自分が小学生か中学生ぐらいの時に『母をたずねて三千里』というアニメがありましたが、それが『カルピスこども名作劇場』だったのか、『ハウスこども劇場』のどちらだったかはよく覚えていません。
別に三千里も移動した訳ではありませんが、最近代車兼デモカーの白いフィットにに履かせるスタットレスタイヤを探して、半日以上さまよいました。
カー用品店を探すと1店目では175・70・15のスタットレス自体が在庫が無くて、2店目でやっとそのサイズを見つけたら、以前にノート用で買った185・70・14より明らかに値段が高くて、5千円ぐらいならまだしも1万5千円から2万円は高くて、需要と供給の需要側が多いからかこちらから声がけしないと接客もしてくれず、以前「ノート用と軽自動車用の2台分を買いたい。」と言った時など、「2台同時だと更に値引きさせて頂きます。」とかなり弱気だったのが、「うーん、過去の値段と違い過ぎて買う気になれない。」と数店をを回って、やはりフィット用の175・70・14が引き合いが多いらしく、どこも「早くしないと売り切れますよ。」と値引き交渉どころの話ではありませんでした。
ただ「会社の車で経費で買うから、この価格でないと。」というと、ほとんどの店でチェーン店ブランドの品を勧めて来て、それだと希望価格を下回り、「お客様が乗られる車だから国産大手ブランドでないと・・」と思いながら、大手ブランドで安くなる所を探しました。
こんな時間を使うのなら早めに言い値で買った方が違う仕事が出来るのですが、「去年まではこんな値段ではなかった。」というのがあって納得出来ず、ヨコハマブランドをやや下げてくれた店でフィット用のスタットレスを買いました。
ちなみに札幌店の代車は全てブリジストンのブリザックを履かせていて、コストがかかってもそこは雪国仕様でけちらず、宇部店と福岡店は一部のスタットレスタイヤが必要な地域の方用に3台に1台の割合でスタットレスタイヤを履かせていますが、今シーズンは九州・山口でも大雪が降るかも知れないので、3台中2台まで装着比率を上げようと思っています。
宇部店と福岡店の移動で使っているアウトランダーは昨シーズンは夏タイヤのままで過ごしましたが、今年は宇部店の隣のカタヤマタイヤさんで交換する予定で、現在持ちがロングでぎゅっと効くダンロップのスタットレスを注文していて、月末に届くの待っている状態です。
もう1台宇部店と福岡店の移動で使っているノートeパワーは以量販店が弱気だった頃に買ったスタットレスがあって、月曜日に履き替えて福岡店に持って行きました。
eパワーも最初は珍しくて、「買う参考にしたいから乗ってみたい。」と言われるお客様が多かったのですが、最近は落ち着いて来たので福岡店に置いておいて、片道新幹線で移動した時の足にします。
この大きさは放送局に行く時にちょうど良い大きさで、アウトランダーやBMWだと駐車場に苦労する事があるので、サーッと行って、スパッと止められる手頃なサイズで重宝しています。
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、ベンツのCクラスクーペです。
全車異型パネルの専用ナビオーディオ付き車で、ベーシックパッケージの取り付けと、オプションを2つプラスした作業を行いました。
現行のCクラスはドアの上部に小型スピーカーが付いていて、低音はグローブボックス下のウーファーで鳴らしています。
ドアの9センチサイズのスピーカーは裏に付いている100マイクロのコンデンサで下限周波数を決定しています。
しかしここの精度が悪くて、プラス2本・マイナス2本の4極測定を行なうと約90マイクロしか表示しなくて、これでは想定しているほどの中低音が得られません。
そこでベーシックパッケージでは下限周波数をグローブボックス下に設置するピュアコンで行い、上限周波数にも制限を加えて中音のみにして、後付けツイーターで高音域を鳴らす様に改善します。
普通コイルが2個のピュアコンも、モノラルのウーファーの上限周波数を決めるためのコイルをプラスして、ベンツCクラス用では3個並んでいます。
ツイーターはダッシュ上にスタンドで角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて上質な高音を再生します。
純正のミラー裏のツイーター位置はデザインはスッキリしているのですが、向きが悪いのとグリルのひかかりがあって、ツイーターレベルを高めにして周波数レンジを広げないと同じ音量が得られません。
ただし、同じ音量が得られても同じ音質は得られず、下限周波数を伸ばして失われた音を足したとしても、上限周波数はネットワーク回路では伸ばせないので、このダッシュの位置が伸びが良くて自然な高音が再生出来るとうい訳です。
ここまでがベーシックパッケージの作業で、それにオプションのドアの外板裏のベーシック防振の作業を行いました。
ドアを開けた時に同時に車室内からPSTのスピーカーケーブルをひいて来て、より低ロスで音を送る様にしました。
ドアスピーカーは純正からJBLのGX302に交換して、グリルの内側からオレンジの輝きが見えています。
GX302は価格が安い割りに音質が良くて人気の商品で、今後はモデル名が変わって価格が1・5倍になる前に在庫を買い込んでいるので、もうしばらくは従来の価格で販売出来ます。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、CDを複数枚再生してしてエージングと調整を行います。
現行Eクラスはここにプレイヤーが無くなったのに、Cクラスはまだプレイヤーが付いているので助かります。
Cクラスの純正オーディオの3トーンの調整は、ここを1クリック動かしただけで音の新鮮さが失われていたのですが、年次変更のせいかここを動かしても今までほどの変化が無くて、デッキ裏にあったパワーアンプの位置も変更になっていました。
パワーアンプの位置が変更になった時点で音も僅かに傾向が変わっていて、これまでのピュアコンだとやや高音が強く聴こえたので、ピュアコンのパーツの値をあれこれと交換して、アンプ別体の仕様で最も音が生っぽくなる様に変更しました。
パーツの組み換えを行なうと、生音ぽく聴こえる組み合わせと、音の効率が高くてより大きな音で聴こえるポイントが何故か一緒で、結果的に低音は1クリック下げた方が自然だったので、3トーンの1ヶ所を1クリック下げた所で調整を終了しました。
ベーシックパッケージの魅力は年次変更やマイナーチェンジの僅かな純正側の変更にも、常に最適な値のパーツを取り付けて、最高のコストパフォーマンスで正確な音をお届け出来る事です。
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、スバルの新型インプレッサです。
スバル純正のパネル一体型ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取り付けを行ないました。
先代の16センチ丸型から楕円のスピーカーに変わって、発売当時はドア内にエアバックのセンサーがあるからディーラー以外でスピーカー交換してはいけないとか、デッドニングをしてはいけないという話がありましたが、そんな縛りがあるのなら買わないという人が多かったから最近はあまりそういう話を聞かなくなりました。
そうは言ってもエアバックのセンサーに影響を与えてはいけないので、サウンドピュアディオでは同じ様なドアの構造の30系プリウスを購入して、ここは触るけれどここは触らないというガイドラインを作っています。
ドアの内張りを外して、センサーの位置を確かめて防振作業を行います。
メンテナンス等に問題無い位置に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、インナーバッフルでスピーカーを取り付けました。
スピーカーは以前のお車でお使いだったピュアディオブランドのZSPの限定品を移設して来て、LTD15が発売される数年前にテストで30セットほど少量生産したモデルです。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU6を取り付けました。
純正ナビから取り出した音はグローブボックス下に取り付けるピュアコンに送って、周波数幅とインピーダンスとレベルをコントロールしてドアスピーカーにります。
限定ミッドをインナーで新型インプレッサに取り付けるのは初めてなので、あれこれとパーツを交換して特性を変えて、音を追い込みました。
純正ナビはパナソニック製で、調整内容はこれまでに何度も調整して慣れた内容でした。
ただイコライザーパターンをメモリーするとやや音が抑圧される傾向にあるので、そこを考慮してメモリーする前に気持ち勢いを付けてからメモリーして、それで勢いが付き過ぎていたらまた違うパターンをメモリしてを何回か繰り返して、一番生音に近いポイントを見つけました。
リピーターのお客様ですが、わざわざ広島県福山市からお越し頂いていて、週末にお預かりして次の週末に納車させて頂くスケジュールで作業を行いました。
遠方よりのご来店ありがとうございました。
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |
![]() |
スバル フォレスター ○ |
![]() |
スバル レヴォーグ サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ... |