以前二度ほど取り上げたJJ氏の予知夢の件。
あまりにも具体的すぎて当たり外れが極めて明確だけれど、その中でも一等具体的なのは、日経平均の終値。
2017年5月23日の日経平均 25,110.14(-52.20) |
アベノミクスは具体策がないまま、日銀のリフレ政策は当初の自信と裏腹に全く効果無く、一時日経平均は15000円台をさまよい、当面回復の余地はないかに思われた。
しかし、トランプ次期大統領の政策期待から状況は一転。日本株にも買いが入り、19000円台に乗せてきた。
あまりにも急激すぎる動きに本邦勢は買えていないという話だし、日本国債がマイナス金利で敬遠され、代わりに米国債を円高ヘッジ付きで買ってみれば米国債は大幅値下がり、その上円安でヘッジが逆に作用し大損状態になっている。
そうこうするうちに12月も半ば。一気に駆け上がった利食いが見えかけている。
だが、ドルの先高感は強く、円安が続きそうであるし、円安が日本株に有利と見ての買いが強くなっている。
問題は長く天井になっている20000円をしっかり超えてくるかどうかだが、そこはなかなか難しさがある。
JJの予知夢が成就するにはあと半年ほどで更に6000円も上げなければならないが、利食いが出やすい5月末で、利食われてなお25000円を維持というのはなかなか難しそうに見える。
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20000円が長きにわたる壁であるほか、ドル円も120円を超えてくると政府サイドから円安牽制が出てくるであろう。
また、トランプサイドからもドル高を容認しかねるというはつげんがでてくるだろう。
円安がドライバーである限り、日本株が上がり続けるものではない。
ただし、欧米が利上げないしテーパリングに動いている中、日本だけが相も変わらず超低金利・緩和姿勢でいることから、円安圧力は非常に強いものがある。
もし25,000円台に達するようなことがあれば、JJの予知夢はそうとう話題になるだろうなあ。
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最近、知りあいの年配が株高にかけたか証券会社のホームトレードをはじめた。
こういう動きが一般に広まってくると、それがそろそろ天井。
とりあえず年末の利食いは想定した方がいい。FOMCでの円安は強烈すぎたし。
金曜日にドル円が1円程度急落したが、直接には米潜水ドローンを中国が拿捕したニュースによるものと言われている。
しかし、ユーロドルはあまり動いていないし、豪ドルあたりはそれまで売られていたものがむしろ買われている。
ドル円の売りは円安の利食いの言い訳に過ぎないのかも知れない。
Posted at 2016/12/17 19:58:11 | |
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