結局キャンセルで決着した。
ただし、品物の返送は無しで当方での処分に。
おそらく、既に送料を出品者が負担する形になっており、返送料も負担して壊れたスピーカーが戻ってきたところで損が大きくなるだけだと判断したのだろう。
ということで、ツイーターがぐらぐらになったスピーカーが手元に残った。
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調べてみると、ツイーターユニットが本体マグネット部の穴に差し込まれ、プラスチックの弾性で固定されていたようだ。その爪部分が折れたらしく、破片が出てきた。古い製品なので樹脂の劣化もあったのだろう。破損が生じたタイミングははっきりしないが、ちょっとしたショックでも破損する状態だったのかも知れない。梱包は大切だ。
これを修理するとなると、ツイーターの配線を一度取り除き、ツイーターを取り出してから、差し込み部を修正することになるだろう。ただ、その修正がうまく機能できるようにできるだろうか。接着剤を流し込んで固定とか乱暴なやり方ならできるかも知れないが、断線などの問題に対応できなくなる。なるべくツイーターは脱着できる状態であるべきだ。
そもそもこのスピーカー、本来付属のネットワークが付属していないので、使うとなるとネットワークを自作なり市販品を入手なりしなければならなくなる。厳密にやるには、特性が分からないのでトライ&エラーで測定しながらやることになる。自動車のリアスピーカーなのでフラットを目指してもあんまり意味が無さそうで、ツイーター保護のハイパスフィルターだけでもいいかもしれないが。
結局ただで入手できてしまったが、破損ジャンクなので使える状態にするにはかなり手間がかかる。
Posted at 2023/01/11 07:15:07 | |
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