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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2010年10月31日 イイね!

ピアッツァ スペーススポーツ

ピアッツァ スペーススポーツ いすゞが1987年のモーターショーに出品したショーモデル ピアッツァ スペーススポーツのミニカー(ノレヴ製1/43スケール)である。写真がいまいちで申し訳ない。
 もう少し見たい方はココを参照のこと。

 ミニカーを集めているわけでもないが、中古並みの破格の値段で出ていたので思わず買ってしまった。自分には思い入れのあるモデルなのである。

 このショーモデルはイギリスで製作され、先立って1987年のジュネーブショーに出品されたそうだ。
 こんな車が市販されれば、ピアッツァ購入層とは違う層からも注目をされたのではないかと思ってしまう。
 開放的なタルガトップの運転席。荷物の出し入れにはリアがもう一段下まで開口できないと辛いが、上部まで透明なリア部分は左右からガルウイング(カモメの翼)状に大きく開き、かなり利便性が高い。
 お洒落で便利な4シーターワゴン。自分がこのモデルを知ったのは90年代になってからだったが、欲しいと思ったものだ。
 1987年と言えばレガシイ・ツーリングワゴンの登場でようやくワゴンが正当に評価されるようになる少し前のことだ。国産ワゴンはレオーネやADワゴンなど商用車のニオイが強くて垢抜けない。ワゴンに対する評価が低い中、この車はどのように写ったのだろうか。

 自分がピアッツァ スペーススポーツを知った頃は既にピアッツァに魅力を感じていたが、欧州で多い5ドアハッチバックやアメリカで多いステーションワゴンの利便性にも魅力を感じる一方なかなか機能的で魅力的な車を見つけることができなかった頃でもある。
 そんな中で日本のワゴンのイメージを塗り替え一世を風靡したレガシイ・ツーリングワゴンやU12ブルーバード オージー(5ドア)が比較的よく思えた。
 ある日雑誌の写真で見かけたピアッツァ スペーススポーツは、自分のより多くの希望を叶える車に思えた。市販されることを期待したが、それは叶わなかった。

 ところがどうしたことか、ピアッツァの事実上の後継と言っていいSVXにも、アマデウスと名付けられたお洒落なワゴンのショーモデルが現れた。これは非常に評判がよかったそうだが、結局これも市販はされずに終わった。
 自分が魅力を感じる美しくお洒落なワゴンという路線はなかなか日の目を見ることはないようだ。



 なお、高校生以前はジープやランクル、大学生になってすぐはピックアップトラックに乗りたいと公言して変な人扱いされていたのだが、街中では実用的でないので実際の購入はあまり考えなかった。まさかその後にあれだけ馬鹿にされていたワゴンが大売れに売れ、RVが大流行になるとは。ましてやランクルが本来の用途からかけ離れた超高級シティクルーザーになるとは……。世の中分からんものだ。

 
Posted at 2010/10/31 22:42:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2010年09月20日 イイね!

フェラーリの黄色

フェラーリの黄色 もちやで質問を受けたこともあり、フェラーリの黄色について。

 おなじ黄色でも緑がかった黄色もあれば赤みの強い黄色もあれば薄い黄色もある。

 全塗装となればどんな色を使うかで散々悩むのであるが、私が選んだフェラーリの黄色にもいくつかバリエーションがある。

 おなじジアッロ・モデナ(giallo modena)と呼称される黄色にもカラーコードが2つある。
 一つは102。もう一つが4305である。

 前者は512などの少し古いフェラーリの塗色で若干白っぽい(写真左)。後者はF355,360,430などの現在に続くフェラーリの塗色で濃く、若干赤っぽい(写真右)。

 

 私はF355の黄色のイメージで後者を選んだのだが、塗料メーカーの違いもあり正確にフェラーリの塗色を再現できているわけではないと思う。また、黄色は光の当たり方の影響が強く、フェラーリとピアッツァでは面構成の違いもあり、色の出方が異なってもいる。

 なお、SVXにジアッロ・モデナを塗られている方がいるが、ホームページに書かれているカラーコードは102なので、若干白っぽさのある方である。


 ちなみに、フェラーリの赤、ロッソ・コルサ(rosso corsa)では、時代により微妙に異なる色合いとなっていて、おなじカラーコードでもさらに記号が付けられ区別されているそうだ。
 さらにおなじ車種・おなじカラーコードでも採用塗料メーカーの変更で微妙に色が違うらしく、ややこしい。

 
Posted at 2010/09/20 13:52:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2010年08月16日 イイね!

共に優勝を狙え! God Takspeed carviewロードスター2010

共に優勝を狙え! God Takspeed carviewロードスター2010・デザインコンセプトやポイントについて書いてください!

 Carview・、みんカラのイメージカラーとなる水色・青色にとらわれず、あえて赤色や黄色の原色づかいでほとばしるエネルギーを表現してみました。

“God Takspeed carviewロードスター”への応援メッセージ

『みんカラユーザーの想いを受けて、ぜひ優勝を!!』



##今日8/16が締め切りというのが目について急遽つくってみました。
Posted at 2010/08/16 14:45:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | ブログ企画用
2010年06月13日 イイね!

どんな車が好きだったかちょっと考えてみた

どんな車が好きだったかちょっと考えてみた 小生はいわゆるスーパーカー世代である。といえば歳がばれるが。
 ご多分に漏れず、スーパーカーのカードを集めたり、スーパーカー消しゴムを集めたり、スーパーカープラモデルを作ったりした。小学校でも油粘土を使って大きなポルシェ934ターボをつくったりもしていたことを思い出す。


 当時惹かれたのは、ポルシェ934ターボとタイレルP34(いわゆる6輪タイレル)、アリタリアカラーのランチャストラトスだった。イタリア車ならランボルギーニ カウンタックだったが、どちらかというとレースシーンで活躍する車の方が好きだったらしい。

 しかし、当時ポルシェ911系統が好きだったのが、いつの間にかそれほどでもなくなったのはなぜだろう。今回はそんなことを考えてみた。


●911は1960年代のデザイン

 911といえば、1960年代の登場。リアエンジンのためノーズを長く低くしつつ、ヘッドライトの位置を確保したがためのあのフロントデザイン。当時のクーペらしく低く下げたリアデザイン。そのまえの356のデザインを引き継いでいるようなので基本は1940年代のものと言ってもいいのかもしれない。

 911シリーズは901型から性能を向上させつつ外見を大きく変化させずにモデルチェンジを繰り返し、現在の997型になっている。現代の他の車と明らかにことなるアイデンティティを維持し、それでいて古さを感じさせないデザインになっている。

 今でも時折1970年代のモデルが走っているのを見ることがあるが、やはり随所に古さを感じずにはおれない。逆説的に、いかに現代の911が手を加えられているかが分かる。古典的なデザインを活かし、リファインで現在まで引っ張る手法には感心するばかりである。

 だが、今の自分の視点では、現代のポルシェ911は琴線には触れない。
 初期の911よりも遙かにグラマラスになったボディラインは魅力的には映る。だがいくら現代風にデザインを見直しても、イタリア車のような美しさを感じない。市場では911シリーズは今以て魅力のある存在ではあるが、正直飽きてきたようだ。ドイツ製品の質実剛健さが自分には物足りない要素となってきたようだ。ポルシェ911シリーズは自分の中ではデザインよりもブランド先行でイメージする存在になってしまっている。



●イタリアンデザインに惹かれる

 質実剛健なドイツ的なものに惹かれていた時代は実は結構長い。BMWも好きな車であったし、いすゞともつながりがあり、日本人デザイナー児玉氏が活躍したオペルにも親近感があった。ドイツの工業製品に対する信頼感もそこそこあった。一見固定的に見えて、進路の変更が柔軟なドイツの教育システムにも感心していた。

 だが、BMWやベンツが小金持ちのステータスとしてそこいらにありふれた存在になっている中で、ドイツ車に興味を失ってきたのも確かだ。質実剛健さに惹かれはしていても、よく見てみればデザイン的に面白いものはあまりない。自分の持ち物としてあまりに面白みがない。911はその中で異彩を放っているようにも見えるが、それは古い時代のデザインをその人気から引きずり続けているためであり、新たな提案ではない。
 そんな中で、ピアッツァから興味を持っていたイタリアンデザインに移行していった。

 しかし、フィアットやランチャの小型車が強い魅力を持っていたわけではない。また、雲の上でしかないフェラーリやランボルギーニにもそれほど興味を持っていなかった。しかし、度肝を抜かれたのが、クーペフィアットだ。小型でありながら斬新すぎる曲線とざっくりと切り取った斜めの直線で構成され、他のどの車にもない異彩を放っていた。このあたりから、イタリアンデザインを強く意識するようになった。

 ちなみに、このころカーグラフィック誌に乗っていたように思う黄色いクーペフィアットを室内から撮った写真が印象に残っている。窓の外に見えるミラーの黄色さが非常に鮮烈に目に焼き付き、それが後のピアッツァ・イエロー化につながっている。


●スーパーカーか? 否

 イタリアンデザインと言えば、ランボルギーニなどのいわゆるスーパーカー(エキゾチックカー)が思い浮かぶ。確かにデザインによる圧倒的な存在感は魅力的である。

 だが、浮世離れしたそれらの車は現実問題として所有対象とならない。購買力の問題もあるが、あまりに実用的でなさ過ぎる。
 実用的でデザイン的に優れた車に魅力を感じる。

 4ドアやステーションワゴンなら実用的だが、デザイン的に魅力的な存在なものは限られる。最近のずんぐりむっくり傾向はどうにも不格好なデザインになりがちだ。
 クーペならデザイン的にやりやすいはずだが、今の時代は優れたクーペは出にくい。また実用的なクーペはあまり存在してこなかったのも事実である。4座で荷室を確保した実用的なクーペであるピアッツァのようなコンセプトは珍しかった。

 自分としては、流麗な5ドアハッチバックやワゴンがあれば嬉しい。SVXのワゴンコンセプトモデル、アマデウスのようなワゴンがあれば購入したいと思うのだ。ジウジアーロなら特に。



●車好きが行き着く旧車の維持と今後

 今の時代に魅力的な車がなければ、旧車を選ばざるを得ない。
 旧車は、部品供給や維持コスト的に厳しいが、時代の変化の中で、デザイン的に以前より魅力が感じられる。だが、そうした理由で所有や維持を希望する向きは非常に限られる。環境問題からも逆風になっている。
 そもそも日本は車の維持コストが高い。あちこちに高い税金が課されて(ガソリンには30年も臨時に大きな税金をかけ続けている上に、税金に税金をかける異常さ)、その上に約束違反で高速道路料金まで取られる。車を維持するのが難しい時代になっている。
 経済的な問題がクリアしても環境的にも税金的にも車には逆風だ。趣味としてもなかなか厳しい。

 旧車は少なくなる一方かも知れない。

 新車へ移行せざるを得ないだろうと思う。しかし、魅力がなければあえて大きな費用を投じる気にもならない。

 車は本来あくまで道具である。その道具に時代が何を求めるかがカーデザインを決めるのだろう。
 おそらく、電気自動車などが今後それなりのシェアを獲得するのだろう。しかし、当面はあまり選択肢がない状況だろう。[いかにもハイブリッド車]というイメージ作りでデザインをしたりしているうちはまだまだだ。優遇策や目新しさで需要が一巡すればデザインでも競う時代が来るだろう。あくまで道具に美しさを競う時代は経済的に余裕のある時代である。
 そのときになればまた選択肢が増えるだろうが、そのときカーデザインはどのような展開を迎えているのだろうか。
 そもそもそんな時代は来るのだろうか。

 都会においては、車の所有の形は大きく変わっているかもしれないとも思う。

 それを見極めるまでは、旧車を維持することになるのかも知れない。さていつまで保つか。


#旧車を2台、しかも3.3Lの排気量の税金はきつい。個人的には、車にかかる税金の高さ故、ナンバーを付けて維持をするのはばかげていると思うようになっている。だが公道を走ってこその車。溜息が出る。

 

 



 



 


Posted at 2010/06/13 08:53:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2009年08月27日 イイね!

ジウジアーロ エンブレム(バッジ)

ジウジアーロ エンブレム(バッジ) Webで検索すると、このバッジは、ロータス エスプリに付いている旧タイプ(黒地にstyled by GIUGIARO)と、マセラティ クーペに付いている新タイプ(青地にDESIGN GIUGIARO)が売られている。これ以外に、FIAT/アルファロメオの新タイプがある。

 ロータスの物は2800円。
 FIAT/アルファロメオの物を部品として取り寄せると2000円ちょっとという代理店もあれば4000円という代理店もある。

 マセラティのものは1700円ちょっとという表示があったので取り寄せてみたが実際はもっと安かった。送料等が1000円ちょっとかかってしまっているが。

 なお、FIAT/アルファロメオのものはビニールのような素材でできている(Handling by LOTUSバッジと同様)が、マセラティのものはアルミニウムのような金属に印刷し、コートしてある。

 メタルがいいという人は多いようだが取り立てて高級感があるわけではない。耐久性はどうだろうか。

 わざわざ159のオーナーさんがマセラティの物に交換していたりすることもあるらしいが。


 なお、このバッジ(エンブレム)はマセラティの純正パーツなので、コーンズ扱い。コーンズといえばフェラーリやマセラティの日本正規輸入代理店(いまはフェラーリは日本法人を置いているが)。縁のないところだと思っていたが……。



 それにしても、ピニンファリーナのメタルロゴエンブレムに比べて、ジウジアーロの控えめなこと! 本当に気づかないぐらいさりげないエンブレム。

 そもそもジウジアーロはあまりこうしたエンブレムをつけることがなかったと思う。
 つけるようになったのは、メーカー側のジウジアーロブランドでのイメージ向上につながるという判断からだろうか。ジウジアーロとしては統一エンブレムをデザインして使わせるようになっているようだが。

 グランデプントなんていう大衆車から、アルファ159/ブレラ、超高級車のマセラティ クーペまで、同じデザインのエンブレムが付いていることも、それはそれでいいのか悪いのか。

Posted at 2009/08/27 20:01:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ

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「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
愛車 黄色いピアッツァのHP http://piazza.ciao.jp/piazza_web/index.html ↑プロバイダーを変更して再開! ...
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