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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2011年03月31日 イイね!

DHMOをこんな時にツイッターに流したのがいたのね……【脚注追加】

 すこし話は聞こえていたけれど、この混乱時にDHMOをネタに流す大バカものがいたのね。誰でも明らかにネタと分かる『ウ素800』とは異なる悪ふざけだ。しかも流した本人が『ネットリテラシー』云々と言って問題を充分認識していない(あるいは自己正当化している)のが気になるところだ。

【速報】DHMOが検出されたことにマジギレしてる人(@thoton)
http://togetter.com/li/115130


DHMO騒動についての批判について少し物を申してみた
http://togetter.com/li/115224



 まずDHMOについて説明が必要になる(ネットでは以前に比べてそれなりに拡散しているので、知っている方はスルーしてください)。
 Wikipedia DHMOの項目が詳しいが、できればなんの先入観もなく次のページを見てほしい。

 『DHMOに反対しよう』
http://www.komazawa-u.ac.jp/~kazov/Nis/etc/DHMO.html


 どうだろう。DHMOがなんであるかすぐに見抜くことができただろうか。



 自分自身もかなり前、理系生物の授業で何度か、いきなり「DHMOに反対しよう」と少々芝居がかった調子でやってみたことがある。
 対象はいずれも40人程度の高校2,3年生だが、DHMOがなんであるかに短時間で気づいたのはせいぜいひとりかふたり。ほとんどはネタばらしをするまで気づかなかった。勿論、理系の化学を学んでDihydrogen Monoxideと冷静に聞けば化学式に置き換えられる生徒たちだ。能力的には問題はない。しかし、実際には害があると聞けば冷静な思考よりも感情が優先しやすいことをよく表している。

 そもそも、DHMOは『人がいかに騙されやすいか』という調査のために利用されたものである。危機意識を煽り、当然多くの人が騙されやすい内容のものである。
 授業で取り上げた時の生徒の親で大学教授をしている人が、「これを大学で使いたい」と言って来たほどインパクトがあるものでもあるのだ。

 授業で取り上げたのは、人間の危険に対する反応の傾向を知ることや自然科学の知識の重要性を知ってもらうためであるが、当然平時だからこそ『科学リテラシー※脚注』の向上に役立つのである。

 しかし、現在のような『非常時』に、安易にこのような9割以上の人が騙される情報を、誰もが受け手となり情報の媒介となるツイッターで流せば混乱が生じることは明らかである。ジョークですまされることではない。

追記
 ツイッターでは、単に水道からDHMOが検出と言っているだけで、他の危機感を煽る情報が付随しているわけではない。しかし、水道水から何が出るか分からないという危機感が充満している中でなにやら分からない物質が検出されたと聞けばパニック的な反応をする人が現れても不思議ではないし、実際に現れている。
追記終わり
 
 どうも本人は物理を学ぶ学生らしいが、本人が属するコミュニティ内でDHMOがジョークで通じていることから安易にツイートしたらしい。それがツイッター上で広まってしまったようだ。しかし本人はそれを咎められて「ネットリテラシーのなさの問題だ」と言っているようだ。
 本人に科学リテラシーはあるのかもしれない。しかし、情報の扱い方を心得ていない。情報リテラシーが不十分なのは明らかだろう(”書く”方について欠けている)。自分の身のまわりしか見えていないから視野が狭いと言ってもいい。

 今回の震災では、ツイッターは有効な情報源になる一方でデマの拡散にもかなり役立ってしまっている。
 私はツイッターは限られた信頼できるソースしかフォローしていないので、デマの類がどれほど流れているのかは把握していなかったが、安易に情報が拡散させられるツイッターの恐ろしさを感じたので、あえて書いておくことにした。
 さまざまなデマや東電の対応などもあり、情報を見ぬく能力は重要であるが、ただ疑うだけではどうにもならない。裏打ちのための科学知識や科学を取り扱う能力は少々一般の人には荷が重いようにも感じられる。どうしたらよいのか少々頭を抱える。
 騙されるヤツは情弱(情報弱者)などと切り捨てることには正直怒りを感じる。

追記
 「ググればすむ」のはDHMOには通じるが、いつも情報の真偽がネットを検索して判断できるものであるとは限らない。むしろ、判断をネットの情報に依存していること自体に問題もあるだろう。私は情報の真偽の判断は「ググればすむ」という考え方にはあまり賛成できない。
 ネット利用上で一般化できることは、情報の真偽が判断できず、情報ソースが曖昧なものは拡散させないこと、程度である。ネットリテラシーだけではデマや悪意による煽動、情報操作の本質的な解決にはならない。
 勿論、曖昧な情報の発信者になることなどもってのほかである。
追記終わり
 

※注
 『リテラシー』とは本来【読み書き能力】のことであるが、現在はもっと一般化されて「正しい知識で物事を取り扱う能力」といった意味合いで使われている。
 高度情報化社会の情報氾濫への危機感から情報を取り扱う能力の重要性が訴えられ、教育課程への情報教育の導入にあたって「情報リテラシー」という言葉が使われて広まり、次いで理科教育の重要性を訴える文脈の中から「科学リテラシー」などと使われるようになったと記憶している。
Posted at 2011/03/31 21:34:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2011年03月31日 イイね!

【ジョーク】ウ素800(半減期75日)の発生源を検出

 shimanomusumeさんがまとめた『ウ素800〔嘘八百〕』のつぶやき。うーん、なかなか知的で優秀な(少々ブラックな)ジョーク。半減期75日か。人の噂も……というヤツですな。(ものもんたにひっかけて)ミノシーベルトとかうまいなあ。



少々不謹慎な気もしなくもないが、今だからこそ通じるものでもある。

以下引用
------------------------------
ウ素800(半減期75日)の発生源を検出

.知人から秀逸なTweetをメールで紹介され、詠み人捜しをしたら、buntenさんのtogetter 「ウ素800、半減期75日」
http://togetter.com/li/116277 も発見。
http://galasoku.livedoor.biz/archives/2919531.html
もセットで味わってください。
こんなさなかのこんな「笑い」をつかまえました。.
shimanomusume 29 fav 5319 view 2011 3/30


まとめられたつぶやき

ふぁぼる ..【警告! レベル7】霞ヶ関やテレビ局から多量の「ウ素800」が漏出しています。精神衛生上、ただちに影響のあるレベルです。非難してください!!!.uotora
2011-03-26 12:44:48

ふぁぼる ..半減期75日のウ素800が検出されたらしいとTLで見掛けた。.ogochan
2011-03-26 17:30:10

ふぁぼる ..@SKIer0817 自然環境下でも高速増殖しますよ?.ogochan
2011-03-26 17:31:25

ふぁぼる ..@say1say1say1 半減期の倍の時間が経過しても1/4になるだけです。とマジレスしてみる。.ogochan
2011-03-26 17:43:42

ふぁぼる ..ウ素800は単位量あたり何バックレルか。.ogochan
2011-03-26 17:46:05

ふぁぼる ..「ヨウ素134」とか「セシウム134」の1cc当たりの濃度がなんとか、って言っているけど、今一番気を付けるべきは氾濫する情報の中に潜む「ウ素800」だと思う。.phi_doakey
2011-03-27 15:53:13

ふぁぼる ..(原発)原発タグいっこだけで告知すらしていないウ素800のまとめhttp://togetter.com/li/116277が、震災関連タグ満載の、原発求人に突撃しかけた話題http://togetter.com/li/114788の倍以上のページビューを叩き出している件について。.bunten
2011-03-29 09:14:55

ふぁぼる ..@uotora はじめまして。知人から「ウ素800」をメールで知らされ、詠み人を探しました。uotoraさんの26日のTweetがオリジナルでしょうか? すばらしい!.shimanomusume
2011-03-28 20:29:35

ふぁぼる ..@shimanomusume ありがとうございます。最初のツイートは「朝まで生テレビ!」を観ている時、腹に据えかねてつぶやいたものです。でも「ウ素800」は他にも言っていた人がいたみたいですね。自分は知らなかったですけど。.uotora
2011-03-28 20:38:50

ふぁぼる ..早速ありがとうございます。原発災害関係の知人達も絶賛。怒りは創造の母! RT @uotora: @島の娘 ..最初のツイートは「朝まで生テレビ!」を観ている時、腹に据えかねてつぶやいたものです。でも「ウ素800」は他にも言っていた人がいたみたいですね。自分は知らなかったですけど。.shimanomusume
2011-03-28 20:50:24

ふぁぼる ..@shimanomusume こういう時こそ「喜怒哀楽」を大事にしたいです。心が死んでしまっては元気も出ませんから。.uotora
2011-03-28 20:55:51

ふぁぼる ..怒のエネルギーを変換した良い「笑い」をありがとうございます。詠み人がわかってスッキリ。あちこちに配達しちゃいます。 RT @uotora: @shimanomusume こういう時こそ「喜怒哀楽」を大事にしたいです。心が死んでしまっては元気も出ませんから。.shimanomusume
2011-03-28 21:15:17

ふぁぼる ..早朝のバラエティ番組から放出される有害な粒子の単位「ミノシーベルト」というのもあるそうです。 .@shimanomusume: 「ウ素800」.epolard
2011-03-28 21:06:57

ふぁぼる ..ただちに精神に影響が及ぶ被曝量ですね。 RT @hoihoimaru: 今朝も1000ミノシーベルトはいってた! RT @epolard 早朝のバラエティ番組から放出される有害な粒子の単位「ミノシーベルト」というのもあるそうです。 .@shimanomusume: 「ウ素800」.epolard
2011-03-28 22:03:44
Posted at 2011/03/31 11:00:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2011年03月30日 イイね!

プルトニウムの検出にかかる時間

 ツイッターで研究者が分析には時間がかかるとつぶやいていたので、プルトニウムの検出にかかる時間を調べてみた(実際の分析法は未発表で不明)。
 以下はプルトニウムとアメリシウムの検出マニュアルからの抜粋である。


プルトニウム・アメリシウム逐次分析法
平 成 2 年 文部科学省

(一部抜粋)
第 1 章 序論
 本マニュアルは、超ウラン元素である 239+240Puおよび211Amの分析、測定法を定めたものであるが、239+240Puと同時に238Puを、 241Amと同時に242Cmも測定できる。


第 4 章 土試料
 土試料は、土壌、河底土、湖底土、海底土等である。ただし、焼結プルトニウムを含む恐れのある試料については第7章による。
 試料は電気炉を使用し500℃で4時間加熱した後、硝酸で煮沸浸出する。その後、プルトニウムは陰イオン交換またはTOA-キシレン抽出によりを分離,精製する。アメリシウムは、プルトニウムを分離した後の試料を、陰イオン交換またはTTA-キシレン抽出一陰イオン交換により分離・精製する。精製した試料中のプルトニウムまたはアメリシウムを、ステンレス鋼板上に電着してα線計測用試料とし、シリコン半導体検出器によるα線スぺクトロメトリーによって定量する。なお、放射能量と化学収率を求めるため、あらかじめ試料に242Pu(または238Pu)および243Am(または244Cm)標準溶液を一定量加えておく。
 試料の化学分離から電着終了までに要する時間は、イオン交換法の場合、プルトニウムで約40時間、アメリシウムで約80時間であり、溶媒抽出-イオン交換法の場合、プルトニウムで約30時間、アメリシウムで約60時間である。また供試量50g乾土で本法を実施した場合、分析目標レベルはプルトニウム、アメリシウムとも40mBq/kg乾土である。

日本の環境放射能と放射線
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/series/lib/No22-1.pdf




 試料の採取から運搬までの時間、電着試料のα線スぺクトロメトリー定量にかかる時間が分からないが、イオン交換法でアメリシウムまでやって約80時間。その他諸々に10時間かかるとして、90時間程度かかると見なしていいかもしれない。
 おおよそ分析に3~4日要したと見るべきである。


 一方、試料採取が3月21日13:30~22日7:45。
 発表が3月29日0:00。資料は当然28日作成。


 おそらく、おそくても26~27日には結果は出ていたのではないかと思われる。そこから協議し発表まで1~3日程度。これが早いか遅いか。最も速いケースならかなり躊躇したと見るのは可能だが。
 もっとも、試料採取時点でα線の検出などである程度当たりは付けていたのではないかと思う。あるいはそれ以前にも分析をしていたかも知れないが。


 取りあえず21日の採取だから一週間も発表を遅らせたなどと言うことを言っている向きが大変多いが、それはプルトニウムの定量分析を知らないが故だろう。
 私も具体的には知らなかったが。ただし、厳密な定量分析は手間と時間がかかることぐらいは知っている。
 KEKでの飛来放射性物質の分析も速報後詳しく分析した結果が出るまで結構時間がかかっていた。 
Posted at 2011/03/30 12:42:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年03月29日 イイね!

かなり正確に予想されていた原発事故

 毎日が報じていたが、地震学者の石橋克彦氏が雑誌『科学』(岩波書店) Vol.67, No.10 (1997年10月号) に寄せていた論文は、極めて慧眼で今回の事故をかなり正確に予見している。
 石橋氏については、私が見ている科学系MLでも過去何度か紹介されてきた。原発に対する危機意識がより高まったのもこのMLによるところが大きい。

石橋克彦:「原発震災-破滅を避けるために」
http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/9710kagaku.pdf


 その他、今回の地震に際して石橋氏が書かれている以下に目を通しておくとよいと思う。

2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について

Posted at 2011/03/29 22:51:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 原発関係 | 日記
2011年03月29日 イイね!

〔記事引用〕悠長な初動が呼んだ危機的事態 国主導で進む東電解体への序章

 東電のあり方が(はるか以前から)問題になっているが、興味深い記事が出た。東電内の指揮系統、政府サイドの動き含め、一つの見方だろう。

 記事の冒頭のみ引用する。


世界が震撼!原発ショック
悠長な初動が呼んだ危機的事態
国主導で進む東電解体への序章
http://diamond.jp/articles/-/11628
〔週刊ダイヤモンド〕

 ある政府関係者は東京電力の対応に怒りをあらわにする。

「(3月14日に)2号機の燃料棒が露出したとき、東電側は『全員撤退したい』と伝えてきた。撤退したら終わりだった。絶対に止めなければならなかった」

 あの時点で撤退とは無責任極まりない。この政府関係者は、事故の初動から東電の対応に不信感を抱いていた。

 地震発生時の11日、福島第1原子力発電所1~3号機は自動的に止まったものの、津波により外部の設備が使えなくなった。予備の電源も失われ原子炉内を冷やすシステムも動かなくなった。炉内を冷やさなければ、燃料棒が溶け深刻な事態を招く。東電はまず電源を復旧しようと電源車を送った。しかしそれをつなぐ部分が水没しており結果的に失敗した。

 そのうちに1号機では炉内の熱で水蒸気が発生し、圧力が高まっていった。破裂しないうちに放射性物質を含む水蒸気ごと逃がし、圧力を下げる必要があった。これをベント(排気)という。「ベントをやらなければならなかったが、本店は非常に消極的」(政府関係者)という状況だった。

 福島第1原発の現場責任者は、吉田昌郎・執行役員発電所長である。その陣頭指揮は光っていたようだ。「吉田所長は勇敢で現実的だった」と政府関係者は言う。「しかし、本店を経由してしか現地に連絡できなかった。だから12日朝、菅直人総理がヘリで現地に飛び『ベントしろ』と言った。吉田所長の背中を押しに行ったんだ」(政府関係者)。

 はたして12日午後、ベントが行われたものの、格納容器内で発生した水素が建屋に漏れ、水素爆発が起こった。14日には3号機でも水素爆発が起き、安定的だった2号機でも炉心の水位が下がり、燃料棒が露出して空炊きという非常に危険な事態となった。水を入れる必要があった。

Posted at 2011/03/29 16:17:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原発関係 | 日記

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「[整備] #アルシオーネSVX モノタロウエアフィルタに交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/car/481321/5458655/note.aspx
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