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ピュアディオいがわのブログ一覧

2015年05月20日 イイね!

スバル・レガシィ スピーカー交換


今日ご紹介する1台は先日の札幌店の作業からスバルのレガシィです。




カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとドアスピーカーの交換を行ないました。




まずはドアを開けて純正スピーカーを取り外します。




ドア上部にツイーターが付いていますが、ここは鳴らない様にします。




直進性の強い内ドームツイーターの前に音を拡散させるプラスチックが付いていますが、最初から拡散性の優れた外ドームツイーターを理想の位置で鳴らすのとは全く音が違います。




この見晴らしのいい位置からピュアディオブランドの25ミリ外ドームツイーターのATX-25で上質な高音を再生します。




ドアスピーカーは純正位置にインナーバッフルを製作してJBLの16・5センチのP660のミッドバスを取り付けました。





ドアを組み立てたら音を出してピュアコンのコイルやパーツの交換を行なってツイーターとミッドバスのバランスを取ります。



この年式のレガシィは以前デモカーとして所有していた時期があって熟知していて、スピーカーグリルの上の方がやや穴の開いていない部分に重なってしまうという難点があります。


ある程度音がひかかるという事を前提にコイルの巻き数を少なめしてハイエンドの音を伸ばし、低音域の一番下をサブソニックフィルターで緩やかに制限して音のレスポンスを上げました。



以前P660のミッドをインサイトに取り付けた事があって、その時のデーターを元にややコイルの巻きを少なくして、インサイトよりも2マイクロH下げた所で音はバッチリ合いました・・ いや自分は現地にいなかったのですが、経験上合っているはずです。


最後にイコライザー調整を行いましたが、フラットでも十分に音楽の元の形に近くなっていますが、1ヶ所1クリック下げたところでベストな音になったそうです。



デモカーの楽ナビもそうなのですが、ピュアコンであらかじめ音を合わせているので、イコライザーの調整はほんの少しでピークに音のいいポイントに辿り着けます。




ここからは長い追伸です。  

今回札幌店と連絡を取りながら「もう少しコイルの巻き数を少なくして。」と指示をしていたのですが、途中でふと20数年前にメーカー製のネットワークの機械巻きしたコイルをそのまま使っていた時の事を思い出しました。


当時は『メーカーが巻いたコイルは絶対!』とか、『ネットワークに手を入れるのはメーカーに失礼』とか思っていました。


ある日のこと、親しいお客様から「車を買い替えたらスピーカー位置が今までよりも下になってミッドからの中音が足らなくなったからネットワークの値が合わなくなったんじゃないの?」と言われました。

でも当時はネットワークに手を入れる度胸が無かったので、話をうやむやにしていました。


それからしばらくして関西で行なわれたイベントにそのお客様と一緒に行ったのですが、そこには当時コイル巻き名人と呼ばれていた人が作った車が展示してあって、それを聴いたお客様が「自分が欲しいのはこの音なんよ!」と言われ、「井川さんもコイル巻かんと、お客さんはお金ばっかりかかって満足出来んよ!」とも言われました。


そこでメーカー製のネットワークの巻きの多すぎるコイルをじわじわほどいて、中音域のヌケを良くしてそのお客様の音を改善しました。


それがきっかけでコイルほどきで音質アップというのがクセになり、今まで表現出来ない音を再生する事が出来る様になりお客様も自分も喜んでいました。


しかし調子に乗りすぎて、ある日思いがけなくコイルをほどき過ぎてしまい、元に戻らなくしてしまい、頭の中が真っ白に・・

ここで一発逆転とホームオーディオの自作ネットワーク用のコイルを買って来て入れようとしたら・・  サイズが大き過ぎて入りません。

あれこれ考えてケースの中から外に出す事にして、オスメスギボシを付けたら簡単にスイスイと交換出来る様になって、外付けの方が材質的にも良い音が出せると分かり今の形の原型が出来ました。


更にあれこれ工夫していたらメーカー製のネットワークはツイーターのレンジが広く取りすぎている事に気付いて、違うケースにパーツを入れて一から組み立てる事にしました。


この業界ではネットワークに手を入れて安価に良い音を再生する事はタブーとされていて、それはこんな方法が普及すると量販店の様な技術の無い店で高額な商品が売れなくなるからに他ありません。


それと自分がコイルを巻いたりほどいたりするきっかけを作った方は20年前に業界を引退されました。


最初はお客様に言われて嫌々巻き変えていたコイルが、今はこれでないと音は表現出来ないと音造りも人生も良い方向に180度変わって、昔自分に苦言を呈して頂いたお客様にはとても感謝しております。
Posted at 2015/05/20 12:10:57 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年05月19日 イイね!

桜塚やっくんの事故の場所に


今日は火曜日で定休日です。

明日からは福岡店は火曜水曜の週休二日制になりますのでよろしくお願いします。


さて今日のは山口県美祢市の中国自動車道を通る事があって、桜塚やっくんの死亡事故があった場所を通りました。

以前からその場所は下り坂のカーブで事故の多い場所で、特にやっくんの事故があったということでスピードは控えめで左車線を走っていました。

「そろそろ事故の現場だ。」と用心しながら走っていたら、何とオービスが付いていました。


普通オービスはストレートの速度の出やすい所に付いているのですが、山のカーブの続く場所に付いているということは『次にここで事故が起こってはいけない。』という県警の意気込みみたいなものを感じました。


有名人の痛ましい事故がきっかけですが、以前から問題の多い場所でしたから、これで事故も大幅に減るのではないかと思います。
Posted at 2015/05/19 17:06:04 | トラックバック(0) | 日記
2015年05月18日 イイね!

ホンダ・ステップWGN カーオーディオの音質アップ

今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からホンダのステップワゴンです。



柳井君からは「今日は1つ前のステップワゴンが入庫します。」と聞いていたのに入庫したのを見たら、「これって現行だよね。」と言ったら先日新型が発売されたのでもう先代になっていました。


あわててホームページのベーシックパッケージの表を書き換える様に宇部店に指示しました。



システムはホンダ純正のギャザーズのナビオーディオで大画面の物に、ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行ないました。





まずはインパネを分解してナビを引き抜いて裏から音信号を取り出します。




取り出した信号はグローブボックス下に付けたピュアコンに送り、ダッシュの後付ツイーターとドアの純正スピーカーに分配されます。



周波数幅やインピーダンスは先代のステップワゴン専用にチューンしてあるのでパーツの交換などは不要で、決められた値を取り付けるだけで最も音のいいポイントにたどり着きます。


ダッシュの純正ツイーターの位置は前方のガラスの直ぐ前にあって、デザイン的にはスッキリしていても音的には最悪の場所です。




そのはるか手前にピュアディオ製のATX-25のツイーターをスタンドで取り付けました。



ダッシュの端のツイーター位置ががやや斜め前方に傾いているので、見るから全く別な音表現になるというのが分かります。



次にドアの内張りを外して外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせて貼るベーシック防振の施工を行ないます。




外した内張りの裏にはフェルトが貼ってあって、ここ数年でドアのフェルトは一気に増えた感じがしますね。





ただフェルトで覆っても外板裏は何も貼ってないのでビンビン響き、ここで一度騒音をブロックしてそれでも取りきれなかった音をフェルトで覆えば、かなり騒音は少なくなります。



本来はここの響きを無くしてスピーカーの音にかぶる余分な音を無くして、また外に音のエネルギーを逃がさないための処理ですが、騒音防止にもかなり役立っています。


初めての車だと響きを調べて記録するのですが、既に何台も施工している車種なので図面に従って作業しました。



最後にドアの内張りを付けたら作業は完成です。





次は調整用CDをナビに入れて音を出し、音設定を行ないます。





DSPなどの余分な機能は音楽を元の状態から遠ざけるのでオフにして、イコライザー調整のみを行いました。



フラットでも十分聴ける状態でしたが、何度もパターンを変えて調整して、最終的には2ヶ所1クリック動かした状態でメモリーしました。


お客様が車を取りに来られた時に音を聴かれて、「純正スピーカーでもこんなに音が良くなるんですね!」と驚いておられましたが、これは実際には純正スピーカーを使っているからこの音になっていて、トレードインスピーカーでは音にクセが付きすぎていてわざとらしい音に加工してあるのでこうはなりません。


ただこれを信じてもらえる方ともらえない方は真っ二つに分かれますけど・・

Posted at 2015/05/18 12:39:01 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年05月17日 イイね!

トヨタ・プリウスG’s カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介の1台は先日の福岡店の作業からプリウスのG’sです。




白いプリウスG’sはこれまでに何台も入庫していて、システムアップのための2回目の入庫で入って来る車が増えています。


宇部店から福岡店に着いたらすでに入庫していたので、「今回はどんなシステムアップかな?」と中を覗いたら・・



あれ?まだ何も付いていませんでした。


ナビゲーションもケンウッド製だったので全くの新規のお客様で、何故か福岡店は白のプリウスG’sの入庫が多いです。



作業はベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工で、1日以内でのスピード取り付けです。


まずはインパネを分解してナビオーディオを一度引き抜いて、裏から音信号を取り出してグローブボックス下に取り付けるピュアコンに送ります。




次にダッシュボードに付いているトヨタ純正の中高音用のスコーカーを取り出して、裏に付いている小さなハイパスフィルターを外してダイレクト化してピュアコンで再生出来る周波数幅を決定します。





ダッシュに付いている純正スコーカーで中音域を再生して、高音はダッシュ上に取り付けたピュアディオブランドのツイーター・ATX-25で再生します。



元々純正スコーカーで鳴らしていた高音域は新たに取り付けた上質な外ドームツイーターで前を向けて鳴らしているため、艶があって広がりのある音に変わりました。


そしてベーシック防振の作業もあるのでドアの内貼りを外します。




内貼りの裏にはフェルトが貼ってあって、最近の国産車の傾向として外から入るロードノイズをフェルトで閉じ込める手法が増えています。



ただフェルトでは入って来たノイズを閉じ込めるだけで、外板裏の鉄板が震えない様にしないと根本的な解決にはなりません。


耳に近い部分から強力なノイズが入るからか、プリウスではドアのレバーの付近に防振材が貼ってあります。



これでは不十分なので防振メタルと防振マットを貼り合わせてドア全体の響きを静め、ロードノイズの進入とスピーカーの音漏れの両方に対してベーシッツク防振は効果があります。


純正の状態では低音の量ばかり出てキレも解像度も悪かった純正の楕円ウーファーがピュアコンを通す事でインピーダンスをコントロールして、ベーシック防振で後ろの余分な響きが無くなって、まるでスピーカーを換えた様な・・ いやトレードインに換えた以上の音になります。




最後にドアの内貼りを閉じたら作業は完了です。





次にケンウッドのナビの音調整画面を出して音設定を行います。



色々な音に特徴を付ける機能がありますが、どれも音がわざとらしくなるのでオフにします。


付いているスピーカーの種類の設定を入れますが、防振がしてあってピュアコンも入っているので実際のサイズを入れても音がピークにはなりません。



耳を頼りに一番自然な音になる様に設定して、実際のサイズの値と聴き比べましたが、やはりここは逆らった方が良い結果になりました。


最後にイコライザーの調整を行いましたが、ノーマルEQとナチュラルEQという設定があって、「これは何?」と思いわざと変なパターンを入れて音の特徴の違いを確かめました。



結局違いはイコライザーの上げ下げの幅、つまりQを変えていて、結局ナチュラルEQを使って音調整を行って出庫して、音の仕上りにはお客様に大変喜んで頂きました。


ベーシックパッケージはノーマルスピーカーをベースにしたシステムですが、これでトレードインスピーカーよりもちょっと音がいいというレベルではこれだけの人気が出るはずも無く、「全くジャンルの違う音の良さ!」と多くのお客様から喜んで頂いているので息の長いヒット商品になっています。
Posted at 2015/05/17 09:42:19 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年05月16日 イイね!

福岡店の定休日の変更のお知らせ


福岡店の定休日の変更のお知らせです。


現在サウンドピュアディオ福岡店は毎週火曜日を定休日とさせて頂いていますが、まことに勝手ながら来週より火曜日と水曜日の週休2日とさせて頂きます。


理由につきましては現在発売しているピュアディオブランドのオリジナル商品のISP-130・ATX-25の最終組み立て工程と防振メタルの組み立て、セメントコーティング材の練り込み、SKY3のスピーカーケーブルの末端の焼き入れなどの製作業務が必要な製品が増えていて、その製作を宇部店と福岡店のピットで分配して行っていましたが別々に作ると効率が悪く、需要の伸びに追いつけなく常に欠品の一歩手前で、やっと納期に間に合っているというのが現状です。


今後は水曜日は宇部店で製作物を集中的に作る日として、福岡店のスタッフは宇部店へ移動して合同で製作を行うという事となり、誠に勝手ながら福岡店は火曜・水曜の週休2日とさせて頂く事となりました。

なお宇部店と札幌店はこれまでどおり毎週火曜日が定休日で、水曜日が祝日の場合は福岡店は営業させて頂きます。


また福岡店のスタッフは水曜日には宇部店におりますのでお急ぎの方は宇部店までご連絡下さい。


福岡店のお客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い致します。
Posted at 2015/05/16 14:49:37 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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