今朝起きてカレンダーを見たら9月10日で、「1か月後の10月10日が開業記念日で、今年は開業40周年か。」と思っていて、「9月10日という日は何かあったな?」と・・
あーっ!今日は結婚記念日でした。
これまで結婚記念日を忘れて、数日後に過ぎた事を気付いた事もあり、9月の上旬は台風が来たりしてバタバタしていて忘れている事もありました。
長男が32歳になったので、逆算すると34年となります。
34年前は何をしていたかと思い出すと、当時はホームオーディオが完全なピークトレンドになっていて、メーカーが強くて簡単に商品を卸してくれない状態で、「うちの商品を扱いたかったらこのぐらいは展示してもらわないと!」と言われて、そんなお金が無いから諦めていて、カーオーディオはこれからピークトレンドになる直前で、「カーオーディオに力を入れるしかないか・・」と消極的に感じていたら、あっという間にホームオーディオがダウントレンドに突入して来ました。
ダウントレンドになった理由は、オーディオ評論家の先生を使ってセミナーや何かで盛り上げて、クセの強い音の高額商品を販売していたのが祟って、段々ホームオーディオはマニアだけのもの的な流れになって来て、ユーザー離れを起こしたからと言われていて、そういえば結婚してしばらくしたら一度ダイヤトーンブランドが休止しました。
そこでホームオーディオで甘い汁を吸えなくなって来たオーディオ評論家がカーオーディオの評論を始めて、カーオーディオは空前のピークトレンドとなりました。
ただこういうトレンドの作り方はやはりホームオーディオと同じピークが出来ても次にはダウントレンドがやって来て、そうするともう元には戻せないというのが何故分からなかったんだろうと、1990年代は思っていました。
結婚した当時はタイムアライメントがまだ無かったので、カー用のスピーカーもまだクセの無い銘柄も多く有って、それが1990年代の後半になってタイムアライメントが普及して来たら、それにスピーカーを合わせたスピーカーが増えて来て、段々自分が販売したいスピーカーが減って来ました。
34年前を振り返ると、ホームオーディオもカーオーディオも激変していた時代だったんだなと、しみじみと思い出しました。
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、ダイハツのハイゼットトラックです。
ディーラー装着のアルパイン製のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、パワードのサブウーファーの取付を行いました。
ハイゼットトラックはドアスピーカーが付いておらず、ダッシュ上に10センチのスピーカーが付いています。
10センチスピーカーはピュアコンでバッサリ高音域をカットして、ピュアディオブランドのアップグレードツイーター・ATX-30Jを使っていつもより広いレンジを確保して、更に純正10センチの下の方の周波数もピュアコンでカットして、中音域のみの再生にしています。
低音域は運転席シート後ろに取り付けたミューディメイションのサブウーファーで再生して、車1台で3WAYの構成となっています。
グローブボックス下のピュアコンは合計7ピース構成で、通常の4ピース構成にパワードウーファー対応用のパーツと右のスピーカーが運転席から近いのでアッテネーターを追加しています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらアルパイン製のナビの調整で、まずは音に勢いを付けるメディアエクスパンダーはオフにして、滑らかで自然な音にします。
いつもは全てゼロにしているタイムコレクションの機能を、今回はスピーカーの配列がいつもとは違って、なかなかまとまらなかったので、ちょっとオンにして使ってみると・・
驚くほど音の定位がまとまるではありませんか!
ただハイゼット・トラックのお客様はあるボーカルの方のファンで、何度もイベントに参加して生声を知っておられる方で、他の車もピュアディオ仕様にしてあるので、タイムコレクションをゼロにして、音色重視で再び調整し直す事にしました。
ところがゼロにして調整しようとしたら、耳がタイムコレクションに慣れてしまって、音色重視の調整に支障が出てしまい、一度スタジオモニターの音を聴きながらしばらく他の作業を行って、そちらの音に耳が慣れるまで時間を取って、それから再びハイゼット・トラックの調整に入りました。
アルパインのナビはパナメトリック式という動かす周波数を1バンドあたり4つぐらいから選んで、それから動かす幅を選んで、そこから上下させるというややこしいやり方で、グラフィック式に比べれば調整時間がかかりますが、グラフィックでは調整し難い層の調整も可能です。
時間をかけて調整して、更にプリセットして再び再生画面に戻って音を確認してを繰り返して音を追い込みました。
タイムコレクションを使った実験をしなかったらもっと早く調整が終わっていましたが、今回は納期に余裕があったので、一度使ったらどうなるかやってみたら、簡単に定位が合うというメリットがありながらも、本来の生音・生声からは音色がズレて来て、更に耳が慣れると普通の音が物足りなくなるというのが分かりました。
サウンドピュアディオに来店される方の多くはアーティストさんのファンクラブに入っておられる方が多く、ファンクラブイベントで本人の生声を知っておられる方に音造りを合わせているので、業界のトレンドの音とは全く手法の音の鳴らし方をしています。
追伸
今回のアルパインのナビは調整時に使っていたら、楽曲に対してジャンルが表記される機能が付いていました。
ドナルド・フェイゲンのIGYが『ポップ&フォーク』で、「少し違う様な?」と思っていたら・・
上妻宏光さんのビームスが『歌謡曲、演歌&日本伝統音楽』になっていて、「最初の歌謡曲、演歌とは違う様な?」と、思いながら見ていました。
最近はBMW7シリーズに乗っている事が多く、タイヤがちびてきて大雨の日が心配なので、宇部店の隣のカタヤマタイヤさんで交換する事にしました。
隣に運ばれて行ってジャッキで上げられて、タイヤの外れた状態になりました。
純正タイヤはポテンザのS001のランフラットタイヤで、同じ銘柄に交換だとかなり高かったので、約10万円安いダンロップのビューロVE304に交換しました。
本当はこんなに薄いタイヤはいらないのですが、18インチ付の7シリーズはほとんど日本入っていないので、20インチ付のMスポーツにしましたが、まさかタイヤ交換でこんなにお金がかかるとは思いませんでした。
フロントが245・40・20で、リアは275・35・20です。
交換して直ぐに国道190号まで出て少し走ったら、まずポテンザに比べてロードノイズが静かで、グリップはそこそこあるので不満は感じず、逆にやわやわのエアサス車にはこちらの方がマッチングが良いのでは、というコーナリングでした。
乗り心地と静かさがアップして、それでいて値段も標準タイヤより安くて、良い事だらけです。
ランフラットでは無くなったのでパンク修理材を積んでおくぐらいで、オーディオ的にもロングドライブの疲れにもプラスの方向で、良い買い物をしたと満足しています。
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのヴェルファイアです。
工場装着のナビオーディオと、車両アンプ付きのJBLサウンド仕様のお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
JBLのマーク付きのこの仕様は、スピーカーにそれぞれ帯域制限がかかった音信号が送られて来ているので、後付けの製品が付けにくくなっていますが、ピュアディオでは専用設計のパッケージで対応しています。
まずはドアの内張を外して、外板裏にベーシック防振の施工を行います。
ドアスピーカーはオレンジのスポンジが周りに付いた縦に楕円のウーファーで、車両アンプからは低音のみが送られて来ています。
ダッシュにはオレンジのスポンジが付いたスコーカーサイズのコアキシャルスピーカーが付いていて、両サイドとセンターの合計3カ所から中高音が鳴っていて、こちらは車輛アンプから中高音のみが送られて来ています。
ベーシックパッケージを取り付けるための手順書を持って来て、書いてある必要なケーブルの長さをカットして、色分けして必要な端子を取り付けて車内に持ち込みます。
両サイドのコアキシャルスピーカーはピュアコンで高音域を下げて、グリルの手前にピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、グリルの影響とガラスの反射をしない状態で上質な高音を再生させます。
グローブボックス下にMDF板を敷いて、その上にピュアコンの4点セットを取り付けます。
小さなコイルは空のボビンに一から輸入物の高級な銅線を巻あげて、少ない巻き数ながら正確な測定を行って、絶妙な音のつなぎを表現しています。
ベーシックパッケージを装着するとステレオ効果が増して、センタースピーカーのモノラル成分をプラスしている量を減らす必要が出て来て、アッテネーター回路を入れてセンターのレベルを適正化します。
全ての結線が終わったら純正ナビの音調整を行います。
ベーシック防振の効果でドアからの低音がアップしているので、3トーンのミッドとトレブルをプラスいて、全体のバランスを取りました。
JBLサウンド車はブランドイメージの割に音がいま一つと不満を持たれる方が多く、ベーシックのWパッケージを装着したら音質と体感音圧がアップして、プレミアム感が増したヴェルファイアへと変身しました。
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