
先日ご紹介したランボルギーニ・ディアブロ。地元ナンバーに変更され、晴れてオーナーの名義になったようだ。
そのディアブロのとなりにピアッツァを停めて、記念写真など。
本格エキゾチックカー(スーパーカー)の横では、ピアッツァはあくまで普通の車だ。ランボルギーニは本来貴族階級や富裕層が持つ車。ピアッツァは一般の人が乗る車であり、イタリア車ならアルファのクーペあたりと似た位置づけと考えられる。
それにしても、低い。ピアッツァやSVXは車高が低く、特にずんぐりむっくりの車ばかりの現代ではかなり低く見えるが、ディアブロの薄さは半端ではない。リアエンジンの利点を生かしてオープニングが極端に低く、そしてワイドボディで平たい。それでいてリアは厚みを感じるデザインであり、ざっくりと切り上がるテールランプへのラインはあまりにも大胆だ。
果たして後方視界などあるのだろうかと思ってしまうぐらい、リアウインドウは狭い。
並べてみて分かったが、フェラーリのジアッロモデナより濃いめな様子。もっとも蛍光灯下なので色味の比較は難しいが。
それにしても、ピアッツァの幅の狭さが残念である。
SVXはワイドボディでミッドフレームを持ち、ピアッツァと比較すればそれなりにエキゾチックカー然としたところもある。もちろん成り立ち・位置づけ・デザイン性などどこまで行ってもエキゾチックカーの仲間に入れられることはない車である。
しかし、ライトがリトラクタブルでもっと低いオープニングになっていれば、かなり印象が変わっただろうと思う。もちろん、優しいジウジアーロの曲線が直線基調かつかなり大胆なディアブロとは相当異なる印象を与えてはいるが。同じジウジアーロのせいか、マセラティクーペあたりなら方向性に似た匂いがする。
Posted at 2010/05/23 00:26:53 | |
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