今日ピットで何気なく入庫している車のタイヤをふと見たら、メーカーがグッドイヤーでした。
銘柄を見たらベクター4シーズンズではありませんか!
福岡県とか山口県はめったに雪が降りませんから、1セットで1年使えるというのはありがたいです。
現在のサウンドピュアディオの代車のタイヤは、新車のエコタイヤは2万7千キロぐらいでダンロップのルマンVに替えていて、その時にベクター4シーズンズにするか何度も迷いました。
後からスタットレスタイヤを買う事を考えたら4シーズンズの方が安いのですが、一度に出費が増えるのと、このタイヤを履いた車を乗った事が無いので、どうしても思い切れませんでした。
M+Sと書いてあるので、マッド&スノーという意味で冬タイヤ規制にひかからないでしょう。
めちゃめちゃ気になるタイヤです。
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのアイシスです。
クラリオンのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、今まで何回か入庫して頂いていて、今回はシステムアップを行いました。
最初にJBLのP560のツイーターを使ったベーシックパッケージの取付を行って・・
次にドアスピーカーをインナー取付でISP-130に交換しました。
今回は同じ13センチサイズのピュアディオブランドのZSP-LTD15に交換して、一気にグレードアップとなりました。
グリルの外からも黄色いケブラーコーンが見えて、一目でZSPが付いているのが分かります。
ミッドの性能が上がると低音域が伸びるのと同時に、高音域の方向にもかなり伸びて、グローブボックス下のピュアコンのブラックボックスの値を変えて、ツイーターの周波数レンジを狭くして、ミッド側の中高音の負担を増やして、トータルの音ではかなり余裕を持った鳴らし方となります。
先日福岡店の製作机でピュアコンのツイーターの周波数レンジを決めるコンデンサのハンダ付けをしていて、たまたま作業を覗かれたお客様が、「本当に沢山放熱クリップを付けてハンダ付けしているんですね!」と、驚かれていました。
宇部店はお客様から完全に見えない場所でハンダ付けしていますが、福岡店では半分店番をしながらハンダ付けをしているので、横から覗けば見える場所で作業をしています。
この写真では10本のクリップが付いているからイカクリップと呼んでいて、以前の8本はタコクリップです。
なぜここまでクリップするかというと、ハンダ付けの熱がフィルムコンデンサの中に伝わると、一時的にリアクタンスが上昇して、次に冷えて来るとインダクタンスが下がり出して、最終的には当初の値よりも下がってしまいます。
すると同じコンデンサでもハンダ付けの前とハンダ付けの後と、ハンダ付けしてからしばらくしてからの3つの値が出て来てしまい、細かい音チューニングをしようと思うとその後差が気になり、正確にこの値で動作というのが分かるために8本とか10本のクリップをしていますが、これでも100%値が動かないという事は無いので、かなり素早くハンダ付けして急冷却をかけます。
値のズレ以上に音の透明感に差が出て、熱が加わったコンデンサとそうでない物では、音の粒立ちが違って、市販のネットワークではかなり音が荒く聴こえます。
時間をかけてブラックボックスとコイルの組み合わせを変えて音を追い込みますが、今回オプションのSSFを含んだ6ピース構成で、これらを組み合わせるとかなりのパターンが出来て、その中から最も生音・生声に近い組み合わせを探ります。
いい組み合わせが見つかったらクラリオンのナビの5バンドのイコライザーの、1バンドを1クリック動かしたところで調整を終了しました。
シンプルな構成ですが、スタジオの音に極めて近い音で鳴らせるシステムが完成しました。
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産のNV350キャラバンのキャンピングカーです。
パナソニックのストラーダが装着された状態で入庫となって、スピーカーの取付を行いました。
後ろの空間には天井に換気扇が付いていて、全高が高かったのでピットに入らないので、外で作業を行いました。
家庭用のエアコンが付いていて、リビングの上の側面にJBLのコアキシャルスピーカーを取り付けています。
ドアには方ドア3層のフル防振の施工を加えて、純正スピーカーとはかなり高い位置にアウターバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、ピュアディオ推奨のフロント2WAYのハイエンドスピーカーとなりました。
LTD15とJU60用のピュアコンを足元に組み付けて、ストラーダの音調整と、ピュアコンのコイルの交換を行って音を追い込みます。
ストラーダは最初は全てのスピーカーに100センチのディレイがかかっているのを、全てゼロにしてから音調整に入ります。
ディレイを使えば簡単に音場が作れますが、それは音楽本来の音色とズレて来るので、全てゼロがピュアディオの基準です。
キャラバンの場合は純正のドアスピーカー位置は低すぎて、次にスピーカーの取付け可能な位置がかなり上なので、ミッドからの中高音が耳に入りやすく、最初はイコライザーで耳に付く音域を下げていました。
次にツイーターの周波数レンジを狭くして、足らなくなった部分をイコライザーで上げたのですが、レベル的には合っても音色的には合っていません。
そこでこれだけ棚にストックがあるコイルに無い値のコイルを何個か巻いて当りを探って、イコライザーの上下に頼らなくても自然な音色の音に仕上げる事が出来ました。
キャラバンのお客様は優れたアーティストさんの演奏を身近なスペースで良い環境で聴かれるイベントを企画されておられる方で、実際の音よりも大げさに盛って誤魔化しても直ぐにバレてしまうので、音調整にはかなり慎重になりました。
納車の時には自分が助手席に乗ってご説明しましたが、予想していたよりも良い音だったと喜んで頂けました。
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