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ピュアディオいがわのブログ一覧

2014年12月26日 イイね!

ホンダ・フィット3 スピーカー取り付け


今日ご紹介する1台・・ いや2台は現在の宇部店のピットからフィット3です。




ピットに縦詰めで白いフィットの作業を2台同時に行っています。



あっ、前もって言っておきますがサウンドピュアディオはディーラーの下請け仕事はやっていない『カーオーディオの小売専門店』ですから、ディーラー仕事で2台並んでいる訳ではありません。


まず後ろのフィットはカロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって・・




ベーシックパッケージとインナーでISP-130の取り付けとフル防振の作業を行っています。







ドアのヒンジの周りがマスキングしてありますが、純正配線とは別にスピーカケーブルをひいてあります。




フィット3にインナーでISP-130は1ヶ月以内に同じ取り付けがあったのでそれと同じピュアコンの値を入れればピーク値になります。




ただしナビオーディオは別な物だったので内蔵アンプのクセなどが違うためにイコライザー調整は個別に行います。





続いて前の方のフィットはホンダ純正のギャザーズ付きで入庫となりました。





全体像はこんな感じで・・





アウターバッフルを製作してP560のミッドが取り付けてあります。




スピーカーを付ける前の写真ですが、金属リングを入れて表面にセメントコーティングで粗目を付けて音を拡散させているところが見えます。




シート下にはピュアディオチューンのパワーアンプが付いていて、純正のナビの間にハイローコンバーターを入れてつないでいます。



スピーカーはこのアンプとのマッチングではインピーダンスがやや低いP560ミッドの方がヌケが良く、ISP-130の方が重みがありローエンドが伸びてと一長一短があり、とっかえひっかえした結果お客様には一度P560で聴いて頂く事にしました。



2台まとめてやや急ぎ足でしたが、宇部店のピットからフィット3の作業のご紹介でした。
Posted at 2014/12/26 09:55:51 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年12月25日 イイね!

カロッツェリアTS-C1720A+ベーシックパッケージ


カー用品店では人気のカロッツェリアのトレードインスピーカー・TS-C1720Aですが、サウンドピュアディオでは2006年からこの手の商品の販売をやめているので縁が無い商品です。




しかし、先日福岡店でTS-C1720Aにベーシックパッケージをプラスするという実験的な販売を行ったのでご紹介します。


長い事トレードインスピーカーを販売していなかったのでこのモデルからミッドのマグネットがこんなに大きくなっているとは驚きました!



価格が28000円でこの大きさで、最初に手に取った時は6万円クラスのスピーカーかと思ってもう一度型番を確認しました。


ただしミッド側にコストをかけた分ほどツイーター部のコストダウンは極端で、手に取った時には「こんなに軽くてどんな音が出るの?」と心配になりました。





実験した車両は量販店で既に1720Aを付けておられたお客様の車両にツイーターをJBLのP560に変更して純正ネットワークを取り外してピュアコンに交換しました。





純正ネットワークは巻き数の少ないコイルに鉄心を入れて強制的にインダクタンスを上げるタイプの物で、コンデンサは6・8マイクロととんでもないワイドレンジで、これで軽いツイーターに音を送ればとても綺麗な音が再生出来るとは思えません。





ピュアディオでは空芯という自然にインダクタンスを得るコイルしか使用しておらず、また巻き数は車のスピーカーの取り付け位置に合わせて音を鳴らしながら最適な巻き数の物を探します。





そして時間をかけて最も音の響きが生演奏や生の声に近い値を見つけたので測定してみました。

上がツイーター・ミッド共に1720Aで付属ネットワーク使用時で、下がミッドのみ1720AでツイータJBL560にピュアコンの状態です。(右端と左端のバーは総合レベルなどの表示なので無視してそれより内をご覧下さい)



かなりフラットに近くなっていますが中高域に関してはかなりレベルが上がっています。


これはツイーターとミッドで同じ周波数が重なった部分がピュアコンでは適切に処理してあって、逆にツイーターのレンジを広げすぎている付属ネットワークでは同じ周波数が違う方向から発せられて来るのでキャンセルされて聞えて薄くなっています。

これが平面ディスプレイだと同じ正面を向いているのでキャンセルされませんから、平面ディスプレイで音を聞いて判断するという事が無意味だという事が分かります。



もう一つ無意味というか無駄なのが豪華な鉄製のインナーバッフルですが、剛性を上げてある程度解像度を上げる事は可能ですが、逆に余韻や艶が無くなった固い音になります。




それに高い周波数が改善されてもその周波数帯はスピーカーグリルにひかかって減衰するのでほぼ意味がありません。




結局木製のインナーバッフルを製作してスピーカーはピュアディオブランドのISP-130に交換する事になりました。





最初に2006年からトレードインスピーカーの販売をやめたと書きましたが、実は2006年にPA無しの生演奏を何度も聴く機会があって、「何かカーオーディオの音と違う?」と思って販売をやめました。


同時期に電源キャパシタやヘッドキャパシタの販売もやめて、更にろジュームメッキのプラグも販売するのをやめました。

確かにエッジの効いたメリハリのあるサウンドになりますが、本当の演奏者の音や声と違ったノリのいい音で、それは他の多くのお店に任せて自分は演奏者の指導を受けて生の音に近いものを目指す事にしました。



自分がトレードインスピーカーを販売しなくなった理由はピアノの調律方法を知ったからで、自分が付き合いのあるアーティストさんだと441か442で調律されたピアノで演奏されます。

自分が会場の手配をしたコンサートでは会場の備え付けのピアノを調律師さんを呼んで音を合わせるのですが、アーティストさんによって441ヘルツを基準に調律か442ヘルツを基準に調律かをアーティストさん側に聞いて前もって合わせておきます。

この調律の基準になる周波数がクルマの中ではこもりやすい音域で、ここをわざと出難くすれば『音がスッキリしたスピーカー』になる訳です。

この大事な周波数をスポイルして音をスッキリしたスピーカーをきちんとした音楽を知っておられる方ならおかしいと思われるでしょう。


そこでこういったスポイルした音が受け入れられないというユーザーの受け皿としてサウンドピュアディオは国産のトレードインスピーカーを販売しないという方針にしました。




今回のトレードインスピーカーの改良だけでなく過去には某X店でピラーを作り込んで3WAYのスピーカーを取り付けられて来られた方のやり直しという作業もありました。



2WAYで十分につながる条件なのに3WAYを組まされて、お客様は頭が痛くなると言われていました。


そこでスコーカー部分は鳴らない様にしてツイーターはJBLのP560に交換してピュアコンを入れて、カロッツェリアのミッドはそのまま使用して何度もコイルを交換して音を追い込みました。



一度はカロッツェリアミッドで出庫したのですが、後日ミッドは13センチのバッフルに変更してISP-130に交換して頂きました。



カタログにいい事が書いてあっても、実はその通りにならない事が多いという例でした。
Posted at 2014/12/25 11:17:15 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年12月24日 イイね!

ポルシェ・カイエン カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からポルシェのカイエンです。




富士通テンのナビゲーションが付いた状態で入庫となったのですが、カロッツェリアの楽ナビに交換してフロントスピーカーの取り付けを行いました。





まずはドアの内貼りを外して鉄板の響きを調べてマーキングして防振の作業を行います。




純正スピーカーを外してそこから手を入れて外板裏の防振を行いましたが、純正スピーカーを見たら真ん中にくぼみが・・



これはつぶした訳ではなくて剛性を上げるために最初から付いているくぼみです。



次にダッシュ上に付いている純正ツイーターを外します。



外ドームでそれなりの大きさがあります。


後ろにはVWのマークがあるのでトアレグと同じパーツを使っていると思われます。





純正ツイーターを外した後にはグリルの上にワイドスタンドを製作してJU60ツイーターを取り付けました。






そしてドアにはアウターバッフルを製作してP560のミッドを取り付けています。




カイエンにJU60とP560のミッドの組み合わせは初めてですから、ピュアコンの部分のコイルの交換を行って音を合わせます。





車のスピーカー位置や組み合わせの多様化でコイルの数は年々増えていて、一番巻の少ない値は8マイクロから・・





一番多い所では575マイクロになっています。



おそらくここ3年でラインアップは2倍近くになっていて、一度出た値はピュアディオ3店舗で常にストックしてあります。


一番巻の少ないコイルと巻の多いコイルを並べるとこれだけ大きさが違います。





8マイクロから575マイクロの間でストックしていない値もありますが、途中で0・5マイクロ刻みでストックしている値もあるので400種類ぐらいのストックがあります。


それだけの数を持っていても車種と組み合わせによって本当にマッチングするコイルは1個しかありませんから、このピュアコンという方式は短期間で収益を上げる事が出来なくて、それでいて顧客満足度の高いシステムだと思います。



コイルのマッチングがピタッと合った後に楽ナビのイコライザー調整を行って出庫いたしました。


Posted at 2014/12/24 10:47:53 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年12月22日 イイね!

間違いだらけのクルマ選び 2015年版


1976年に徳大寺有恒さん著でスタートした間違いだらけのクルマ選びも一度終結した後にここ数年は島下泰久さんとの共同著書で再スタートしてしていました。



しかし今年徳大寺さんが他界されて『最後の原稿がここに。』と本の帯に書いてある通り本当に最後の著書になりました。



本の内容は徳大寺さんの試乗の感想と島下さんの感想が交互に書かれているのですが、二人の感想が微妙に違っている所が多々ありました。




元々この本が発売された時はフォルクスワーゲンのゴルフを基準にして国産車を評価(酷評)するというものでしたが、今回の内容ではマツダ車がいつもより評価が高くなって、その反面ホンダやスバルの評価がやや低い様な気がしました。



トヨタ車に関しては良い評価と悪い評価の真っ二つで、読み応えはありますが悪く書かれた車に乗っている方が見られたら気分が悪くなるでしょう。


自分の仕事に関する部分ではマツダコネクトなどの車両に備え付けのビルトインナビの評価が高く、逆に輸入車などで2DINのナビがそのまま付いている車の評価が低いので「一般ユーザーの評価は逆なのに。」と思いながら読んでいました。


またアイドリングストップに対する評価も高く、これに関しては後付のカーオーディオでパワーアンプなどを付ける場合は邪魔以外の何者でもないのですが、後付カーオーディオは一般的な自動車の評価からしたら無用というかニッチなカテゴリーなのなだと実感しました。


ただ読めば読むほどサウンドピュアディオの『ベーシックパッケージ』という純正システムにプラスオンして融合させるシステムが時代に合って来たという事も感じました。


この本を読まれて「なるほど!」と思うか、「気分が悪い!」と思うか評価は分かれると思いますが、ひょっとしたら気分が悪くなるかも知れないという覚悟の上に読まれる事をお勧めします。
Posted at 2014/12/22 10:19:50 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
2014年12月21日 イイね!

ホンダ・フィット3 カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は本日の福岡店の作業からホンダのフィット3です。




オーディオレス車にケンウッドのナビゲーションが付いた状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。




ベーシックパッケージですからドアの純正スピーカーはそのまま使用します。




フィットはダッシュ上には何もスピーカーは付いていませんが・・




ここにピュアディオ製スタンドを使ってJBLの外ドームタイプのツイーターを取り付けます。





ナビオーディオから取り出した音信号はグローブボックス下のピュアコンに送り、周波数特性とインピーダンス特性をコントロールして純正スピーカーとダッシュ上のツイーターに分配します。



フィット3でこの組み合わせで専用のチューンがしてあるのでパーツの交換をあれこれする必要はありません。


よくベーシックパッケージはドアスピーカーの音がそのままにツイーターの高音がプラスされると思われている方がありますが、実は純正スピーカーの音はピュアコンを通しているのでこもった感じが無くなっています。


ツイーターと合成した時にはスタジオのモニタースピーカーのエッセンスが加わっています。



結線が終ったらケンウッドのナビの音調整を行います。

様々な音調整の項目がありますが、これは純正スピーカーのみのかったるい状態にメリハリを付けるための機能なので全てオフにします。




イコライザー調整は行うのですが、動かす周波数を3つ選んで動かすタイプのパナメトリックイコライザーでした。



ピュアディオの代車兼デモカーで2台取り付けてあるモデルだったので慣れた手つきでスイスイと調整しました。


見た目は3つのトーン付きに見えますが、低音が8バンドで中音が4バンド、そして高音が4バンドの合わせて16バンドの中から3カ所が選べます。


イコライザー調整が終ったら納車の準備に入りました。




ベーシックパッケージは福岡店の店頭にディスプレイが作ってありますが、この標準パッケージで使っている純正スピーカーはホンダの16センチです。



一般的に音が悪いと言われている純正スピーカーですが、こもっている周波数を再生させないのとインピーダンスをコントロールする事によって信じられない様な良い音を再生する事が出来ます。

Posted at 2014/12/21 18:04:50 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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