2/6の四国の地震が一部で大きく取り上げられている。
◤震源情報
震源地 徳島県
震源時 2015/02/06 10:25:12.44
震央緯度 33.73N
震央経度 134.37E
震源深さ 12km
マグニチュード 5.3
(NIEDのデータより)
震源が浅いため、マグニチュードの割りに震度が大きかったが、当然揺れの範囲は狭く、決して規模の大きな地震とは言えない。場所が南海トラフ地震の震源とは異なるプレート内地震で、周辺は広く震源が分布している。
村井俊治・東大名誉教授のGPS測量に基づく分析でも警戒を要するとされていた地域であったが、この地震が対応かどうかは不明。
「水平方向の動きを解析すると、四国も警戒を継続すべきです。中国地方側の基準点が南東に動こうとしているのに対し、太平洋側は北西方向に動こうとしている。四国、瀬戸内海付近で歪みが溜まっていると考えられます」
NEWSポストセブン 週刊ポスト2015年1月16・23日号
これを南海トラフ地震の前触れとする向きがある。
徳島震度5強、巨大地震の前触れか 過去の南海トラフ地震は直下型の後に…
ZAKZAK
南海トラフとの関連否定できず/徳島で震度5強
2015/02/07 09:31 香川ニュース
M5は中地震であり、しくみの上では直接に南海トラフ地震に結びつくものではないが、警戒の強い中で感情的には震度5強という揺れが大きく影響を与えている。香川ニュースはその雰囲気が強い。
これまでも四国周辺の地震、動物の行動異常等々が見られる度に前兆と言われてきた。そのたびに直近の南海トラフ地震発生の可能性が言われ続けている。
しかし、ZAKZAKの記事にある島村教授によれば大きなプレート内地震の後に南海トラフ地震が繰り返されていると言う。周期性を持つことも明らかになっているし、南海トラフ地震はいつ起きても不思議はない。起きれば甚大な被害が発生する。
南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)について
内閣府
起きることを前提として被害を最小に押さえるしかない。
このところ各地での地震活動が活発になっていて、ある意味いい機会になっているのかも知れない。
関東直下もいつ起きても不思議ではない。
Posted at 2015/02/08 09:46:38 | |
トラックバック(0) |
地震関連 | 日記