• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
ホームページはこちら
alt




ピュアディオいがわのブログ一覧

2015年03月06日 イイね!

ホンダ・グレイス 8スピーカー車の音質アップ



今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業からホンダの新しいセダンのグレイスです。



フィット3がベースのセダンで、グレードが3タイプあってその最上級の8スピーカー車です。


フロンドドアに16センチスピーカーが付いていて・・




レバーの前にツイーターが付いて2WAYになっています。





リアドアもツイーター付きの2WAYで合計8スピーカーのゴージャスな仕様ですが、これでも満足出来ずにピュアディオでサウンドチューンを行います。




今回の作業は防振やアウターバッフルとツイーターのワイドスタンドの製作がありますが、グレイスの作業は初めてなので一度簡単なシステムで音を鳴らして音を確かめてから本格的に作業を進める事にしました。


ダッシュにツイーターを仮置きして向きを決めますが、ここはフィット3と共通です。




ピラーにはエアバックが付いているので保安上ピラー加工してはいけない車です。





次にドアを開けてフィット3の防振の手順書を出して図面の箇所の響きを確かめると・・



構造はよく似ていても響きのツボが微妙に違うので手順書をグレイス用に別に用意しました。



次にホンダのディーラーオプションの8インチナビから仮で信号を取り出してピュアコン経由で音を鳴らしました。





再生するCDは自分が生の声や生の楽器で聴いた事のあるアーティストさんの楽曲で、フィット3とのドアの鳴りの差を確認しました。




確認が終わってフル防振の施工とアウターとワイドスタンドの製作に入りました。
Posted at 2015/03/06 11:17:10 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年03月05日 イイね!

マツダ・新型デミオの音質アップ


今日ご紹介する1台は宇部店のデモカーとして購入した新型デミオです。




買って直ぐに宇部店のピットに入っていてあれこれと調査していました。





このクラスの国産車としてはずば抜けた車体の剛性で、ドアの中も余分な響きが少なくてフル防振を行っても防振材の量も少なくてお客様の負担も少なくてすみます。





純正ドアスピーカーをそのまま活かしてダッシュ上にJBLの外ドームツイーターを取り付けて、グローブボックス下にピュアコンを仕込んでベーシックパッケージの取り付けを行いました。



基本的に先に発売されたアクセラのパッケージに少し手を加えて新型デミオのベーシックパッケージは完成したのですが・・

外見は全く変わらないものの、アクセラに比べてスピーカーとアンプ部とプリ部に
コストダウンが図られていてスコーン!と気持ちいいベーシックの音がしません。


専務から「これではマツダの工場のお客さんのデモ出来ない。」と福岡店に返されて、福岡店のピットで仕事の合間にコツコツと調査・開発を行っていました。




そこでどうにかアクセラレベルの音にならないかと知恵を絞っていたら、マツダコネクトの音調整のフェダーを動かすと音が痩せるというかよじれるというか、変な感じになるのに気付きました。




結局フェダーをセンターから動かさないのが一番いいのですが、でもリアドアのスピーカーの音が斜め後ろから耳に入って来るのも不自然です。


そこでちょうどいいレベルになる様に外部のアッテネーター回路を入れてフェダーをセンターで適切レベルに合わせました。

レベルが下がっただけでなく純正スピーカーの軽くて明るすぎる音に重みが加わって聴き易くなりました。



ただそうするとフロントの純正スピーカーもリアと同じなので前の軽さと明るさが目立ってしまい、そこで重みを持たすためにJBLのGXシリーズの16・5センチスピーカーに交換して全体のバランスを取りました。



GXシリーズの16・5センチはセパレートで15000円の物とコアキシャルで10000円の物と2種類ですが、コスト的にはセパレートを付属の19ミリツイーターを使えばコストダウンが可能ですが、やはり19ミリは役不足なのでコアキシャルのセンターのツイーターを鳴らなくしてミッドとして使用しました。


純正のドアスピーカーはやはりアクセラとは別物で、アクセラなら交換するメリットがないものの、デミオではローエンドが伸びて中音域もハリが出ました。


しかしそれはそれで困った事が起きて、マツダコネクトのトーン調整が1クリック動かすと出したいレベルを過ぎてしまい、上げたり下げたりしてどちらかで妥協しようと思っても大すぎたり足らなかったりで不満が出て、「アクセラの時はこんなに困らなかったのに。」とコストダウンしたマツダを恨みました。



結局ピュアコンの調整パーツを増やしてあれこれ組み合わせを変えて音を追い込んで、1クリックの中間の音を出せる様にして新型アクセラのベーシックパッケージレベルの音に改善しました。




通常のベーシックパッケージが4ピース構造なのに対して新型デミオでは8ピース構造になっていて、更にフロントのドアスピーカーの交換がプラスされているのでそれなりの値段になっていますが、ベースの弱点を完全に克服したお買い得なパッケージになっています。


新型デミオの純正オーディオのコストダウンには本当に泣かされて、「実車を買っていたからお客様に迷惑をかけずにすんだ。」と胸をなで下ろしています。




このブログの中ではやたらアクセラの音との比較が取り上げましたが、これから人気が急上昇するであろうCX-3はデミオベースですが、資料で見る限りどうもオーディオはアクセラと共通になっているみたいです。

デミオ&CX-3用のデモが出来ると思っていたのがデミオだけみたいですね。



札幌店では新型デミオのお客様の車を一度出庫していましたが、自社のデミオで時間をかけてデーターを取り直したので、もう一度入庫してパッケージの内容を修正させて頂きます。



札幌店の野田君は自分でもあともう一歩が出せずにいて、「本当に実車を買ってデーターを出してもらったから助かりました。」と言っていました。
Posted at 2015/03/05 10:32:31 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年03月04日 イイね!

スバル・インプレッサ カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からインプレッサスポーツのGTです。




カロッツエリアのサイバーナビが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとドアスピーカーの交換、そしてドア防振の施工を行いました。





まずはドアの内張りを外して外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせて貼り、その後にサービスホールを塞ぐ防振を行いました。




ドアの内張り裏にセメントコーティングを施してド内張りの表にはアウターバッフルを製作してJBLの16・5センチミッドのP660を取り付けました。



マグネットの奥行きがいつもの13センチと違うのでスラント角度は付けていません。


サブウーファー無しで低音域を出したいと思われている方には16・5センチサイズのスラント無しのアウター仕様が最適です。



ツイーターは今回もJBLの外ドーム25ミリサイズで、アウターにスラント角が無い分ツイーターのレンジを広めで設定しています。




ツイーターとミッドの周波数レンジとレベルを決定するのはグローブボックス下に仕込んだピュアコンで、自分が運転席で音を聴いてパーツの変更が必要と感じたらその数値をスタッフに告げて交換してもらいます。



それを何度も繰り返してピークの値にたどり着いたら次にイコライザー調整を行います。





現在ミッドスピーカーの交換はISP-130とP560とP660があり、更にGXの13センチと16センチを加えるととんでもない数のコイルのラインナップが増えて来ています。



そのため交換用のコイルの棚を増設しないと収まらなくなってきました。



現在一番巻きが少ないコイルが5μHで・・





一番多い巻きが575μHになっていて、途中で使わない値が何ヶ所か抜けている所がありますが、それでも数百種類のコイルを用意しています。



これだけ沢山あっても車種とシステムの組み合わせが違ったら全て適正は違っていて、機械巻きしたコイルで本当は合っていなくても目をつぶっていれば気にならないのでしょうが、巻き変えれば音が良くなるという真実を知ったがためにとんでもない数のストックをする様になりました。
Posted at 2015/03/04 11:55:40 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年03月01日 イイね!

フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からVWのゴルフ・トゥーランです。




クラリオン製の純正ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとドアスピーカーの交換を行いました。




ゴルフ・トゥーランの純正スピーカーはこんなにマグネットが大きくて頑丈で低音は十分に出ていますが、中音域の透明感をアップさせるためにJBLのP560に交換しました。







ドア配線もひきかえてグローブボックス下に持って行きます。




ダッシュ上にはツイーターが入っているグリルがありますが、この中の純正ツイーターは使わずにダッシュ上のJBLの外ドームタイプのツイーターで高音を再生します。



いつものスタンド付ツイーターですが、これは位置を割り出すための仮置きで・・


後からワンオフでワイドスタンドを作って取り付けました。



JU60で使うためのワイドスタンドですが、今回はサイズ違いの1品限りのオーダーメイドで作っています。




そして全ての結線が終ったらドアを組み立てて音出しです。




トゥーランの響きはティグアンとトアレグの特性に似ていて、それでいてどこかが違う響きで、あれこれコイルを交換して音を追い込みました。





このコイルの交換は巻き数が多いとツイーターとミッドの間に薄い音域が出来て低い音と高い音が目立つドンシャリになり、巻き数が少な過ぎるとツイーターとミッドの音域が重なり過ぎて詰まった音になったりするので、それを聞き分けながらちょうどいい巻き数を探しています。





そのピッタリの巻き数を探すためには何度も生の声で聴いた事のあるアーティストさんの声や、生演奏で聴いた事のあるアーティストさんの楽器の音のCDで調整する事が不可欠です。





コイルの巻数がピッタリ合ったら最後にナビオーディオのイコライザー調整を行って完成です。

コイルの巻数が合っていないうちにイコライザーを動かすと音の的を外してしまうので、必ず先にツイーターとミッドのクロスポイントを合わせるのがコツです。

Posted at 2015/03/01 10:58:48 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
みんカラ+ 自動車業界人の日常をチェック

プロフィール

サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

ユーザー内検索

<< 2015/3 >>

123 4 5 67
8910 11 1213 14
15 16 1718 1920 21
22 232425 26 27 28
29 3031    

リンク・クリップ

TS-T730Ⅱ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/07 15:02:47
 
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/16 14:33:11
ホンダ・ステップワゴン  スピーカーの音質アップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/17 14:55:36

愛車一覧

スバル フォレスター スバル フォレスター
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation