今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのアルトラパンです。
リアドアは外板裏に共振点を変えた2種類の防振マットと、多重構造の防振メタルを貼り合わせて、ドアが重たくならない割に効果的な防振を行います。
更に内張の裏にはセメントコーティングの施工を行って、静粛性と断熱性をアップさせています。
リアのハッチの裏には金属シートを貼り付けて、Aピラーの内張裏にもセメントコーティングを行い、かなり静粛性を高めたラパンとなりました。
フロントドアのサービスホールを塞ぐ防振は終わっていましたが、金属シートの切り口全てにシリコンを塗って、湿気などで剥がれが起きない様に対策を行いました。
そしてドアスピーカーをJBLに交換するために、車室内からピュアディオブランドのPSTの全音域タイプをひいて来ます。
ダッシュ上のATXー25ツイーターには同じPSTケーブルでも赤みがかかった高音域用モデルを使用しており、高音域しか通さない部分には同じコストでも音質が上がる様に工夫してあります。
ドアには16・5センチのGX600Cのミッドを取り付けて、純正スピーカーを使用していた時に比べたら、ミッドの上限周波数を伸ばして、ツイーターの下限周波数は減らして、中音域に近い高音はミッド側で鳴らす様に設定しました。
ピュアコンのブラックボックスとコイルの数値を変えるとそれぞれの周波数レンジとインピーダンスが変わって、同じ周波数レンジでもツイーター用のコンデンサとコイルの比率をコンデンサ多めだとインピーダンスが低くなってシャープな音になり、コイルの方を多めにするとゆったりとした艶のある音になり、実際に自分がお会いして生声・生音を聴いたアーティストさんのCDを使って、元の音色に近くなる様にパーツの比率を決めています。
最後にナビのイコライザー設定をベーシックパッケージ用から、GX600C用に合わせ変えました。
16・5センチの薄型スピーカーなのに、防振やピュアコンで効率が高くなっているので、低音域を下げ気味でも十分音楽を体感出来きて、更に中高音域は全くイコライザーに頼らなくてもスムーズに実際の音色に近い音で再生されています。
今日は12月24日のクリスマスイブで、夜はどこも混むだろうから外食は諦めて、スーパーで何か買って食べようと思っています。
1990年代の前半は若い方が乗られる車はデートカーと呼ばれている、ホンダ・プレリュードや日産シルビアなどが多く入庫して、12月23日までにオーディオを仕上げて欲しいという要望が多かった記憶があります。
1980年代のクリスマスイブは90年代と違って、クリスマスイブは友達と集まってワイワイというクリスマスパーティーが当たり前で、その時はディスコミュージックのノンストップミックスをプレイする仕事が沢山ありました。
その仕事が90年代になるととんと無くなり、代わりにイブのドライブのBGMを良い音でという需要が異常に増えて来ました。
その時代の移り変わりはTBSの『クリスマスイブ』というドラマがきっかけで、仙道敦子さんと吉田栄作さん主演のドラマが放送された年からが明らかに『イブは恋人と過ごす』に変わってしましました。
さらにそこから2年後には唐沢寿明さん・清水美沙さん主演で福山雅治も出演されたTBSの『ホームワーク』はタイトルにクリスマスの文字が入っていないものの、主題歌が稲垣潤一さんの『クリスマス・イブの頃には』で、これでクリスマス・イブは恋人と過ごす日が日本で定着して、友達と集まってワイワイは完全にトレンドではなくなりました。
今年はそもそもコロナで大勢でワイワイが出来ないのですが、80年代から90年代の友達と過ごすから恋人と過ごすに変えてしまったトレンディードラマと言われたテレビの力は強かったんだな、と改めて感じました。
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