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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2011年05月27日 イイね!

【柏周辺ホットスポット】過剰反応は収束の方向か?

【柏周辺ホットスポット】過剰反応は収束の方向か? 柏周辺ホットスポット関連が異常なアクセスを受けてPVが10000を超えた日もあった。

 その後少しずつ下がったものの4000台をキープしていたが、公的調査が始まったことを受けてか4000を割り込んだ。

 現実の放射性物質は減ったわけではないが、少しは正体が見えてきたので安心感も出てきたのかも知れない。あるいは、やたらに検索して情報を求める必要がなくなってきたことの反映かも知れない。

 繰り返すが、現在判明している範囲では極めて高い箇所はなく、24時間屋外で生活してもほとんど問題のないレベルである。人工放射線による影響を極力減らすことを求めるICRPの勧告基準は上回るがもともと東日本は花こう岩(放射性カリウムやウラン、トリウムなどを含む)などの多い西日本と比べて自然放射線が弱いので、多少なら線量が上がっても影響は無視できるレベルと分かる。
 


自然放射線マップ(日本地質学会)


 

#ガイガーカウンターを持ち歩いている孫正義氏、西日本に出張して「福島の影響は関西にも及んでいる」などと言っていたらしい。ベータ線を拾って政府発表の倍だと曰っていた件もあるし、わかってないのに勝手なことを言うのは勘弁して欲しい。すぐ陰謀論を唱える傾向があるし。
Posted at 2011/05/27 07:24:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年05月27日 イイね!

小出発言で内部被曝錯乱気味?

小出発言で内部被曝錯乱気味? Twitterを見ているとごく最近、内部被曝を言うものが増えたようだ。
 先日取り上げた小出証言(5/23)にあった、東京で1時間息をしていただけで内部被曝が20μSvに達したというものが広く出回ったのかもしれない。



 この証言やそれ以前の同様の講演を見て他人に勧めている同じ人が、共産党が調べた東京都内各地の測定データを

■「これを見て!!!こんなに高いですよ!!!!
http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu5/2011/20110525195904_1.pdf”」
とツイートしている。

 どうも

・多摩地区あたりの自治体が線量を測定していないのに「○○市にはほとんど放射性物質は来ていない」

と言っているのに、共産党の調査した線量を見て

・「線量は多摩地区でゼロではない」

から自治体が嘘をついていて(あるいは放置して)、一方で放射性物質が沢山飛んできていると思い込んで(ヒステリックに)ツイートしているようなのだ。

 多摩地区の0.01μSv台は自然放射線でいつでも観測される値で、全く問題ない。
(葛飾区では0.3μSv台で少し気になるがそれでもそれほど大きな数値ではない。)


 もしかすると事実を誤認させた小出証言の影響がこんな形で現れているのかもしれない。

 **

 また、この方のリンクをたどってみると、こんなとんでもないブログへ行き着く。
http://utukusinom.exblog.jp/14799929/

 シミュレーションの条件(大量の一定量の放射性物質が出続けている)を無視してドイツの気象台のデータを確実な予測だと思いこみ、その値がどの程度の大きさであるかも充分考えていない。
 その上、福島周辺のモニタリングポストの値をならべて「拡散の濃度は変わっていないようです」などとコメントを付けているが、モニタリングポストは「放射性物質の量」を示しているのではなく空間線量であって、現状では地面に降り積もった放射性物質による放射線の影響を示している(線量率がほぼ半減期に沿って少しずつ下がり続けている)。積もっている放射性物質の量があまり変わらないのだから放射線量もあまり変わるはずがない

 こんなでたらめを、意味が分からない人間がもっともらしく解説してそれが拡散しているのだからおそろしい。パニックになる人間が出るわけだ。

 政府や気象庁が正しい情報を出していれば、ある程度こういう陰謀論に基づくでたらめ解説をある程度は防げる。
 しかしながら、原発からの放出量が分からない状態で正確なシミュレーションをすることはできない。ドイツ気象台は対岸の火事とおもっているからこんな無理な設定のシミュレーションをできるのだろう。
追記
 勢い余ったが、ドイツ気象台のシミュレーションはあるとき一定濃度で放出が起きたときに、その時々の気象条件によってどのように運搬されるかをシミュレートしている。放出濃度は設定されていない。なので、もしまた原発で爆発や大規模なベントが行われたときにどこへ飛ぶかを考えるのには役に立つ。しかしながら、その前提が成り立たないときにはほぼ役に立たない。原発に異変が起きるか各地の線量をみて変化があったときに参考にするといいだろう。)
追記終わり


 誤差の大きなSPEEDIのデータをその都度だしていれば、その都度この類のでたらめな解説をするものが現れただろう。おおざっぱな傾向は掴めても数値は全く信用できない。そのうえ甲状腺等価線量と実効線量、空間線量の区別も付かないほとんどの人々にとても出せるものではなかったと思う。

 その上、何を出しても信じない人は信じない。もっと悪いんじゃないか、隠しているんじゃないかと疑う。

 こうした人たちに何を言っても通じないのだろう。信じたいものしか信じない。強く言っても工作員扱いされるのがオチだ。いくつかのこの手のブログにコメントしたことがあるが、一様に自分が伝えているものを正しいとして聞く耳を持たず、称賛のコメントを寄せるものとデマのピンポンをしあっていたようだ。


**

 そのままでは誤解を生むSPEEDIを発表しなかったことと、原発北西部の線量が高いのに「パニックを恐れて」放置したのとは別の話。
 これには全く理解ができない。

**

 班目委員長の評判が悪いが、ちょっと気の毒でもある。

「いったい何だったのか」=二転三転に困惑の笑み―班目委員長
時事通信 5月26日(木)21時27分配信

 「何がどうなっているのか教えてほしい」。東京電力が福島第1原発1号機の海水注入を中断していなかったと訂正したことについて、原子力安全委員会の班目春樹委員長は26日の記者会見で、困惑した表情を浮かべた。
 注水中断問題で、政府・東電統合対策室は21日、「班目委員長が再臨界の危険性があると発言した」と発表。委員長の抗議で翌日には訂正するドタバタぶりを見せた。
 班目委員長はこの日も、「せめて確認ぐらい取ってほしかった」とこぼしつつ、「訂正されたのでこれ以上申し上げない」と述べるにとどめた。
 その混乱の発端となった中断が、なかったとされた。会見で班目委員長は、「すると何が問題なのか。頭の中が、はてなマーク」「本当なんですか」と不思議そうに問い返し、最後には「中断がなかったなら、いったい私は何だったんでしょう」と力なく笑みを浮かべた。 


「再臨界の可能性はゼロではない」と言えば、理系でまともな研究経験やデータを扱う経験のある(理系でも口だけ理系の人間は除く)人間なら、「可能性はほとんどゼロ」だということが了解できる。逆に厳密に「再臨界の可能性はゼロである」と言うことは困難であることは当然であることも了解できる。

 一般の人と齟齬をきたしやすい部分ではあるが、厳密にものを言おうとすればこうなるのは当然なのだ。

 そうした事情があったが、相手が政府関係者でイチかゼロかという情報を欲しがっているのだからそれを踏まえるべきだったかも知れない。それでもゼロかと問われれば「厳密にはゼロではない」と答えるのが研究者だろうが。程度問題であることをうまく説明できればよかった。

 しかし、その発言が元で海水注入を止め水素爆発が起きたとか、発言を訂正するとは何事かとさんざん言われたあげく、実は現場の判断で海水注入を止めていなかったことが判明したのだから言われ損である。

 

**

 放射性物質パニックに陥っている前出の方のツイートを見たら奇妙なものがある。

■さっき息子を迎えに山道を下りていたら、大きなアンテナ。ソフトバンクのアンテナ!!! よかった!! これで私のiPhoneから『圏外』の表示が消えます。

と。
 放射線は一切ダメでも電磁波は歓迎らしい。
 放射線のうち線量計で測っているガンマ線って(周波数は違うが)電磁波なんだが。

 その事実を知ったら、携帯排斥運動でも始めるのだろうか。

 弱い電磁波の生体への影響は今のところほとんど無いとされているが、ゼロではない。


 




Posted at 2011/05/27 05:58:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年05月26日 イイね!

【柏周辺ホットスポット】これまでを振り返ってみる

このブログで柏周辺のホットスポットを最初に取り上げたのは
 

で、金町周辺の浄水場でヨウ素131が検出されたが他の浄水場、また同じ利根川水系の他の浄水場では検出されていないことから、周辺がホットスポットになっている可能性を取り上げた。また、江戸川区の試験農場の小松菜から暫定規制値を超えるセシウム137が検出されたこともその考えの後押しになった。

 次に取り上げたのは


で、一部の研究者らが東大柏キャンパスの値が高いことに加え、国立がん研究センター東病院でも同様な値が出ていることを伝え始めたことから取り上げた。

 このあたりの話に非常に興味を持ったのが群馬大の早川由起夫教授(火山学)で、地図の上にまとめはじめた。このエントリーでは追記でその地図も紹介した。

 

 空間線量は非常に大きいわけではないが、周辺都県のモニタリングの数値と1桁違う値であった。金町付近の浄水場のこともあり、場所によってはより大きな値である可能性もあることから調査が必要だと考えていた。だが、公的な調査はなかなか行われず、その間に少しずつ噂として広まっていったようだ。そして測定方法や機材の問題から値の信頼性の問題はあるが、個人ベースの測定で周辺より高いことが確かめられていった。


 しかし、自治体は周辺都県の値が低いことからなかなか調査に乗り出さなかった。一部新聞報道では【デマ】と取り上げられることまであった。しかし、調査を求める市民の声は日増しに強くなった。

 このブログで最初にホットスポットの可能性を示唆して2ヶ月近く経った5月中旬から下旬にかけ、ようやく公的な調査が行われるようになった。nniさんのまとめ地図のようなものでかなり様子が掴めるようになってきた。

 風向きと降雨のタイミングや地形の影響を強く受けるため、思わぬところがホットスポットになっている可能性がある。
 また、空気塊の上昇時に雲を作り雨を降らすため、山地で高くなっている可能性もある

 まだ未調査地が多く、那須から日光方向に伸びていることから新潟方向への広がりの可能性があり、また、千葉や埼玉や長野、神奈川についても広域に調べる必要があると思う。


 

 
 
Posted at 2011/05/26 11:27:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年05月25日 イイね!

【柏周辺ホットスポット】松戸市による測定結果はやはり0.5μSv台あり[追記あり]

【柏周辺ホットスポット】松戸市による測定結果はやはり0.5μSv台あり[追記あり] 松戸市が測定結果を公表した。
http://www.city.matsudo.chiba.jp/var/rev0/0008/8543/5-23sokuteikekka.pdf

 松戸中央公園と21世紀の森と広場で0.4μSv(1m高)。後者は5cm高で0.524μSv。

 周辺より高いホットスポットになっていることは公的に認められた形。

【追記】
 柏市近辺の自治体の測定結果も発表されている。

 守谷市は50cm高で0.2~0.5μSv。
http://www.city.moriya.ibaraki.jp/section/0210/houshasen/pdf/20110524.pdf

 竜ヶ崎市では1m高で1箇所0.5μSv。他は0.2~0.4μSv。
http://www.city.moriya.ibaraki.jp/section/0210/houshasen/pdf/20110524.pdf


 いずれも東京、埼玉、千葉の各都道府県データより高い。
 未計測であるが故に濃淡があることが分からなかったことが証明された形。


【追記終わり】

 nniさんのマップには、松戸と守谷市、竜ヶ崎市、群馬のデータが既に反映されている。仕事がはやい!

http://www.nnistar.com/gmap/fukushima.html


Posted at 2011/05/25 21:51:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記
2011年05月24日 イイね!

小出裕章氏の言うことは分かるが鵜呑みにはできない人でもある

2011年5月23日参議院行政監視委員会における小出裕章氏(京大原子炉研究所助教)の発言をUstreamで聞いていて、内部被曝に関する発言に違和感を持った。
 小出氏は反原発で活動してこられた方で、非常にプレゼン上手な反面、恣意的なデータの扱いや発言が多い様に感じている。脱原発の雰囲気の中で一躍時の人となった感があるが、少し注意して聞いた方がいいと思う。

**

 参議院での参考人証言中、次のような発言があった。
・3/15に東京の放射能測定を行った。
・1時間この空気を吸っただけで内部被曝換算は20μSvになる。
・内部被曝が外部被曝の10倍である。内部被曝の影響は大きい。


 これには耳を疑った。なぜ今頃一時的上昇データを持ち出すのだろう。しかもいまはほとんど気にする必要のない吸入被曝を取り上げて。
 3/15は放射性物質が北東の風によって運ばれ吹き抜けていった日で、濃度が高かったのは3時間程度。以降は21日に再度放射性物質が運ばれてきており、この時は雨によって降下したため、影響が長く残った。
(参考:日野市でのガイガーカウンター値)



(日野市でのガイガーカウンター値)
↑立ち上がりから平常近くに戻るまで3時間程度

 小出氏は3/15のお昼頃、ピーク時間の1時間を測定(台東区で吸入しエアフィルターにかかったもの)している。3/18の原子炉研のゼミでは、これを丸一日続いたとしたらと仮定して一日内部被曝が210μSvと言っていた。


http://www.youtube.com/watch?v=vfMg_QQ3NZA&feature=player_embedded
 
 その時のビデオを見ると、状況がよくわかる。
 測定結果が24時間続いたとして210μSv/日被曝する(しかも発表の前に計算し直し、配布したレジュメの値の4~5割大きくなっているらしい)。これはフィルターにかかった固体によるものだけで気体状のヨウ素を含めると6~7倍で1mSv/日内部被曝するとしている。しかし「公表されている他のところのデータで3時間しか続いていない、フェアじゃない」とつっこまれ、「そのデータを見落としていた、この値(210μSv/日または1mSv/日)を8分の1として考えない」といけないと言い直している。

 そんなこともあって「210μSvだが実際はその6~7倍で実際は1mSvを超える」は取り下げ、「東京で1時間その空気を吸っていただけで20μSv。外部被曝の10倍」と言うようになったようだが、15日のほんの一時期にのみ起こったことであることを知らなければそれが継続しているかのように聞こえる。当然そういう印象を意図的に与えようとしているのだろう。
 そもそも、1時間吸入して測定したと言うが、偶然ピーク時間のデータが取れたのだろうか。当然ガイガーカウンターぐらい持参しているはずで、ピークや線量の低下があったことは承知していたはずだ。
 あえて東京が放射性物質の影響を受ける時を狙って測定にいき、ピークのみのデータをつかって、あたかもそれが継続しているかのように危機を訴える。違和感ありまくりである。

 **

 また、参議院の証言では孫正義氏とともに「内部被曝の重要さ」を訴えていた。
 政府は外部被曝に関係する空間線量だけでなく内部被曝の測定データを出せ、なぜ出さないのかと言う。
 15日の測定値で内部被曝が本当に外部被曝の10倍になるかどうか私は計算していないが、放射性物質が漂っていた時の内部被曝の影響は勿論大きいだろう。しかし、妥当な指摘だろうか。


 孫正義氏はよくわかっていない人だから仕方がないが、内部被曝は外部被曝から計算できる類のものではない。
 放射性物質が空気中を漂っている状態なら、吸入量から内部被曝量を計算することはできる。
 しかし、現在のようにほとんどが地面などに落ちた放射性物質によるものでは、呼吸によっては内部被曝はほとんど起こらない。あくまで吸入するのは漂っているときだけだ。

 また、空間線量と違い長時間捕集し、分析機にかけるので簡単な計測器ですぐ測れる類のものではない。
 さらに、内部被曝では食物や飲料水などからの取り入れも検討しなくてはならない。

 もし呼吸によるものだけを問題にするのなら、大気浮遊微塵中の放射性物質を参照すればよい。
都内における大気浮遊塵中の核反応生成物の測定結果について
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/measurement.html
(現状では空気中の放射性物質はかなり少なくなっていて、ほぼ測定限界以下になっている。)

 孫正義氏はまるで情報隠しがあるかのようなことを言っているが、調べもせず陰謀論を言うのはやめて欲しい。自分で買ったガイガーカウンターで測定方法を間違い、ベータ線込みで測って政府発表の倍以上だから政府発表は信用できないようなことを言っていたこともあるし。はたまた自然放射線の高い西日本で測って「放射性物質の影響が西日本まで」と言っていたようだし。

 小出氏も孫正義氏に尋ねられ「内部被曝は外部被曝の10倍」と述べた後、孫正義氏の「体内被曝が重要なのに、線量としてなぜを公表しないのか、何か意図があるのか分からない」という陰謀論的発言に同意するような様子だった。内部被曝の実効線量を測定ベースでやっていくのはとても時間がかかり簡単ではないことを分かっているはずなのに。

 内部被曝が重要なのは当然だしより多くのデータがあるべきだが、現状で内部被曝が呼吸によってはほぼ起こらないことを知っていながら、しかもピークであった1時間のデータをそれと断らずに示し、それが続くかのように誤解させて、ことさら呼吸での内部被曝で危機を強調するのはフェアではない

 3/15の1時間の測定データを24時間にあてはめるような無理のある事をやったり、どうも小出氏は事実よりも目的優先のような、よくいる反原発派と同じロジックを感じる部分がある。
 現場で徹底的に調査をしてデータを積み重ねている、同じ原子炉研の助教である今中哲二氏とは印象がかなり違う。
 また、同じく証人として証言をした後藤政志氏の、虚飾を省いた技術者としての事実・ロジックベースの発言とも大幅に違う。

 **

 小出氏の他での講演で、他の方の研究にある財務諸表ベースの発電コストを取り上げていた。原発コストは揚水発電コストと合算する必要があり、他と比べても最もハイコストであるという内容だったが、揚水発電は出力調整をしたくない火力でも必須なものであり、単純に原発のコストに乗せられないものである。
 こうしたことは何度もつっこまれているはずであるが、他人の研究の引用であることもあるせいか内容をそのままにして原発をやめるべきとする根拠として使い続けているようだ。

 今回の証言でも、燃料リサイクルに必須な高速増速炉もんじゅに多額の税金が使われながら実用化の目処が立っていないことを取り上げ、「日本の裁判制度では、1億円の詐欺で1年の実刑だ。1兆円なら10000年だ。責任のある人が100人だとする一人100年の実刑を科さなくてはならないことをやってきて結局誰も責任をとらないままだ」と、面白いたとえをする。しかし、詐欺額と量刑が比例しているわけではなく、一人当たり100年とか10000年という実刑判決が出されることもあり得ない。印象を与えるためにあり得ないたとえをするあたり小出氏のレトリックで、どうもサイエンティストとしては違和感を感じる。

 話しのうまさ、データの見せ方のうまさの一方どうも恣意的なデータの扱い方が多く、印象操作をする傾向があり、彼の話はそのまま受け入れることはできない。


 データ的に間違ってはいなくても、データの与え方一つで印象を操作することはできる。トンデモ商売の常套手段。



 **


2011年5月23日参議院行政監視委員会 中継(Ustream)
1/2
http://www.ustream.tv/recorded/14906087
2/2
http://www.ustream.tv/recorded/14907869
Posted at 2011/05/24 21:09:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 放射性物質・放射線 | 日記

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「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
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