実家の庭には、父親が鉢植えでもらったソテツが植わっている。
鉢植えでは限界に育ったために、庭に下ろしたのだ。
その後冬に寒さでやられて一部が枯れて腐ったが、その後はそんなことなく成長を続けていた。
40年近い割には小さいのだが、いくらか子株ができながら、チクチク痛い葉を広げていた。
しかし、その場所はバルコニーの足が来てしまうので、植え替える必要がある。
根を掘ってみたが、葉が邪魔で作業が進まない。
そこで作業を切り替え、まずは伸び放題のソテツを剪定することにした。
↑写真を撮っていないのだが、こんな感じに葉が増えて広がり放題になっていた。
先日購入した中国製電動剪定ばさみがこの所非常に役立っていて、今回も大活躍だ。
ソテツは古い葉はかなり落としてしまってもいいらしい。昨年、今年の葉ぐらいを残してあとはバッサリ切ってしまう。その下にあるかつての葉の葉柄の残骸なども片っ端から落としてしまえばかなりスッキリする。
こんな感じにスッキリした。
あとは植え替えだが、別の場所に移すか、バルコニー柱が立てられる程度に建物側に移動するかで考え中だ。
いずれにしろ根を掘り上げないとならないので、かなりの労力だ。
しかもソテツはあちこちトゲトゲで痛い。
ああ、大変だ。
***
実家のバルコニーに着いていたスズメバチの巣も、もう住人がいなくなったので取り外しておいた。
木の皮をかみ砕いてつくるものなので、ほぼ紙である。とても軽い。
中身は巣板が3段になってぶら下がる構造になっていた。
住人の女王や働きバチは既にいない。内部で死んでいるものはおらず、外で死んでしまうようだ。まあ、死骸が生じたら外に捨てられてしまうから、内部が死骸だらけになることはないだろう。ただ、下に死骸が落ちていることはなかった。落ちていてもアリがすぐ持って行ってしまうだろうから、どのように死んでいったかは分からない。
この巣で産まれた新女王は、どこかで冬越しをして、春を待っている。
***
ソテツと関係ないが、母の退院準備で、1階の和室の改装をはじめている。
リフォームではなく家具や仏壇の移動だ。
母が1階を使いたがらないのは、仏壇の一緒に寝るのが嫌であるからだ。
仏壇には父と父方の祖父と祖母2人の位牌がある。
母から見れば血縁でない人ばかりで、嫌であるらしい。
そこで、和室にベッドを置いて寝たときに直接見えない床の間に仏壇を移動した。まだ墓に入れていない父の骨壺も一緒だ。
次に、父が鹿児島支店長時代にもらったらしい屋久杉の飾り棚を移動した。
どうでもいいゴルフコンペのカップとかはこの際下ろした。
この移動のために父の衣服が入っている縦長のクローゼットの位置も変えた。
これで大枠ベッドの場所を確保できたので、2階からベッドを下ろしてくることになる。
ただ、その他にも和室にはいろいろなものを突っ込んであったので、このあたりを移動/整理する必要がある。結構大事だ。使用見込みのない屋久杉の座卓もどうしたらいいか。
こうした作業をこの年末年始に全部一人でやるわけだ。
1/8には退院で迎えに行くので、これまでに終わらせる必要がある。もちろん、仕事の準備や生徒のレポートの評価も並行してやる必要があり、退院の日は仕事はお休みをいただいているがその分の課題をつくっておかねばならない。
この年末年始も自分のことはほとんどできそうにない。
どんどんエントロピーが増大し続けている自宅を何とかできるのはいつの日か。
Posted at 2024/12/28 12:43:20 | |
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