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ピュアディオいがわのブログ一覧

2023年02月04日 イイね!

マツダ6 BOSEサウンド車の音質アップ 後編


今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、マツダのマツダ6です。

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マツダコネクトでボーズのプレミアムサウンド車に、JU60ツイーターを使ったプレミアムベーシックと、ドア4枚の防振作業を行いました。

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昨日のブログの続きで、ドア4枚に防振マットと防振メタルを貼り合わせた防振が終わったら、内張を組み付けて電気関係の作業を行いました。

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まずはシート下の車両アンプから音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下に送ります。

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グローブボックス下にはブラックボックス4連のピュアコンを取り付けて・・

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ダッシュの上の純正スコーカーとJU60に音域分配して送っています。

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ドアのBOSEの20センチ薄型ウーファーとダッシュのセンタースピーカーは効率が高すぎるので、アッテネーター回路でインピーダンスを上昇させて音に重みを持たせて、全体のバランスを取りました。

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ピュアコンはアテンザのボーズサウンド車の値を一度入れてみましたが、かなり特性が違うので一から回路を起こして、ある程度バランスが取れて来たところでマツダコネクトのバス・トレブルとフェダーの調整を行いました。

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出来上がったピュアコンを何度もカスタマイズしていき、音を追い込んでいくと、調整項目の中のボーズセンターポイントを入れるか入れないかで音の素直さと定位感のどちらを選ぶか迷って、最終的にはお客様に選んで頂く事にして調整を終了しました。

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アテンザのボーズ仕様は大きく分けて3種類あって、その後期型からマツダ6では更に改善されていて、純正システムの特性が変わる度にピュアコンの内容を変えて対応して来ました。


自動車メーカーのプレミアムサウンド車が増える度にサウンドピュアディオのインピーダンス変換技術が注目されて来て、現在ではピットに入庫する車両の中のプレミアムサウンド車の比率がかなり増えて来ましした。


プレミアムサウンドの出来合いの音では満足出来ないと言われるお客様の要望にお応えして、より生音・生声に近いサウンドを表現しています。

Posted at 2023/02/04 10:05:44 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2023年02月03日 イイね!

何だかおかしな教習車?


今日の午前の事ですが、国道190号を走っていたら前から教習車が走って来て、何だかこの教習車は変じゃない?と思ってじっくりと見てみました。

見た目が変なのではなくて、音が変で、マフラー音がやたらとボーボーと聞こえるのです。

自分の車で過去にマフラーが外れかけてビックリするぐらいボーボーいった事がありますが、よく教習車の方を見たらマフラーを変えた車が並走していて、「俺の車はこんなに良い音で鳴るんだぜ!」的に並走しているみたいでした。

おそらく教習車の車内では先生が「卒業して運転してもあんな事はするなよ。」と言っていたのでしょうが、横で見ている方が恥ずかしいのでさっさと抜いていけよと思いました。


後付けのマフラーでもあれは明らかに車検が通らないタイプで、今はやりの迷惑行為でスマホで撮影してネットで流すのかな?と思った出来事でした。
Posted at 2023/02/03 16:36:41 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2023年02月03日 イイね!

マツダ6 BOSEサウンド車の音質アップ 前編


今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、マツダのマツダ6です。

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全車マツダコネクト付きで、ドアのスピーカーグリルにBOSEのマークが付いたプレミアムサウンド車に、JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージの取付と、ドア4枚にベーシック防振とセメントコーティングの施工を行った、プレミアムベーシックの5thパッケージの作業を行っています。

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ドアの内張を外すと20センチサイズの薄型ウーファーが付いていて、サービスホールは固いインナーパネルで覆われているので、2層の防振を行うだけで他の車種の3層のフル防振の状態になります。

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またウーファーには車輛アンプから低音のみが送られて来ており、中高音は全てダッシュで鳴らすためにセッティングが絶妙になります。


前後のドアのインナーパネルを一度取り外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて、スピーカーの残響を抑えて、外からのロードノイズの進入を抑えます。

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外した内張はコーティング剤が浸みてはいけない場所をマスキングして、ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行いますが、これを前後4枚行うとかなりの時間になります。

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それから内張にコーティング剤をランダムに厚い薄いを作って塗って行き、一晩かけて乾燥させたら出来上がりです。

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これでドアの下地作りが終わって、次は電気的な作業に入って行きます。


続きは明日の後編でお届け致します。

Posted at 2023/02/03 10:14:49 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2023年02月02日 イイね!

埴生インター近くのパラボラのドーム


山陽自動車道を埴生インターで降りて・・

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ETCをくぐると目の前にドームが見えてきます。

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最初はパラボラアンテナが1本あったのが、それをドームで囲んで、次のパラボラが出来てきて・・

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年末には3個目のパラボラのドームの上が閉じられました。

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今はドームが3個になっているのですが、自分はある角度から見ると4つ目のパラボラが一瞬見えた様な気がしたのですが、なかなかその角度が分かりません。

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あっ!この角度から見たら4つ目のパラボラが見えました!

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ズームで撮影したらパラボラは上がっていない様な気がして、右に見えるのはパラボラで集めた電波を受ける部分がまだ取り付けられていません。

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この角度から見たらパラボラはだいぶ立ってきていますね。

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これが中国だったらとっくに身柄を拘束されているのでしょうが、単純に見えそうで見えないので妙に気になって撮影しているだけです。


たまたまこの日はアウディeトロンに乗っていて、残りの電気が少ないのにこの辺りをうろうろして、妻の機嫌は悪かったのですが、4つ目のパラボラが写るポイントを見つけて満足です。

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Posted at 2023/02/02 16:40:11 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2023年02月02日 イイね!

今のサウンドピュアディオが出来るまでの40年史+12 第11話 1988年から92年


井川のブログのこのシリーズは現在写真が無い状態でお届けしていますが、実は古いカーオーディオ専門誌を入手して店頭のマガジンラックに入れていたら、「こんな古い本はいらない。」と専務に捨てられてしまい、自分が置き場を間違えたために当時のデッキやスピーカーの写真が掲載出来ない状態になっています。

なぜあんな貴重な物をうっかり人目に付く場所に置いたんだろうと、後悔してももうどうにもなりません。


さて今回の1988年から1992年は日本の自動車史としても大変革の年で、トヨタセルシオや日産シーマやR32スカイラインやS14シルビア、ホンダのプレリュード・インテグラ・シビック、マツダのロードスターと当り車の連続で、カーオーディオ業界はセルシオ以外の車は多くピットに入る様になりました。

その一方で『平成元年はオーディオ元年で、10年以内にカーオーディオの専門店はぶっ潰す!』と言っていた自動車メーカーもあったそうで、アフターマーケットのカーオーディオの牙城を崩そうと自分車メーカーも純正に力を入れ始めた頃でした。

一般的なカーオーディオメーカーは自動車メーカーの名前が入った市販の初級から中級モデルのオプション設定も出て来て、自分は主力製品を純正では扱っていないナカミチをメインにして、当時は全国に30店舗弱だったナカミチスペシャルショップに年会費15万円を払って入会しました。


このスペシャルショップに入ったのが人生の転機になって、これまでは周りの量販店が取付工賃サービスのキャンペーンを度々行うのでなかなか工賃が取れないという仕事の受け方が、音をきちんと合わせる調律系のセッティングできちんと工賃が頂ける仕事という風に変わって来るという、仕事のやり方の根本が変わる様な出来事でした。

特に毎年1月に当時小平にあったナカミチの本社のコンサートホールに招待されて生演奏を聴いて、そのCDをもらって帰って、1年間その音を基準に音造りを行って、また次の年にコンサートホールで生演奏を聴くという、一つのビジネススタイルが出来上がりました。


ただまだ当時はディーラーや中古車店の業販の取付のみの仕事を辞める勇気がなくて、ナカミチの製品を使った調律系のサウンドの仕事の合間に下請け仕事を受けていて、結果的に体に無理が来て直腸を切って1カ月入院するという事態になってしまいました。

この時長男が生まれたばかりで、下請け仕事は月にある程度の安定した収入が見込めるので辞められずにいて、さすがに入院してしまえば仕事が受けられず、遂に下請け仕事は一切やめてユーザーの方に直販のみという、安定収入を捨てて音造り一本という決断をした時でした。


それと同時にナカミチのスペシャルショップのメンバー店の社長さんで、自分がこの方を手本にしたいという方に声をかけて頂いて、更に自分の人生は大きく変わりました。

東京のそのショップの社長さんは自分よりも一回り上ぐらいの年齢で、スペシャルショップのミーティングの後に、自分ともう一人同じ年代の当時は30前の若者にデモカーを音を聴かせて頂きました。

新人にやればこんな音が出せるんだよという事で音を聴かせて頂いたのでしょうが、自分以外のもう一人は、「この音は良い音かもしれないけれど、自分は自分のやり方で良い音を探す。」と言って、自分は逆に「どうしてもこの音を出したいので、この音の出し方を知りたいです!」と弟子にして欲しいみたいな事を言ったと思います。

この時の2人の若者の運命は自分のやり方を見つけるのか、成功者のやり方を自分の物として完全に手に入れるという2つの道に分かれて、その10年後20年後がどうなったかというと、成功者の習慣を完全に自分の物にした方が成功者になれるという、成功の法則みたいな考えが自分の中にあったので、素直に受け入れる事が出来て、自分のオリジナルを入れる事無く完全にコピーする事が成功への確実な道というのを自然に身に付いていました。

このシリーズを1話からご覧の方ならお判りでしょうが、自分は成功者の話を真剣に聞いて、それを自分の物にするという習慣があって、無線の講師の先生に始まり、通信社の優れた社長さんとか、不動産で成功した方など真剣に話を聞いて、複数の優れた方の手法を身に付けていました。


ただ世の中はそんなに甘くなく、カーオーディオの業界は売り上げがどんどん上がって行く一方で、メーカーの考えが甘い施策で扱う販売店をどんどん増やして行って、なかなか集客に困る様になり、本来は調律系でお店を選ぶはずのナカミチもどんどん販売店が増えて、いつの間にか調律など無視して売れればいいという店が増えて来て、そういうお店が取り付けたシステムの手直しをする工賃が収入の一部になるという、情けない状態になって行きました。


そんな戦国時代の様なカーオーディオ乱売期を迎えた時期に今32歳の次男が生まれて、その次男に東京のM社長の名前を勝手に付けて、次のナカミチのスペシャルショップのミーティングの時に、「自分の息子に尊敬するM社長のお名前を勝手に使わせて頂きました。」と報告したら、M社長は「僕の名前を付けたら僕ぐらいの大した人間にしかなれないよ。」とかなり謙遜して言われていて、でもその事でM社長に気に入って頂いて、色々な事を包み隠さず教えて頂きました。


そのおかげで業界の戦国時代を乗り切る事が出来て、「自分が凄いんじゃなくて、東京のM社長の指導がいいからこういう音が表現出来ます!」と、自分の人生の中では黄金期が訪れたのですが、今でも専務と「あの頃が一番儲かっていた。自分がトップにいるよりもナンバー2でいる方が販売に専念出来るから効率が良い。」と話しています。

自分もこんなナンバー2時代がずっと続くと信じていたら、ある日M社長が「カーオーディオもホームオーディオももう先が無い。」、「いくら良い音を出してもメーカーと評論家と雑誌社が結託して良くないものを最高と書いているので、こんな業界は引退する。」、「井川君も他に道を探した方がいい。」と、突然の引退宣言をされたのです!

これはとてもショックでした。


M社長のお店は他の人が受け継いで今もありますが、M社長の時代の情熱とナカミチの創業者の中道悦郎氏と二人三脚で作り上げた取付・音だし技術はここで止まってしまうのかと不安もあって、後は自分で考えないといけないという、ピンチに立つことになりました。


ちょうどこの頃中道悦郎さんが亡くなったというのもあって、M社長はカーオーディオの前にされていたエレクトロニクスの世界に戻られて、一番良かった頃のナカミチが終わったという、時代の転換期となっていました。



またこの頃カーオーディオ専門店オーディオボックスは宇部市の中野開作から山陽小野田市の有帆に店舗を移転して、正確に音を表現するためにエアコン付きピットを設けて、吹きっさらしのシャッターを開けただけのピットに差を付けていたつもりですが、それが分かる方よりもブランド品を少しでも安く買いたいという人も多く、その差が解って頂けたお客様は30年・40年経っても今でもお客様としてお付き合い頂いています。


これより先は第12話につづく

Posted at 2023/02/02 11:00:22 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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