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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2025年03月29日 イイね!

【顕微鏡】BH2-UMAを直せるか? その2

 今日は外が雨なので、内で修理。

 以前ジャンクを購入した金属顕微鏡のBH2-UMAの前半パーツと、ジャンクをヤフオクで購入したBH2-UMAの後半をがっちゃんこして直してみようという試み。

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 樹脂でできた本体は、構造的に非常にもろく、高額商品にあるまじき脆弱さを持つ。それ故、破損部品のジャンクが時々出てくるようだ。



 前回、合わせ目があわないなあ(笑)というところで終わっていた。

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 この干渉部を削り取り、位置合わせをして貼り付ける。

 そのために、スペーサーをつくり、平行を保つように工夫をして、現在パテ盛り&接着中。パテは極めて強力なGM-8300。

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 裏面はさらに工夫がいる。

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 ざくざくに割れているので、このままではパテで補うにしても成形が大変だし、大量のパテが垂れないようにする必要がある。

 そこで、4mm厚のABS樹脂板を貼り付けることにした。
 UMAの破損部を、下面から4mm削り取り、樹脂板を張り付ける。
 そのため、先日導入したトリマー台を使って削り取った。

 あとは、樹脂板をうまく切り出して、パテか高粘度接着剤で貼り付ければいい。

 ただ、このままではまだ不安があるので、ネジ留め補強を入れるかもしれない。

 もちろん、組み付け精度やパテの肉痩せなどもあり、ずれは出るかもしれない。
 光学機器としては致命的だが、これはあくまで光源なので、極めて高い精度を必要とするものでもないだろう。すくなくともアマチュアが使う限りにおいては。




 
Posted at 2025/03/29 18:04:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理・レストア | 日記
2025年03月23日 イイね!

【動画】精緻な板金作業

 動画を見ていて驚いた。
 工場の板金修理動画なのだが、非常にレベルが高い。



 何がすごいって、荒出し・形状修復した後の仕上げ作業だ。

 青いインクを塗って軽くヤスリ掛けを行い、その後、わずかな凹みをスタッド溶接で細かく細かく引きだしてパテを使わずに滑らかに仕上げていく。
 ヤスリをかけすぎれば鉄板が薄くなってしまうリスクもあるが、ここまでパテを使わずに仕上げてている作業をみたことがない。

 日本の業者の作業では、かなりボコボコでも構わずパテを塗って整形してしまうものばかりだ。

 香港の工場だが、大きく、広く、明るい作業場で、これだけでも日本の工場とはかなりイメージが違う。

 すごい。



 


 同じ作業者の動画だが、前回の修理箇所がスタッド溶接の穴だらけであるためか、鉄板を切って新たに貼り直して作業をしている。



 こんなのも、日本の工場だと『鉄板が薄くなってる』とかいいながらかまわず作業をしてしまう。

 同じ工場でも作業者によって作業工程は違うようで、彼女は特に丁寧にやっているように見える。




追記:


 別の作業者による精密板金。



追記:


 鉄板切り出しの動画。
Posted at 2025/03/23 07:19:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理・レストア | 日記
2025年03月09日 イイね!

【修復不能】こんなことってあるの?

 実家で母親が昔使っていたハンドミキサーを出してみたのだけれど、空回りする。

 分解して見ると、内部が崩壊していた。

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 モーターが取り付けられている鋳物製の構造物があちこち割れているのだ。
 こんなものはじめてみた。

 歯車が取り付けられている部分は割れて台座が脱落しているし。



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 1970年代の製品だが、市販品で時間経過で割れてくるような鋳物はみたことがない。

 プラスチック部品も割れていたが、鋳物部品が先に崩壊してプラスチック部品を巻き込んだ可能性もある。

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 外箱はずいぶんハイカラなのだけれどね。

 こんな会社はもう消えているかと思えば、なんと現在も株式会社ダルトンとして存続している。


 現在は研究・教育施設、粉体機械、クリーン機器、半導体機器等を扱っており、施設系の製造会社であるようだ。

 こんなお粗末なものを作っていた会社が半導体製造装置を作っているとは、なんともビックリである。

Posted at 2025/03/09 18:31:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理・レストア | 日記
2025年02月02日 イイね!

パルスオキシメーターの修理

 父親が肺気腫で酸素飽和度のモニタリングが重要になり、かつ新型コロナが広がりはじめ肺の状態のモニタリングが必要になったため、いくつかパルスオキシメーターを買った。

 そのうち、父親用に買ったドリテックのものは医療機器としての承認を受けているものだが、安価に型中国製のものはそうではなかった。ただ、有機ディスプレイで表示が綺麗、かつ情報が多いことから自宅ではなく実家に置いて使い続けていた。

 その中国製のパルスオキシメーターが電源を入れても指をはさもうとすると電源が落ちるという症状を示すようになった。

 外から見て、本体側基板と電池ボックス兼計測用LEDがある側をつなぐフラットケーブルのハンダ付け部がちぎれかけているのだろうと推察。
 早速分解してみた。

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 写真は、指に当たる部分のゴムを取り除き分解した状態。
 予想通りフラットケーブルがちぎれていた。

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 まずはハンダ付けできるように、保護のシリコンを取り除く。

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 フラットケーブルの残骸を取り除き、フラットケーブルを剥く。

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 ハンダ付け。

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 つながっていることをテスターでチェックし、仮組み立てして電池を入れて動作を確認。


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 無事修理完了。

 まあ、構造上いずれまたちぎれそうだけど。


Posted at 2025/02/02 09:31:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理・レストア | 日記
2025年01月05日 イイね!

母の裁縫箱を直してみる その3(完成)

 母の裁縫箱だが、さっき聞いたところでは結婚のお祝いでもらったものらしい。

 いつもの様に中を顧みることもなく適当に放り込み続けたために壊れてしまっていたが、その堆積した下の層には大変古い、母と祖母の間の手紙が入っていたり、小学生時代に使っていた針刺しが入っていたりもした。この裁縫箱は大切な想い出が詰まってものであるはずだ。

 今回は、壊れてしまっていた小物仕分けのトレーをMDFでつくり、その下の整理用の箱もつくってみた。

 材料はMDFで、そこには2.5mm、側板等は5.5mmを使っている。

 急ごしらえでつくったので、結構いい加減ではある。

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 上の段は、鋏が入るサイズにトレーを作っている。
 元のものでははみ出してしまっていた。

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  下の段は糸や裾上げテープなどを入れてある。
  糸がぐちゃぐちゃだったので、綺麗に整理できるサイズに仕切っておいた。

  これですこしでも母がやる気を出して裁縫でもしてくれればいいのだが。



 因みに、ビフォア。
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Posted at 2025/01/05 12:59:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理・レストア | 日記

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