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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2023年12月30日 イイね!

メルカリのかんな刃

 電気カンナの刃を見ていて、すごいものを見つけてしまった。

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 ↑まずこれ。
 超硬かんな刃と説明されているが、これはハイス鋼のかんな刃。送料込み1500円での出品。
 JISでSKH(Steel-Kougu-High Speed)に分類される。超硬ではない。超硬だと新品で10000円を超えるとても高価なもの。本当に超硬刃ならお買い得だが残念。

 このSKH刃の新品は1200〜2000円ぐらいで通販やホームセンターでも買える。↓
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↓サイズ違い。
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 ↓次はこれ。
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 全面にサビがあり、刃こぼれしているのに「使用品か非使用品か判別付きません」はないだろうに。
 研げば使えるが、新品が1500円未満なので送料込みでも1000円はちょっと。



 親が亡くなり、倉庫や道具入れに入っていたとかのものを、よくわからないままに出品している人が多いのだろうけれど。

 
 いろいろあるなあ。




追記:
 こうした消耗品はモノタロウでも買えるが、最近モノタロウではマキタの修理用純正部品をやめてしまったようだ。消耗部品以外は買えなくなっている。
 HiKOKIやBOSCH、Panasonicなどは買えるので、マキタ側から供給を止めたのかもしれない。

 ヨドバシでは種類は限られるがマキタ純正部品を取り扱っているので、こちらをチェックすると見つかることがある。

Posted at 2023/12/30 09:21:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | Tool | 日記
2023年12月30日 イイね!

古い電動工具

 私は古いプロ用電動工具のジャンクが大好きだ。

 何十年もの長きにわたって現役で使われ続け、職人さんの体の一部のようになって使われてきたのだろう。ハウジングが金属で作られており、非常に丈夫にできている。構造自体は比較的シンプルだ。脆弱な電子回路など持っていない。
 だから、メンテをすれば長く使える。

 そういうものが捨て値のような価格で売られている。古いから仕方がないかも知れないが。
 そういう工具を分解・メンテすると、カーボンブラシが交換されているだけでなく、ベアリングが交換されていたり、刃物が研がれていたり、交換されていたりする痕がある。舐めてしまったネジが交換されていたりもする。
 あちこちに長年使われてきた痕跡が残っている。

 最近の充電工具が何のメンテナンスもされないままジャンクになっているのと大違いだ。

 丈夫に作られ、メーカーが長く使えるように部品供給を続けてきたからこそだ。
 モデルチェンジでも共通部品が使われ、とっくに部品供給が終わったはずのものでも新モデルの部品を使えたりする。

 それに対して、現代のプロ用電動工具は、かなり使い捨てになっている。
 特に充電工具が出てきてからはその傾向が強くなった。
 新しいタイプのバッテリーになるたびに次々の互換性のない新製品がラインナップされ、古いものから置き換えられていく。
 そもそも構造自体、樹脂部品が多く脆弱だ。長く使われることを前提としていない。マキタなどでは部品は比較的良く供給されているが、古いものと新しいものの部品互換性は少ない。

 現代のプロ用電動工具は、10年も使われることがないかも知れない。バッテリーが供給されなくなれば、多くの場合使う事ができなくなる。

 以前のACプロ用電動工具は、メンテを受けながら30年、40年、50年使われて当たり前だった。
 電動ではあるものの、電動ではない工具と変わらない感覚だ。

 大量消費大量廃棄時代に、高価な電動工具を投入してきた中で、メンテを前提としない電動工具がアジアメーカーから安価に供給され、消費されるようになった。これらはほとんどが部品供給をされておらず、メンテを受ける機会もないままうち捨てられることが決定している。

 これらは決して電動工具だけの状況ではなく、多くの機械がそのようになってしまった。
 それどころか日本では人間すら使い捨てというひどい有様だ。

 人類は信用創造と言いながら物質的裏付けのない通貨を根拠に資源を浪費し続け、何れ限界が来て衰退するのだろう。それはいつの頃になるかは分からないが。
 人類の目下の課題は新型コロナウイルス対応であり、不顕性を含めた大流行と潜伏で人類から少しづつ活動性をうばい、人口減少させる。案外衰退ははやいのかも知れない。

 
 

追記:
 電子化は高機能化のために行われてきた。
 日本の町工場でも、機械をPCで制御するものが多く導入されてきた。
 ここで使い捨てとのミスマッチが起こっている。
 とっくの昔にうち捨てられたPC−9801が町工場では現役で使われており、最新のPC−9801でもすでに20年が経過。そんな長期の使用は想定されておらず、壊れたら工場が止まってしまう。
 そのため、民生用としては見向きもされなくなった古いPCを確保して販売する業者も存在する。
 この状況に対応するために、NECはPC9801のエミュレーターを供給することにしたらしい。

PC/FC-9800シリーズ対策ソリューション」で拓くスマートファクトリー化への第一歩
~老朽化による“事業継続リスク”解消へ~【2022.07.13】
https://jpn.nec.com/manufacture/monozukuri/iot_mono/2022-07/02.html


 しかし、Win10も2025年にサポートが止まる。
 エミュレーターのインタフェース部もいつまで持つか。半導体が入手困難になって供給が止まる可能性もある。半導体もどんどん変化している。

 こうした解決方法でも、結局エミュレートシステムをリプレイスさせ続ける未来が見える。それもいつまでやるか分からない。
Posted at 2023/12/30 07:05:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | Tool | 日記
2023年12月29日 イイね!

【Tool】Temuで800Nインパクトレンチ

 最近、中国通販のTemu(テム、ティーム)が話題になっているようだ。

 安くて、速い。

 いろいろな割引があり、うまく使うとかなり安く物を買えるようだ。

TEMU WIkipedia

Temu(テム、ティーム)は、中華人民共和国のPDDホールディングスが運営するオンラインマーケットプレイスで、アパレル、化粧品、家電、家具、雑貨などを廉価販売する。Temuはアプリのマルウェア汚染、新疆ウイグル自治区の人権に関わる問題が指摘されており、アメリカモンタナ州グレッグ・ジャンフォルテ知事(共和党)は、TikTok、テレグラム、WeChat、Temuを州内で禁止する法案を2023年5月に署名した。

 アメリカで事業を開始し、欧州、日本へも展開している。

 実際どの程度危険性があるか不明だが、アメリカにおいては中国排除の動きの対象になっている州もあるようだ。

 扱う商品には、中国通販らしくコピー商品の類も見られるとのこと。

 さて、アクセスするルートによって異なるが、次回以降10000円だの15000円だのの割引を受ける権利をもらえるとかで見ていたが、購入額によって割引があるルートもある。

 自分は試しているうちに割引ルートに乗った。
 いろいろ見ていると、AliexpressやAmazonの方が安いものもある。

 電動工具を見ていると、

Heimerdinger

というブランドの、中国通販やアマゾンで見かける電動工具を見つけた。

 いくつかあるが、LB265 というモデルは800Nのトルクを発生することになっている。中国トルクなので半分程度に考えておいた方がよいかも。

 こいつを試してやろう。

 他のものと併せて3000円引きで買えるので、実質3000円未満で購入できた。

(他に買ったのはごく安価な、半田付け時に便利な電線を固定する工具とテスターリードのセットだ。)

 LB265 は割と新しいらしく他のモデルほどは見かけないが、Youtubeではロシア圏でいくつか動画が上がっているようだ。Aliexpressで購入しているらしい。ロシアはウクライナとの戦争で中国との結びが一層強くなっている影響だろうか。

 
 12/25に注文し、12/29に届いたので、わずか4日で届いた。



 

 インパクトドライバー WH18DDL2と比較すると少し大きくて重い。それなりにハイパワーに対応したものになっている様子。

 ただ、本当に800Nとはちょっと思えないが。

 早速試してみたいところだが、年末でばたばたしているというフリをして、実は寒いし何となく体調が悪いので、そのうち。


追記:

 簡単に試してみたが、トルク管理されたホイールナット程度は造作なく一瞬で外れる。WR18DBDL2と比較してもそれを上回る手応えで、少なくとも300Nを超える実力はありそうだ。
 外すときのオートストップが効くので都合がいいし。
 少なくともDIYレベルでは充分使えそう。
 
Posted at 2023/12/29 11:15:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | Tool | 日記
2023年12月28日 イイね!

【ケース沼】L-BOXXの世界

 ボッシュの工具を買うと、最近ではL-BOXXというシステムケースに入っていることが多い。
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 このケースは単なるケースではなく、相互にジョイントできる。
 だけでなく、ドイツのSortimoというメーカーがワゴンにツールを搭載するためのシステム棚を製作しており、その棚にセットするためのツールケースとして開発されたものらしい。本来は車載用システムなのだ。

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 棚の中に、ボッシュとは色違いのL-BOXXが入っているのが分かるだろうか。

 この工具ケースをドイツのいろいろなメーカーがそれぞれのカラーで作ってもらい、販売している。そのため、ドイツの工事業者さんは様々なカラーのL-BOXXを車に積んで使っているらしい。

 日本ではマキタとHiKOKIがドイツメーカーのTANOS systainer🄬規格に基づいてマックパックとシステムケースとして販売しているが、これらは互換性がある。ただし、この規格の適用は厳密ではなく、メーカー間の差異は結構あるらしい。

***

 L-BOXXに話を戻そう。

 ドイツの工具メーカーなどがこぞって採用している規格で、メーカーごとにカラーが違っている。
 しかしすべてOEM品のようで、どれもハンドルにはSortimoのロゴが入っているとか。

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FISCHERバージョン

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KNIPEXバージョン

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HAZETバージョン

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KUKKOバージョン

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ボッシュバージョン

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B&Wバージョン



 様々なバージョンがある。
 日本で入手するにはボッシュバージョンが最も安く種類も多いようだ。

 アメリカのメーカーはそれぞれ独自に作っているが、L-BOXXはドイツの多くのメーカーに採用されているので、長く使える安心感がありそうな気がする。

 もちろん、ミルウォーキーなどのものはそれぞれに工夫がなされていてよくできているのでファンも多い。

 
 




追記:
 あるだろうと思っていたけれど、クニペックスの工具入れの中身(仕切セット)だけを売っていた。日本でも売っていて13000円前後から。

 BOSCHのL−BOXXに付けている動画があった。

Posted at 2023/12/28 12:02:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | Tool | 日記
2023年12月26日 イイね!

中国製の工具箱

 

 これは、中国製の工具箱。

 これと、少し背が低いののセットで4000円弱(送料込み)のがヤフオクやメルカリで売られている。

 複数を結合して持ち運ぶこともでき、今どきのケースの機能を持っている。
 上下にスタックしても個別に蓋を開けられるので便利だ。

 マキタのマックパック・HiKOKIのシステムケースなどに比べて小ぶりで、DIY勢には使いやすい一方、職人さん達には小さすぎるだろう。

 ABS樹脂でできているので、比較的丈夫。ただし、紫外線には弱いので、屋外や日の当たるところには置けない。この点でも職人さん向けではなくあくまでDIY向け。

 このケースは実は、先端部を交換してドリルや丸のこ、ボッシュ等互換の葉が使えるマルチツール、ブロワ、高圧洗浄機等々になるマルチツールの箱らしい。

 その箱をそのまま売っていて、中にはそのツール用のスポンジが付いている。他のツールには転用できないので、これは取り除いて適当なスポンジ等を入れてやる必要がある。


 私はこれに箱のない電動工具類の保管に使っている。面白いことに、インパクトドライバーより大きめなマキタ レシプロソーJR188Dや日立 2モードハンマードリルDH18DSL、中国製 3モードハンマードリルにぴったりだった。そのほかの電動工具もこれに入れている。
 小ぶりなので、ちょっと工具を持ち出すにも都合がいい。

 これまでマキタのインパクトケースを改造して箱のないマルチツールやドリル、ジグソーを入れるなどしていたが、改造せずにぴったりサイズになるのはありがたい。

 うちにはHiKOKIのシステムケースやボッシュのL-BOXXもあるが、容量が大きい分大量にものを運ぶ職人さん向きだと感じている。

 これらのケースは工具セットに付属してくることもあるが、専用のトレイに入っていてセットがぴったり入るようになっている。しかしトレイによるデッドスペースがあったりする。
 HiKOKIの丸のこ用に設定されているシステムケース3は大きめだがほかのものがほとんど入らない。複数の丸のこを入れるためにトレイを外して使っている。

 職人さんは道具や部材を毎日いかに効率よく現場に運ぶかを考えるが、DIYでは使用頻度が低く基本保管用なので、ケースの考え方は異なってしまうだろう。
 
 
 


Posted at 2023/12/26 13:53:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | Tool | 日記

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「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
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