自分はなるべく自分で修理や製作を行い、工具や測定器などを買うようにしている。
ずいぶん前に子供の頃からのあこがれだったオシロスコープをついに手に入れてずいぶん大人になった気がしたけれど、対応周波数の低いデジタルオシロはとても安いので(しかも秋月だし)、まあコスト的にはあんまり「オトナ」ではないのかも。
最近はデジタルテスターがきわめて機能豊富で、インダクタンス、キャパシティ、周波数、温度、音(騒音計)、照度計などが組み込まれていて、子供時代の感覚ではもう感動的なほどだ。タイプの違うものを3つほど買ったが、簡易なタイプの一つは実家においている。
お小遣いを貯めてやっとDC/ACのV,A,Ωが測れる(少しだけいい)サンワのアナログテスターを買って喜んでいた時代が嘘みたいだ。今のデジタルテスターは馬鹿みたいに安く高機能だ。
デジタルテスターと言えば、クランプ式でDCも測れる電流テスターを7~8年前に買った。

これは出番こそ少ないが自動車のような大きな直流電流を流すもの相手ではきわめて重要なアイテムだ。電流は回路の中に入れないと普通は測れないし、電流計は一般に大電流を測れず1Ωとかの抵抗を挟んで電圧から間接的に測るしかない。クランプ式の配線にかませるだけで測れるものはきわめて便利。DCの電流が測れるタイプは高いが、きわめて有用。
子供時代から比べればかなり充実してきたけれど、それでもまだまだ足りない。
最近はインジェクターがらみで矩形波の発生源として
・ファンクションジェネレーター
をほしいなあとか思っていた。
大昔に秋月で買ったキットもあるのだけれど、組み立ててもこれを満足に動かすためにはケースを買い電源を買いとしていたら結構なコストと手間がかかる。オシロがないと信号が正常かどうかの確認も出来ないし。ファンクションジェネレーターのキットを見て思い切って買ってしまったけれど、結局組み立てないままだった。説明書の日付によると1985年に書かれているもの。80年代か90年代初めに買ったのだと思う。
ヤフオクを見るとかなり安く中古が出ている。このあたりを買ってしまった方が確実。デジタルのが校正する必要もほとんどなくてよさそう)。まあ、そんな微妙なことには使わないけれど。
中古の測定器や信号発生器、電源等は驚くほど安い。昔オシロを買おうかと思ったことがあったけれど、中古でもまともなものは高くてちょっと手が出せなかった。
ヤフオクを眺めていると、実験用安定化電源なんかも格安。これもできればもう1台ほしい。今あるのが30V(±15V) 5Aの電源と、アマチュア無線時代の13.8V電源。
なんか、測定器とかのたぐいの中古を見ていると、無性に買いたくなる。
リーダーの信号発生器とか、子供時代にほしかったのだよなあ。
写真は
ここからの借り物(勝手にすみません)。
もっとも、こう言うCR発振器は信号ひずみが多いので、今時はファンクションジェネレーターを使うのが確実でかんたん。デジタルが一番いい。
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あと、ファンの電動化のためにネットを徘徊していて見つけたのが中国製の12V温度調節器。
リレー出力が付いていて、電動ファンの単純な制御にはぴったり。85℃でリレーON、80℃でリレーOFFといった制御ができる。100Vのなんかもよくあって、熱帯魚の温度管理とかによく使われているらしい。
eBayだと送料込みで安いところでは1000円ちょっと。ヤフオクでも輸入して売っている人がいるけれど倍以上する。
このところインジェクターのことに興味が行っていたので電動化の方はちょっとお休みしていて、結局まだ買っていないけれど。
ファンの電動化を精力的にやられている川端さんも最近これを入手したらしい。
Posted at 2015/08/10 22:34:31 | |
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