ホンダ・ステップワゴン  スピーカーの音質アップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/17 14:55:36

愛車一覧

スバル フォレスター スバル フォレスター
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation