今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、フォルクスワーゲンのゴルフⅦGTIです。
以前にATX-30Jツイーターを使用したベーシックのWパッケージを取り付けて頂いていて、今回はフロントのセメントコーティングとリアドアのベーシック防振を追加するために再入庫となりました。
ゴルフⅦのベーシック防振は外板裏とインナーパネルとドアポケットの3カ所に分散して行っていて、主に響く部分をピンポイントで抑えています。
追加の防振のために内張を取り外すと、裏に吸音フェルトが貼ってあり、これを一度外して作業を行います。
内張裏はツルツルで、ここに粗目を付ける下処理を行ってから塗り込みを行って、塗るのにも時間がかかりますが、それ以上に下地を作る方も時間がかかっています。
意図的に厚い部分と薄い部分をランダムに作って、振動がとどまって消える様にしています。
吸音フェルトと消える周波数をずらしてあるので、これまで取れなかった周波数の内張に付帯する嫌な部分が消えて、静粛性アップと音質アップと、更に断熱性もアップします。
2年前のちょうど今頃レヴォーグのデモカーを購入して、納車されたその日に散髪に行って、1時間半ほど運転席側に西日が当たる状態で駐車していたら、やたらドアの内張からモヤモヤと熱が伝わって来て、「ノーマルの内張ってこんなに熱が入って来るの?」と驚いた事がありますが、夏の暑い時期と冬の寒い時期には、セメントコーティングの断熱性の良さが分かります。
続いてリアドアのベーシック防振の作業を行い、まずは外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて・・
インナーパネルにも防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
ドアポケット裏にも防振メタルを貼って、トータルでリアドアの響きを抑えました。
そしてフロントドアがベーシック防振プラスセメントコーティングとなって、リアドアはベーシック防振で、ゴルフⅦGTIはかなりプレミアム性の高い特別な1台に仕上がりました。
月曜日の夜に日本テレビ系でしゃべくり007という番組を放送していて、この前の月曜日はスペシャル版で、ギタリリストでボーカリストのMIYAVIさん親子がゲストで出演されていました。
MIYAVIさん親子はバラエティー初登場だそうです。
MIYAVIさんは指だけでギターを弾く独特の演奏で、サムライギタリストとして世界で活躍されていて、うちの専務がで大ファンで東京まで演奏を聴きに行った事もあります。
自分と親しい三味線プレイヤーの上妻宏光さんとも何度も共演されていて、以前『サウンドピュアディオプレゼンツ 音解(オトトキ)』に出演して頂きました。
7月の音解傑作選では、2週目と3週目にMIYAVIさんの回を放送して、タイミング的にそれからしばらくしてしゃべくり007への出演だったので、お客様から「事前に出られると分かっていたのですか?」と聞かれましたが、全く知らずに内容が良かったので是非放送したいという事で2週連続の放送となりました。
当初は1回の放送予定だったのを、編集でトークをカットするのはあまりにもったいないと、スポンサーの判断で音楽性を重視して延長して2週間連続放送となりました。
その中でも二人の娘さんの話もかなり出ていて、音解の放送を聞かれた方でしゃべくり007を見られた方はかなり分かりやすかったのではないでしょうか。
音楽の面白い所、深い所をコンサートのMCでも話さないレベルまで聞き出すのがサウンドピュアディオの音楽番組で、今回それぞれの放送が近かったので、とてもインパクトがありました。
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタの新型ハリアーです。
新型がもう納車されているので、お客様に「いつ注文されたのですか?」とお聞きしたところ、「カタログが出来る前に注文していました。」と答えられて、「やっぱり。」と思いました。
システムはJBLのプレミアムサウンドで、画面は工場装着の前のモデルよりも横幅が大きくなって、エアコンの表示も出る様になっています。
スピーカーは先代モデルのダッシュのスコーカーがコアキシャルになっていたところから、ピラーの根元にツイーターが独立しました。
ドアスピーカーはオレンジのエッジの16センチサイズは先代モデルから同様で、外板裏には防振材が貼ってないので、前後のドアにべーシック防振の施工を施しました。
そして前後のドアの内張にはセメントコーティングの施工を行って、音質だけでなく静粛性と断熱性を上げたドアとなり、ハリアーのプレミアム感を更にアップさせました。
ピラー根元の純正スピーカーは鳴らさず、ダッシュのスコーカーとドアのウーファーはそのまま使用して、ピュアディオブランドのATX-30Jを使用して3WAY構成として鳴らしています。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、ピュアコンをあれこれと交換してJBLサウンド車に音が合う様にマッチングを取りましたが、最終的に新型ハリアーのJBLサウンド車専用のブラックボックスを新たに開発しました。
音調整は低・中・高音の3トーンと、フェダーの4カ所を動かして、それでもこれまでのピュアコンでは足らない所があったので、専用設計のブラックボックスで対応しました。
ノーマルの3WAYの音を先に聴いてから開発にかかりましたが、今回のJBL仕様は低音ばかり強く中高音の量もクオリティーも不足気味で、方ドア2面の防振も加えて真のプレミアムカーとして、特別な一台に仕上がりました。
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