昨年の終わりぐらいから始めた新シリーズの『ラジオの話』はまあまあ好評で、月に2回程度書き込んでいますが、今日の話題が自分が参加する方側のお話で、4月30日から5月3日まではかつて無かったぐらいの自社関係の放送がありました。
まず4月30日は月末最後の水曜日だったので16時前に新山口駅北口広場のFMのゼロスタジオへ行って、『コージネス』での出番は16時30分からだったので駅の2階のカフェで少し時間をつぶしていました。
放送内容は5月3日の『サウンドピュアディオプレゼンツ 音解(オトトキ) アレキサンドロススペシャル』の案内で、放送3日前でのPRでした。
アレキサンドロスの川上洋平さんの『おと、をかし』の自分はファンで、川上さんにオファーをした時はまだ4月以降に『おと、をかし』と地方枠の放送が終わるとは知っておらず、「レギュラー番組が別にあるのに出演してもらえるとは・・」と思っていたら、まさかの3月末で地方の放送が無くなって、そんな中の音解スペシャルで、FM福岡もFM山口もかなりの数の番組宣伝が流れていました。
自分が『おと、をかし』を毎週聞いていて、「音解に出てもらったらもっと深い所まで音楽の話をひきだせるのに!」と思ってのオファーでしたが、思った通りの素晴らしい音楽トークの番組になりました。
まあ半分は自分が聞きたい番組を自分の会社のお金を使って放送しているんですけどね。
そしてこの4月30日と5月3日の間は、ジャズピアニストの国府弘子さんのトークを3回流す事が出来ました。
5月25日に宇部市の渡辺翁記念会館で行われる『国府弘子 岩崎宏美 ピアノソング2025 in 宇部』のPRで、番組にするには時間に余裕が無いので東京からトークを録音して送って頂いて、それをサウンドピュアディオが放送枠を買った番組の中の3タイムで放送するもので、トークは3番組全てその番組に合わせて別に録ってありました。
自分は放送当日まで内容を知らなかったので、電話インタビューと勝手に思っていましたが、声が流れた時に「あれっ?電話にしては音が綺麗な?」と思ったら、おそらくスタジオ録音で取られたメッセージが流れて来ました。
放送は5月1日の朝10時10分からの『スパーキンモーニング』の中と、夕方5時35分からの『コージネス』の中で、こちらは宇部店でリアルタイムで聞いていました。
5月2日の放送は16時からの『サムデイ』の中でゼロスタジオからの生放送で、ちょうど福岡店にいる時間で、後からラジコで聞かせて頂きましたが、どの回も井川の音へのこだわりに付いて少し話して頂いて、ありがたく思っています。
そんなFM山口は今年の12月で開局40周年を迎えて、その40年前は自分は音楽番組を1年ほど担当していました。
その頃は番組のスポンサーになってくれる会社が見つからずかなり苦労していて、音楽の良い情報が発信出来るのにと、常に放送にかかる費用が出て来る所を探していました。
そんな苦労をしたからこそ、自分と考えが合うアーティストさんがあればできるだけスポンサーとしてお手伝いしたいという、今のサウンドピュアディオの根源になっています。
もう一つ音楽番組を作っていたから言えるのは、宇部市からFM山口の本社スタジオに約1時間かけて通っている時に、自分の車の中で今日使うCDやレコードをカセットテープに録音した物を聞きながら向かっていて、国産の後付けの2WAYスピーカーをどう聴いても明らかに強い音域と弱い音域が混在していて、「いくら放送局から良い音楽を流しても、受ける側がこれでは本当に音楽の良い所は表現出来ない!」というのも今のサウンドピュアディオの音造りの根源となっています。
何だかんだ言いながら、自分はラジオを聞くのが好きな上に、ラジオ番組を作る側にいるのも好きな変わり者なんだなと、しみじみ感じています。
Posted at 2025/05/04 15:59:59 |
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ラジオ出演 | 日記