この所実家に手を入れていて、なんていい加減な施工だと思うことがしばしばなのだけれど、これはまたひどいと思った。
この写真は昨年、暗すぎる洗面台を改造して明るくしたときのものだが、鏡の右側に棚がある。
この棚の下部に照明のスイッチとコンセントが一つ付いているのだが、これを改造して2つ口か3つ口にようかと思っていた。
ところが引っぱっても外れないのだ。配線がいっぱいいっぱいになっていて、引き出せない。
こんな施工はあり得ないので、おかしいと思いつづけていた。
それが先ほど氷解。
棚を取り外してみたのだ。
すると、隠れた壁に穴が。
どうも、洗面台の仕様を確認せずにACの配線を通していて、横の壁から洗面台に配線するつもりで配線施工したらしい。
ところが洗面台を見てみると、後からしか配線を通せない(常識的にそういう仕様だと思うのだが)。そこであわてて壁を大きく切開し、正面の壁上部に穴を開けて配線を押し入れ、壁の配線と接続したようなのだ。
オマケに十分な配線の長さを確保しておらず、パッツンパッツンになってしまったようのだ。
棚で隠れることをいいことに壁の穴をふさぐこともせず、なかったことにしてしまったらしい。
しかし穴からは空気が出入りしてしまっている。遮音性能や断熱性能にも影響がある。
なんというかお粗末すぎる。
某ハウスメーカーは、施工もいい加減なら、アフターのリフォーム部門もいい加減。
とても信用できない。
別のハウスメーカー系リフォームもひどかったが。
ここまでひどいのなら、遠慮はいらない。
ここは石膏ボードを大きく切開して電源配線を下の方に通してコンセントを増設し、穴を石膏ボードでふさいでおくことにする。
この洗面所はコンセントが1つしかなく、余りにも不便すぎるのだ。
追記:
契約時の図面を見ると、壁に2つ口のコンセントを設置することになっている。
また、図面では洗面台用の配線が確保されていない。
何処かで半端に修正されて、壁のコンセント用の配線を転用した可能性が高い。
コンセント位置を間違い、洗面台の棚で隠れる位置につけてしまっていた可能性もわずかに浮上する。
Posted at 2025/07/28 01:07:15 | |
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