気がつけば土曜日。一週間がはやすぎる。
気がつけば11月も間もなく終わり。一年間がはやすぎる。
容赦なく過ぎ去っていく時間の無情さに、もっと大切に過ごさないといけないと思う今日この頃です。
さて。
SVXの電気系統について推測だけで修理にあたるのは時間がかかりすぎるだけでなく危険すぎるので、配線図集をディーラーで手に入れました。
SVXは自分での修理はなるべくせず、整備マニュアルを買うのはやめようと考えていたのですが、やはり自分でやりたくなるので最低限配線図集を買うことにしました。
テクニカルライティングという仕事があり、こうした整備マニュアルをつくる専門の人たちがいます。車の知識も必要でしょうし、それをみて作業ができるようにマニュアルを作るのは大変だろうなあと思います。
スバルのマニュアルは細かくよくできている印象です。作業手順や図もわかりやすく、気が遣われています。素人でもトラブルシューティングができ、整備ができそうです。実際、ディーラーでの修理見積もりの際も、手際よく作業できていました。
日産のは実家の1984年ブルーバードSSSに乗っていた時、シャシとCA18Sエンジンのマニュアルを買っていました。原型は1983年と古い時代のものなので単純な比較はできませんが、まあそこそこです。必要な情報はあって、作業はできます。ちょっと図が今一つで実際とあわないような部分もありましたが。
いすゞはピアッツァのみしかみたことがありません。シャシ・エンジン・電装を追補版含めてもっています。これも原型が1981年ですからかなり古いマニュアルです。それを割り引いても出来があまりよくないです。点検データがあっても作業手順が乗っていないことが多く、パーツ単位でのことが中心で、実車からどうやって外せばいいのかとか、車上での作業の仕方とかが分かりません。いきなり「○○を取り外し、点検する」といった具合です。しかも、前後がつながらない記述で、書かれている内容が何について書かれているのか理解しがたい部分も多々あります。
細かなことは現場の技術者の技術で対応せよと言うことなのかもしれませんが、整備効率はかなり悪そうです。
トヨタのはみたことがありませんが、ああいうメーカーなら相当よくできているのではないかと思います。
今はいすゞもよいマニュアルになっているのかも知れませんが、サービスの効率の悪さが乗用車撤退に結びつく要素の一つになっていたかも知れません。
ただ、マニュアル整備だけでは技術者の経験値が上がりにくいので、技術者を育てるためにはマイナスもあるかも知れませんけれど。
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最近は医者がコンピュータで診察をしているようです。以前行った近所の若い開業医は、こちらの言うことをコンピュータに入力し、画面を見ながら可能性のある病名をあげていました。どれも的はずれでした。みていて自分の頭で考えているように見えませんでした。
(若い)医者が的はずれな診断をするのはよくあることですが、将来ちゃんと経験を積んだよい医者になれるのかどうか疑問です。
そういえば、ある日突然胸部に強い痛みを感じ病院に行ったら、担当の若い医者は若い人に多い「気胸」という病気を疑い(そもそも症状が違う)、その可能性がないと分かるとめんどくさそうに「異常はない」と病気であることを否定しました。処方は「痛み止め」です。医者は何も言いませんでしたがせいぜい一時的な「肋間神経痛」と思ったのでしょう。
自分の推測が外れたら患者の訴えを否定するなんてどういうことでしょう。こんな医者には二度といきません。
幸いその後症状は収まっていますが、私自身が疑っている病気の可能性は今もあります。少し怖いです。
Posted at 2008/11/29 17:57:20 | |
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