ハシゴ2本を使い、渡し板をかけて、壁と回り縁の清掃を行い(壁は埃だらけ。回り縁は建築当初についた壁紙の糊が変質して黄色くなっていた)、塗装を終えた。
階段室の壁に取り付けていた照明は一度外して内部の配線をやり直しておいた。
これは
2021年に作成した物だが、今見ると少しでも部品代を安く上げようとヤワな中国製ブラケットを使い、配線やアウトレットに一体成形タイプの延長コードを使って無理なことをやっているので、VVFケーブルと3極コネクタを使って安定感のあるものに作り直しておいた。
一番厄介なところを乗り越えたので、あとは脚立を立てたりハシゴをかければ手が届くところのみになった。
天井の壁紙貼りはプロに任せることにした。
不慣れな人にとっては天井の壁紙貼りはきちんとした足場がないとかなりリスクがあり(プロは結構簡易な足場でもやっている人が多いらしい)、こればかりは自分が万一大怪我をしたら完全に収入を失う問題があるので、無理はできない。
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残すは2階廊下部分だが、ここにはカラーボックスが2個と、兄が作ったカラーボックス程度の高さのカセットテープ・ラックが2つあり、さらに家具調コタツの本体が立てかけてある。
壁にはよく分からない人の油絵が掛けてあるが、キャンバスが額にガムテープで留めてあって、それが劣化して剝がれて分離してしまっている。
額は直してまたかければいいのだが、兄の膨大な【NHKサウンドストリート】等のエアチェックカセットテープはどうしたらよいのか。引き取ってほしいものだ。
(訂正と注釈→既に引き取られていた。しかしカセットラックはそのまま置かれており、そこに母がビデオテープなどを放り込んでいた。)
使っていないラックなどいらないので納戸にでも放り込んでおくか捨てるしかない。
カラーボックスには兄のエアチェック雑誌が入っているいたが、いつの間にか私の漫画やビデオテープがいくらか母によってここに放り込まれていて、更に母の山関係の写真や本、ハイキングクラブの莫大な量の会報が入っていて、これもどこかに移さないと壁が塗れない。
壁塗りは家の中の整理に直結していて、先日も玄関収納の中身を全部ぶちまけて大整理をしたし、階段下収納の父の誰も着そうにないシャツや靴下などものをいくらか整理してスペースを空けたりしている。
父の革靴の他、母の革靴(多くが踵のゴムが崩壊している)、登山靴が出てくる。
父の革靴や運動靴は私には若干大きいが、紐靴なら何とかなりそうなのでほとんどは洗って靴墨を塗っておいた。
母のものもそのまま履けるものは洗ってメンテナンスしているが、踵が加水分解してしまったたくさんの革靴はどうしたものか。
母は本当にものを大切にしない。高いものを買っても使ってろくにメンテナンスもせずに放置してしまうので、ボロボロになってしまいがち。すぐ新しいのを買って前のを放置するので同じようなものがいくつもある。
例えば冷蔵庫の惨状は前にも書いたように、買い物に行くたびに特売ものを買ってきてはそのまま放り込むだけなので、同じものがいくつも冷蔵庫に詰まっていて消費期限、消費期限を何年も超えてしまう。
酢やみりん、料理用酒、液体だし、だし、鰹節削り節などは、ちょっと使ってはまた新しいものを買ってきて開けて使うの繰り返しになって、使いかけの同じものがいくつもあって大変な状態だった。
もちろん、古くて使えなくなった缶詰、サラダオイルなどは数知れず。
基本的に管理ができない人で、他人が見て分かるメモも取れない。記憶力だけでやって来た。
だから、認知能力があやしくなってくると、もう過去に書いたメモは分からないし、過去にしまった物の管理も全くできなくなる。
それを私がいちいち発掘して整理して歩かねばならない。
地味にやっていくしかない。
追記:
私が使っていた部屋は多くの物を持ちこまれ物置にされてしまっている。
兄の部屋は部屋として使える。
これも兄弟間差別、虐待だ。
Posted at 2025/08/17 10:39:54 | |
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