ピアッツァでやりたいことが一つある。
ファンの電動化だ。以前から頭の中にあり、夏場の水温上昇を招く不合理なしくみに納得がいかない気がしていた。
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レッドゾーンに飛び込むほどの渋滞時の水温上昇を抑えることが一つの目的。
と言っても、最近はあまり水温が上がらなくなっている。何をやったか明確には覚えていないが、いろいろ触っているうちなにかよいことをやったのかもしれない。
しかしながらやはり電動ファンの放熱能力には魅力があり、検討していた。
ちょうど川端さんがこのところベンツやBMWの大型ファンを取り付けようと部品を集めて研究されている。
自分は純正のシュラウドを使ってファンを取り付けようかと考えていたが、川端さんのように樹脂シュラウド付きのファンを加工するのも悪くないかとも考えはじめた。
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ラジエーターを全面的にシュラウドで覆ってしまえば停止時の放熱効率は高くなる。
しかし、走行時には抵抗になっている。全面を覆うことが本当に正しいかどうかは使い方によるのかも知れない。
ググったら、こんなものもあった。
VWポロのシュラウドだが、風抜きのスリットが開いている。
BMWミニではスリットに逆流を防ぐふたが付いている(経年劣化でスリットに引っかかって役に立たなくなるみたいだが)
レース用社外品で、ファンがかぶらないところをばっさり空けているものもある。
ピアッツァの場合、ラジエターの右前にエアコン用の押し込みファンがあるので、この後は空けて置いてもいいのかもしれない。むしろその方が停車時のエアコンコンデンサーの放熱はよくなるかもしれない。エアコンを動かさないときには逆に吸い込んでしまうが。
電動化で押し込みファンを外してしまうのならきっちり覆った方がいいことになる。
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ファンの選定が重要で、厚みが問題になる。
川端さんが集めたファンは、
Bentz W220 75mm
W211 77mm
W169 81mm (川端さんのブログでA160用となっているもの)
BMW E61 91mm
国産は100mmを超えるものばかりだそうだから、やはりBentzかBMW,VW,Audiあたりのファンを使う事になるのだろう。

ちなみに、上のBentz W168のシュラウド付きファンは古いせいか安く手に入れやすいが、ファンの羽根自体の直径が360mm,消費電力300W(12V 25A)。おそらく外径は380mmぐらいで純正シュラウドと組み合わせるには扱いやすそう。ただし、厚みが分からないので使えるかどうかは不明。
樹脂のシュラウドを切り刻んで純正シュラウドにはめ込むか、シュラウドを生かすことも考えられるが、横が大きめ、縦が足りないサイズ(でもコアはカバーできそう)なので、少し工夫が必要。
Posted at 2015/07/18 01:38:16 | |
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