自分がドリルで穴開けを始めたのは小学生の時代だ。
プラモデルでよく使われるピンバイスを手に入れたところからだが、その後ホームセンターでハンドドリルの安いヤツ(加えられるサイズが小さく、回転伝達のギアが一つしか無い安物)を手に入れたことで作業の幅が広がった。
とは言え安物では限界が低いのでもう少しいいものを買ったが、その後は圧倒的な作業効率から電動ドリルを使うようになる。
リョービ MD-11V
これで穴開けから研磨まで広く使えるようになったが、やはり困るのは精密な穴開け、垂直の穴開けである。
本来ならボール盤が活躍する場面である。
ボール盤の例
ちなみにWikipediaによると由来は
この機械を「ボール盤」と呼ぶことの語源は、オランダ語の「boor-bank(「ドリル台」の意)」と言われている。従って「盤」と綴るのは当て字である。 |
とのこと。長年の謎がスッキリ。
高価で大きくて重いボール盤を買うわけにも行かず、ありがちなこんなものをホームセンターで手に入れていた。
こんなものでも4000~5000円したらしい。
ただしこれは木工用で、板だけでなく丸棒にも穴開けでき、垂直や斜め穴開けが出来るというものの固定ピンを刺す必要があり、ボール盤のような使い方にはほど遠い。買ったはいいもののほとんど出番がないままになっている。
その後もボール盤が欲しいと思いつづけて来たが、実際に使う場面があまりなく(ボール盤がないからそういう使い方を避けていたと言うこともある)ここまで来てしまった。
先日の工作台動画をいろいろ見ている中で自作ドリルスタンドもいくつか出てきたのだが、調べてみると電動ドリルが取り付けできるドリルスタンドが結構安い。
楽天で見ると3000円台からある。しかもクイックバイス付きだ。
ただ、手持ち電動ドリルは取り付け部がテーパーになっていて短く、うまく固定できるかどうか心配。
これがあれば作業の幅がかなり広がる。以前あきらめていた作業が簡単にできるようになる。
安いし、買っちゃおうかなあ。でも金欠で気軽にホイホイは買えない。
しかし
Amazonのレビューを見るとかなりひどい。組み立てられない、まともにレバーが動かないなど散々。しかも2017年のコメントなので今売っているものがこの状態である可能性がある。
似たような他社製品もあまりよいレビューはついていない。
これなら自作もよいかも知れない。というか自作の方がマシかもしれない。
安いのは、やはりそれなりと言うことだし、自作なら問題があっても自分で対策を打てる。
どうせ買うならフライス盤ぐらい欲しい。ボール盤より更に出来ることが多い。でも高い。中古なら何とかなるかなあ……。
Posted at 2017/08/26 16:28:08 | |
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