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ピュアディオいがわのブログ一覧

2015年08月24日 イイね!

マツダ・CXー3 音質と静粛性をアップ


今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からマツダのCX-3です。





全車マツダコネクトの専用ナビオーディオ付のお車で・・




以前ツイーターとピュアコンをプラスするベーシックパッケージを取り付けて頂いていました。




BOSEの低インピーダンスのプレミアムサウンド車で、普通にスピーカー交換などのシステムアップが出来ない車種です。






今回は2度目の入庫で、ドアの外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせて貼るベーシック防振の施工を追加で行いました。





スピーカーを外して裏を見ると何も貼ってない状態で、スピーカーのエネルギーが外に漏れていたのを防振材でしっかり受け止めます。





フロントドアだけでなくリアドアもベーシック防振の施工を行いました。





こちらは音質アップよりも静粛性アップの効果が大きく、静粛性が上がるとあまりボリュームを上げなくても音楽が楽しめるから、結局音質アップにつながります。






CX-3はドアポケットのプラスチックの鳴りが気になるのでここの裏に多重構造の防振メタルを貼って微細な響きを静めます。








完成後にエンジンをかけて音楽を再生したら低音にハリが出ているのと同時に量感も増したので、今までよりも1クリック低音を下げてンバランスを取りました。



最近のマツダ車はドアのサービスホールがプラスチックで覆われている車が多いので、従来のサービスホールにブジルゴムを貼る防振はほぼ効き目がありません。

外板裏を重点的に固めるベーシック防振が有効な手段となりす。





追伸

防振作業を行う時にCX-3のBOSEのウーファーユニットを外したのでインピーダンス測定を行いました。



1キロヘルツと120ヘルツの2カ所しか測定出来ない測定器で1キロヘルツ基準で測ると3・34オームを表示しました。



ボーズ車は2オームと言っていながら3オーム以上あると思われた方もあるかも知れませんが、測定器を小数点以下まで連続可変で測れる測定機に替えて400ヘルツで測定したら2・35オームを示しましたから2オームユニット言ってもいいでしょう。



この様にインピーダンスは測定する周波数で変わり、得意な周波数ではほぼ基準通りの値を示し、不得意な音域では高い値を示す傾向にあります。


それを踏まえた上で音質改善を行うのがベーシックパッケージです。
Posted at 2015/08/24 10:41:29 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年08月23日 イイね!

ホンダ・Nボックススラッシュ サウンドマッピング車の音質アップ


今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業からホンダのNボックス・スラッシュです。





テレビのCMでおなじみのサウンドマッピングのプレミアムサウンド付のお車で、今回はベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行いました。



ドアの上部に最初からツイーターが装着されていて、車両アンプからミッドとツイーターは別々に周波数帯域が制限されて送られて来ています。



リアのサイドにもミッドとツイーターが付いています。






センターコンソールの下にはエンクロージャーにフォステックスのマークが付いたウーファーが付いています。





ナビオーディオはホンダのディーラーオプションのギャザーズで、お客様はすぐ横から聴こえる広がりの無いツイーターの音と、量だけ出ているキレの無い低音に不満を持たれて来店されました。






まずは純正のツイーターを鳴らない様にして、ダッシュにスタンドを使って角度を付けたピュアディオブランドのATX-25を取り付けました。





ツイーターの信号にフルレンジではなくて帯域制限がかかっているので、一度ホーム用のスピーカーで音を確かめてからどの値のピュアコンを入れるか予想をします。






通常のホンダのNシリーズで使う値とは別なピュアコンを選びますが、現行のブラックボックスのストッツクの値では合わないので専用設計で一から回路を起こしました。







次にドアの防振作業にかかりましたが、軽自動車にしてはゴムが貼ってあったり・・





フェルトが貼ってあったりと至れり尽くせりで、サウンドマッピング用の標準の防振にプラスして、ディーラーオプションの『ピュア・サウンド・ブース』という防振もプラスしてありました。






その防振の中でもスピーカーの周りに貼ってあるスポンジが音がボワボワする原因で、入庫の前の日に降った大雨でスポンジに水が大量に浸み込んでいたので、ここは外す事にしました。






Nボックス・スラッシュのドアの外板は通常のNボックスよりも構造が入り組んでいて、その入り組んだ隙間に防振メタルを貼ってドアが震えるのを防ぎました。





予想では低音がタイトに鳴ると思っていたのが、メタルで音が外に漏れなくなって、更に低音の量が増しました。



ドアスピーカーの低音とウーファーの低音が同じ周波数がかなり広い範囲で重なっていて、それが原因でユニットが一生懸命動いている割には音を体に感じる事が出来ません。


かぶっている周波数にピュアコンのパーツで制限をかける事によってより効率良く鳴らし、あまりボリュームを上げていない割りには音を体感出来て、音のレスポンスも良くなりました。


文章で書けば直ぐですが、音を合わせるのに何度もパーツの交換を行って、量と切れ味とどこで折り合いを付けるか比較を繰り返しました。



Nボックス・スラッシュのお客様は自分が直接会った事のあるアーティストさんのファンで、8月13日に福岡で行われたコンサートに行かれていて、コンサートホールのPAの音を聴かれているので、実際の生の声とPAの中間ぐらいの音になる様にセッティングを行いました。



実は13日のコンサートは自分も行きたかったのですが、ちょうどコンサートが始まる時間に福岡空港を新千歳に向かって出発しないといけなかったので聴きに行けませんでした。


その方のライブDVDが入っていて、CDの音とDVDの音の両方で調整を行いました。



最初に音色を合わせて最後にイコライザーで各周波数のレベルを合わせてNボックス・スラッシュのサウンドマッピング車は完成しました。




普通車ではプレミアムサウンド車は以前からありますが、軽自動車でマルチアンプのプレミアムサウンド車が出るとは予想もしていませんでした。


純正で満足出来ない部分をベーシックパッケージや防振でアップさせて、アーティストの本当の声や演奏に少しでも近づけて満足して頂けるサウンドに変身させます。
Posted at 2015/08/23 10:17:39 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年08月21日 イイね!

日産・エクストレイル スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から日産のエクストレイルです。







ディーラーオプションの純正ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行ないました。






まずはドアの内張りと防水シートを外して外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせて貼るベーシック防振の施工を施しました。





先代から外板裏はよく震えるので、ベーシック防振の効果で音質・静粛性共に改善されます。



ナビの内蔵アンプでもパワーが上がった様に感じて、逆にノーマルのドアでパワーアンプを付けた方が無駄に感じる様な改善の効果です。




次にインパネを分解してナビ裏から直接音信号を取り出します。






取り出した音信号はグローブボックス下に取り付けたピュアコンに送って、周波数レンジとインピーダンスなどを現行エクストレイルに合わせてドアスピーカーとツイーターに送ります。



このピュアコンは以前乗られていたお車から移設して来ていて、ブラックボックスはそのまま使用して、外付けのコイルを現行エクストレイル用の物に交換して、更にSSFのオプションユニットをプラスしました。



ツイーターは以前に乗られていたお車から移設して来たJBLの25ミリ外ドームツイーターで、角度を付けてダッシュ上にセットしました。



ベーシックパッケージは脱着工賃と車種に合わせるための一部パーツ交換の費用を支払って頂いたら次のお車で使えるので便利です。




全ての結線と組み立てが終わったらナビオーディオの音調整画面を出して調整を行います。


まずはフェダーを動かしてリアドアから斜め後ろに引っ張られない様にレベルを合わせます。





それからイコライザーを動かして音域ごとの強さを合わせますが、これはクラリオンの画面で、いつもの様にスイスイと合わせて完成です。





ベーシックパッケージなので純正のドアスピーカーはそのまま使っていますが、ピュアコンとオプションでスピーカーの特性は大きく改善してあり、防振でドア自体の響きも変わっているので一般的なスピーカー交換よりも音が良くなっています。




他店よりも音が良くなかったらだれもドアスピーカーそのままのシステムなんか買わないのですが、その真実はデモカーを聴いて頂いたら分かります。
Posted at 2015/08/21 11:20:35 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2015年08月21日 イイね!

最近話題のデザイン盗作みたいな事が


最近話題になっているデザインの盗作疑惑ですが、過去にカーオーディオ業界でも小さなメーカーの新製品の案内文があるビジネス書籍からの文章表現がそのままコピーしてあった事がありました。


カーオーディオの店を経営している人間はビジネス書籍は読んでいないだろうという事を前提にしていたんでしょうが、運悪く自分が何回も読んでいた本で、その上巻のクライマッツクの部分の一番印象に残る部分でしたからもろばれです。


その文章が届いた数日後にその小さなメーカーから試聴をしてほしいと電話がかかって来ましたが、自分は興味が無いからと断りました。


その後も何度か電話がありましたが断り続けて、そんな文章を盗用する所の物は信用出来ないと思っていたらそのうちその会社は無くなっていました。



盗作する人間の根元は「どうせだれも見ていないだろう。」からでしょうが、以外と見てる人は見ています。




最後におまけの画像です。



盗作ではないかと言われている作品の盗作の勝手な盗用です。
Posted at 2015/08/21 09:31:22 | トラックバック(0) | 日記
2015年08月20日 イイね!

アンプとハイローコンバーターのチューニングを


今日は宇部店から書き込んでいますが、現在の天候は小雨です。





宇部店の店頭ではカロッツェリアのPRS-A900とピュアディオチューンのアンプの聴き比べが出来る様になっています。





メーカーから出荷されたアンプを分解して・・




入力段の小さい基盤と出力段の大きい基盤を取り出して、あたりのいい基盤だけを選んでそこからパーツ交換やハンダ付けのやり直しを行なってどんどん音を良くして行きます。



あたりのいい基盤だけを集めると残りのそうでない基盤があまりますが、それは販売する事はありません。


よくお客様から「そんなに無理して安いアンプをチューニングしなくても最初から高いアンプを売った方がいいんじゃないですか?」と聞かれますが、高いアンプは主義主張の強いクセのある物が多いのと、最近の車は充電制御して燃費を上げているので、アンプに回せる電気が少ないので安い電気を食わないアンプをチューニングして音の通りを良くして、それで音質を上げる事がベストと考えて今の手法を考えました。


最初はフロント2CH用のアンプのチューニングから始まって、現在はお客様のご要望に応えてウーファー用アンプのチューニングも始めました。



こちらは放熱の関係があって入力段から出力段まで横長の大きな基盤一枚で構成されていますが・・



メーカーの販売価格に合わせてコストの安い小さいパーツが使ってあるので、それを取り外し・・





コストがかかった大き目の高級パーツに交換して低歪でレスポンスを上がった音にします。





基盤の裏のハンダ付けもノーマルの濁った安いハンダから・・





100ヶ所以上高級なハンダに差し替えて音のヌケを良くしています。



ただハンダ付けするだけでなく、1ヶ所1ヶ所エアーで急冷却をかけてパーツに熱がこもらない様にしているので、1台チューニングするのにまるまる1日かかります。


最近では助手を横に付けて、急冷却は助手にしてもらったら楽になるかな?と考え始めています。



チューニングのパワーアンプがどんどん売れると同時に需要が増えるのがオーディオテクニカのハイローコンバーターをバラバラにしてチューニングして販売しているこのコンバーターです。



現在の取り付けではアンプを3台の車に取り付ければ、そのうち2台はRCAの出力が付いていないナビオーディオなので、急激に需要が伸びています。



元々4CHの物の内側2レーンのパーツを取り外し、大型のパーツへの交換と左右のセパレーションアップで通常のハイローコンバーターでは再生出来ない音質を表現します。



パーツを外しただけでなく、中のプリント基板の銅箔に切り込みを入れて、余計な方向に連流が流れない様にしてあります。


ケースや基盤を一から起こすとコストがかかるために、既にある既存の商品に手を加える事で同じ音質でも割安に販売出来るためにメーカー品に手を加えるという手法を取っています。


一度ロスした音信号は後でメリハリを付ける事は出来ても音の新鮮さは付け足す事が出来ないので、チューニングの作業は良い音造りには重要な工程です。

Posted at 2015/08/20 11:10:56 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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