これは、アネスト岩田のエアブラシ、HP-THにトリガーグリップ、センターボトル3 HPA-CB3(130mL)をセットしたもの。
平吹きが出来、エアブラシ用の小型のエアコンプレッサーでも比較的大物が吹ける、優れもの。そして、結構高価なものだ。
が、ここ数年の精神的低迷の中で、使ったまま不十分な清掃で放置していたために塗料(クリア)が内部に付着して不調になっていた。
その後、いろいろな方法で清掃をしたが、何故か吹こうとするとボトルに吹き返してしまい、吹けない。それ以上追及する気にもならず、メーカーに送って直してもらおうかと思いつつ、しばらく使う事もなかったので放置していた。
今日ふと思い立ち、分解清掃をしようとバラバラにしてテストしていた。
内部を見ても、詰まりもないし汚れもない。何故不調なのかわからない。
エアを入れながら組み立て、いろいろ調べてみると、ふと気付いた。
「こんな所にOリングはいってたっけ?」

見てみると、エアキャップとヘッドの間にOリングが入っているのだが、これをとって吹いてみると吹き返さない。
部品構成図を見ても、ここにはOリングはない。
このOリングはどこから来たのだろうとボトルのねじ込み部を見てみたら、ここにあるべきOリングがない。
分解したときに勘違いして、外れてきてしまったOリングをヘッド部にはめてしまったのだろう。
以来キャップとノズルの間にすき間が出来、エアが塗料のラインに吹き込んでしまうようになっていたようだ。
ああ、私って馬鹿ぁ!
精神的な不調の中でやる気にならず、清掃不十分なまま放置し、ダメにしてしまったのだと思い込んでいたのだが、こんなオチだったとは。
高価な塗装機材だけに壊してしまったかと気落ちしていたのに。
気に病んでいたことが解決し、少しスッキリだ。
ちなみにamazonでの価格:
HP-TH 44,056円
HPA-CB3 4,953円
HPA-TG 5,184円
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計 54,193円
こんなものを壊してしまったら、凹むわ~。
閉店半額セールだったから買えたものの、そうじゃなきゃ買ってなかっただろうなあ。
Posted at 2018/05/29 21:42:14 | |
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