しばらく前に、Buffaloのネットワークファイルサーバー(NAS)、LS-WH2.0GLのHDDにエラーが生じたという報告があった。s.m.a.r.t.によると、代替処理保留中のセクターが発生し、代替処理済みセクターも発生していた。原因ははっきりしないが、不良セクターが発生し始めていた。
2.0Tbytesの容量があるが安全のためにRaid1で運用し、容量は1.0Tbytesで使用していたので、データには問題はなかった。また、バックアップもとっていた。
3年ほど使ってきたが、速度的に不満が大きくなっていたことやUSB-HDD が使いにくい問題があり(注1)、別の機種への更新をした。
しかし、速度は遅くとも大きなデータを確実に収容する用途には十分役立つため、HDDを更新することにした。どうしても速度的な不満がでるならば、NASのケースのみを買うことも視野に入れる。
これまでは2.0TBytesのドライブが2基だったが、これを4.0Tbytesのものに更新することにした。幸い、HDDのバルク品は非常に安い。
シーゲートのHDDが特に安いが、シ
ーゲート製品で一時トラブルが際立って多かったというデータを見ていたので、次に安く安定していることが期待できる東芝製を購入した。
かつてPCを自作していた頃やHDDを入れ替えるときには日立製を選択してきた。しかし現在、3.5インチ部門は東芝に、2.5インチ部門はウエスタンデジタルに買収されている。
3.5インチで東芝製にしたのは、これまでと同様の選択であったとも言える。
Nas Navigator2からか直接IPアドレスを入力してNASのコントロール画面に入り、問題があるHDDを確認。取り替えてRAIDを再構成した。6時間ぐらいかけて再構成されたが、容量は1.0Tのまま。もう1基も交換して再構成したが当然1.0Tのまま。これでは困る。
HDDの内容はバックアップされて新しいNASに移されているし、取り外したHDDが残っているので、フォーマットし直し、2.0Tの容量を確保した。
我が家にはたくさんの外部HDDがあり、そのまま電源を入れることなく保管しているので、どこに何があるのか大づかみに分類しているものの,わからなくなっている。特にたくさんの自然科学系の動画類が、アクセスしにくい状態になっていて非常に使いにくい。
これらを集め整理するのに使おうかと考えている。
(注1)
フォーマットがNTFSだとNASから書き込みできない。
FAT32だとネットワーク上から書き込みできない上に、長いファイル名に対応できない。
EXT3だとPCに直接接続したときにWidowsから読み書きできない。そのため、Linuxでブートせねばならない。
最新のNASはNTFSでも問題なくなっている。
Posted at 2014/10/26 16:05:52 | |
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