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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2011年06月29日 イイね!

【予告】講演&コンサート「FAZIOLIが奏でたショパンコンクールのすべて」【日時変更あり】

私めの企画コンサートの予告です。
 ご興味のおありの方はご連絡下さいませ。

 「FAZIOLIが奏でたショパンコンクールのすべて」
~コンクール公式ピアノFAZIOLIの調律師が語り、
  日本人最上位ピアニスト渡辺友理がFAZIOLIでショパンを弾く~


日時:2011年8月28日 開場:18:00 開演:18:30(変更あり)
日時:2011年8月27日 開場:13:30 開演:14:00

場所:幕張ベイタウン・コア 音楽ホール
チケット:大人(高校生以上)2000円、中学生まで1500円(予定)

 2010年ショパンコンクール公式ピアノとなり演奏者が3位に入賞したFAZIOLI。その高い音楽性が高い評価を得て注目されている。公式ピアノの調律を担当した越智晃氏に調律師ならではの視点で語って頂くと共に、日本人最高得点を得た渡辺友理さんにコアのFAZIOLIでショパンを奏でて頂く。
 2002年に異例の住民運動でFAZIOLIを導入した幕張ベイタウン・コアならではの、記念碑的プログラム。

プログラム:
ラフマニノフ 前奏曲    作品3の2 嬰ハ短調 「鐘」
                作品23から2番 変ロ長調
                        4番 ニ長調
                       5番 ト短調
               作品32の2 嬰ト短調

ショパン スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
      アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
      ソナタ第2番 作品35
(演奏曲目は変更されることがあります)
 
Posted at 2011/06/29 19:22:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | クラッシック | 日記
2011年06月19日 イイね!

須関裕子ピアノリサイタル

須関裕子ピアノリサイタル 6/16(木)、須関裕子さんのリサイタルへ行ってきた。

 今年の2月に、私のプロデュース(と言えるほどのものではないが)で、地元で演奏して頂いているが、今回リサイタルにご招待頂いたので大泉学園まで演奏を聴かせて頂きに行ってみた。

 大泉学園ゆめりあホールは176席のこぶりな音楽専用ホールで、残響も短めだがピアノには良さそうだ。
 ピアノはスタインウエイ D274。

 前半は
チャイコフスキー ドゥムカ ハ短調 作品59
グラズノフ ピアノソナタ 第2番 作品75
という玄人好みの内容。

 後半は
リスト ラ・カンパネラ、愛の夢
ショパン 幻想即興曲、別れの曲
等々のおなじみの小品名曲。

 アンコールは小犬のワルツ。


 後半は2月の時のプログラムとかなりかぶっているが演奏がさらにいい。ああ、これが本来の須関裕子なのだと思った。とても伸びやかでパワーもあり、エレガントなよい演奏だった。

 2月の時は「子供向けに曲の解説をする」という企画でお願いしており、長い原稿を用意され、とてもよくやって下さった。スタッフも感心していた。しかし、ピアニストは何と言っても演奏に専念して頂くのが一番。余計なところにエネルギーを使わせてしまって申し訳なかったと思う。
 

 終演後少しだけお話しもさせて頂いたが、気さくにお話しをしてくれる。小柄で可愛らしく、性格もよく、とてもしっかりされていてとてもよい人だなあと思う(お母様がまた美人なのだ)。

 今どきでないのが逆にいい。世間にもピアニストにも「今風」の綺麗な人は多いがそれでは埋もれてしまいかねない。須関さんは埋もれない独特なポジションを作り出しているように思える。

 これから歳を重ねてどんなピアニストになっていくのか、どんな厚みを纏っていくのか楽しみにしている。



関連エントリー

須関裕子のピアノ物語
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/21516603/


須関裕子のピアノ物語 無事終了
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/21534040/
Posted at 2011/06/19 00:58:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラッシック | 日記
2011年04月23日 イイね!

渡辺友理 日本人離れした強さと個性

渡辺友理 日本人離れした強さと個性 渡辺友理さんのリサイタルに行ってきた。
 渡辺さんは、5年ごとに行われるショパン国際ピアノコンクールで2010年に2次予選まで通過し、日本人としては最高得点だった演奏者だ。
 強い個性と力強さに圧倒され、アルゲリッチに称賛された理由を納得した。

 * *

 場所は仙川アヴェニューホール。8月に地元のホール(幕張ベイタウン・コア)で行う企画のため足をはこんだ。地元ホールにも導入されているFAZIOLIが初めてショパン国際ピアノコンクールの公式ピアノとなり、その使用者ダニイル・トリフォノフが3位に入賞したことを受けてのもの。公式ピアノを調律した越智晃氏にコンクールの模様や裏話を語って頂き、その一環で渡辺さんに演奏して頂こうというものだ。
 このホールのピアノと私との関わりについては
ショパンコンクールでFAZIOLI演奏者3位に
https://minkara.carview.co.jp/userid/441462/blog/20402672/
 FAZIOLI導入については
Wikipedia 幕張ベイタウン コンサートピアノ購入運動の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/幕張ベイタウン・コア
を参照頂きたい。

 仙川アヴェニューは1・2階160席とかなり小さなホールで、導入されているのはFazioli F228 Silver。演奏後越智氏に見させて頂いたが、響板が黒・金属部品がクロームメッキ、フレームがシルバーというかなり変わった仕様のピアノ。日本初導入で同じタイプのものはミスターチルドレンのスタジオにも入れたという。
 2009年に入れたばかりのピアノで音がまだ堅く、ホールもコンクリートのため硬質で残響時間も少なくクラッシックにはちょっと厳しさを感じなくもない。

 そのホールでの演奏は、当初ちょっとぎょっとした。ピアノの状態やホールの特性に加え、かなり前の席であったこともあり音がきつい。その状況でショパンノクターンを、ピアノのコンディション、ホールの特性に遠慮することなく弾いている。この演奏でいいのだろうかと思ってしまった。
 しかし、幻想ポロネーズからハッとさせられた。徹底的な強さと繊細さを使い分け、ピアノコントロールに絶対的なものを感じる。リスト・ベートーベンとその強い個性で本領を発揮。アンコールのラフマニノフもすばらしかった。
 渡辺さんの演奏は圧倒的な技術と表現を支える強烈な個性、言ってみればあくの強さを魅力としている。イタリアで磨いてきたのは世界のピアニストと渡り合う存在感であったのかもしれない。

 結局ショパンコンクールで最終的に評価されるのは「個性」なのだろう。同じコンクールに挑んだ實川風さんの繊細で美しい演奏では予選で残っていけなかったし、限界を感じた彼はコンクール後演奏スタイルを変化させている。個性の強い演奏は評価が分かれるが、個性の薄い演奏では埋もれてしまう。凡庸なピアニストはいらないというコンクールの主張なのだろう。

 
 * *

 イタリア在住の渡辺さんは現地で日本の震災を聞いたとのこと。原発事故について地元メディアからインタビューをされたが、現地の理解はは「日本の技術はその程度なのか」と言ったものだったという。日本に対する誤解を強く感じた彼女は、彼女なりに日本の優れている点を主張したと言う。そしてこれからも日本の本当の姿を伝えていきたいとも語っていた。
 国際的な活躍をする渡辺さんが今回の震災で背負ったものは大きかったようだ。しかし国際理解に貢献して頂ける立場でもある。是非広く日本を伝えて欲しい。
 
Posted at 2011/04/23 08:37:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラッシック | 音楽/映画/テレビ
2011年03月22日 イイね!

高木竜馬君 ウィーン留学 壮行コンサート

 一昨日は、高木竜馬君のコンサートだった。

 久しぶりに会った竜馬君は、以前とずいぶん変わってほっそりとし、「青年」と言った風貌に変わっていた。その前は小太りなサッカー少年であったので、その印象の変化に驚く。
 だが、驚いたのは音だ。
 リハーサルをしているところに一歩入るなり、以前と全く違う、柔らかい音を響かせていた。
 以前は言葉は悪いが曲芸師のような印象もある、ぐいぐいと押す感じのような演奏だったが、ずいぶんと垢抜けた。

 留学が決まっているが、ウイーン国立音楽大学コンサートピアノ科に首席で合格というのだからすごい。しかも、自分ひとりで現地へ行き、住む家を探し契約もしてきたという。


 この日は朝から雨で、しかも放射線量の増加が観測されていた。
 本来は他のピアニストの演奏や有名なロシアの教授による公開レッスンまであるはずだったもの。ところがそれらは今回の地震と原発事故により全て中止に。
 こんな状況だから、お客さんも来ない方が沢山あるかも知れないと考えていたが、全くそんなことはなかった。

 演奏後、握手をさせてもらったが、ふっかりとした柔らかい手だった。
 
 本人曰く、

「歴史に残るピアニストになりたい」

 高木竜馬、ただ者ではない。
Posted at 2011/03/22 19:42:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | クラッシック | 音楽/映画/テレビ
2011年03月20日 イイね!

明日はコンサート 高木竜馬君ウィーン壮行

 明日はいつもの地元ホールのコンサートスタッフ。

 今回のコンサートは、元はロシアから先生が来て公開レッスンおよびウラディーミル・ホロヴィッツ記念国際コンクール 受賞者コンサートというものだったのだが、地震で来日しないことになり、企画そのものが中止に。

 ただし、出演予定だった高木竜馬君のウイーン留学の壮行コンサートとして開催することになった。勿論、今回の震災の義援金を募ることになっている。

 なお、ウイーン国立音楽大学コンサートピアノ科の入学試験に首席で合格。本当にすごい高校生だ。比較的近所に住み、中学生の頃から何度も地元でコンサートをしてくれている。
 小・中学ではサッカー部に所属して地元の学校にもよく練習試合できていたので、地元ではなじみ深い。

 どこまで育つのか、本当に楽しみだ。

 
Posted at 2011/03/20 23:22:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラッシック | 音楽/映画/テレビ

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「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
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