• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Yuh_Fazioliのブログ一覧

2018年06月16日 イイね!

大正解だな


 こんなツイートが。


 大体どこの現場もこんな感じ。
 そして無駄な仕事を増やし、自分たちで自分たちの首を絞めている。

 私立は学校によって傾向が違うが、教育基本法に基づいていて、どこも公立学校がモデルになっている。なぜか残業代がつかない教育公務員の制度を違法に私立学校にも適用しているのが普通。

 **

 自分は講師としてやって来て、組織に雇われてはいるが、かなり自由度の高い立場を確保してきた。
 前任校は給与が高かったので、下手なサラリーマンより収入がよかったし。

 その中でいろいろなことを学び、いろいろな活動を行い、人生経験を積んで人間としての幅を広げてきた。

 全体主義の強い日本の組織にどっぷり浸かりたいとは思わない。

 もともとそう言うものに適応出来ないし。

 自分はそういう生き方しか出来ないし、日本ではそういう生き方をしようとすると排斥されがちなので、なんとか排斥されずに自分の地位を確保しなければならない。


 
Posted at 2018/06/16 17:09:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 教育・子育て | 日記
2018年03月17日 イイね!

予備校の差別化


 少子化が進み、受験は一部の上位だけのものになっている。

 以前はあれほど加熱し、受験戦争と言われた高校受験、大学受験は下火になり、選ばなければ誰でも入れる全入時代になって久しい。

 その弊害として、生徒の学習意欲の消失がある。かつては受験のためという名目で学習に駆り立てていたので、その目的を失えば学習意欲をつなぎ止めることは難しい。全体主義的な日本における、高度成長に固定化した日本の教育のあり方の根本が間違っていたのである。

 **

 受験産業が一部の上位層・富裕層だけを相手にしたものになり、競争は激化している。産業としては明らかにパイが減り続け、斜陽の状態にある。

 その中で最近目立つのが、決して需要が減らない医療系進学への特化だ。

 一部で医師供給は過剰とも言われるが、遍在が激しく、足らないというのが実態とも言われる。


 一方、医師と言うだけで社会的ステータスが高く、報酬は他業種に比べてかなり高い。1日のアルバイトが10万円を超える業種はそうそうない。開業医、特に自由診療を中心とする美容外科などでは年収3000万円~5000万円など、他の業種ではなかなか真似の出来ない報酬を得られる。
 勤務医では場合によっては1000万円に満たないこともあり、それだけに転職し、インチキガン治療の自由診療などで法外な利益を得る医師も目立つ事態になっている。
 勤務医ではよくある泊まり込みの当直を嫌い、アルバイトだけで食いつなぐ医師もいる。安定性は欠くものの仕事は多くあり、かなりの年収を稼げる。

 きわめて高い特権を享受できるのが、規制業種である医療における医師である。

 やりがい、社会的責任を考えているかいないかは別にして、自分の子を医師にと考える医師はかなり多い。その結果、子の意志などお構いなく医療系予備校に通わせて、低偏差値私立医大に放り込むことが常態化している。

 教育虐待や、医療への意識の低い医師が養成されるなど問題は多いが、それはともかく、医療系進学は医師家庭の高い教育費支出能力と相まって極めて美味しいニーズになっている。
 これは少子化でも影響を受けない。

 ある個別指導の医療系予備校では、1年間の学費が500万円という。受験に必要な全ての学科について講師が個別指導を行い、それとは別に担任が進学指導管理をする。事細かい指導があり、学校ではちょっと考えがたいが、それを考えても500万円はかなりの額である。多くを占める非正規講師は時給3000円程度からなので、予備校の利益はかなり大きい。

 他の塾・予備校が少子化で苦しむ中、医学部ニーズが美味しいからには参入も増えてきて、競争は激化するのであろう。
Posted at 2018/03/17 12:22:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 教育・子育て | 日記
2018年03月17日 イイね!

進学塾ってなんじゃい


 とある進学塾に関わったことで思ったこと殴り書き。

 **

☆進学塾でやっている事は教育ではない

 塾で教えていることはあくまで入試対応力をつけること。そのための知識、あるいは受験問題を解くための作法を身につけさせること。
 人間の能力を開発したり、概念を獲得させたりと言った教育とは違う。あくまで受験訓練所。日本独特の全体主義教育への順応性を寄り高める存在。自分で考える人間を育てるものでは決してない。受験指導の中身は後述するように偏りがあり、内容について考えたら負けである。

 実世界では正答などないことが多い。日本の学校教育、特に受験を経た生徒は条件内で正答にたどり着くことが全てだと思いこんでいることがほとんどだ。自分で考えられず応用の利かない人間を増やす存在と言って間違いない。

 なお、理系を教えている講師が理系出身とは限らない。特に正社員講師は文系出身であることが多いようだ。


☆学問的なことはどうでもいい

 あくまで彼らが入試で必要と思っていることを叩き込む場なので、学問的な正しさはどうでもいいらしい。中学入試ならその学校で出されたことに対応できるようにするのが建前。しかし、入試問題自体が不十分な理解、付け焼き刃で作られていることも多い。更に困ったことに、小学校の過程で教えることを基本に出題するものの、それだけでは足らないので「進学塾で教えている内容」を出題してしまっていることもありがちだ。

 ここでとんでもないループが出来ている。

➀進学塾は四谷大塚のテキストなどを元に入試対策をする。
                 ↓
➁中学側は出題に困り、四谷大塚のテキストなど塾の指導内容を出題する。
                 ↓
➂出題されているからと一層強く教え込む。
                 ↓
               ➁に戻る

 この結果、中学校以降では決して扱うことのない用語が頻出するようになる。特殊な受験用語と言ってもいいようなものすらある。
 上位中高一貫校で教えていたときに、奇妙な用語や概念を口にする生徒がよくいたが、それはまさに塾で教え込まれていたのであった。
 塾が出ると信じていることは、塾が出しているからやむなく出題したり○にしていることが実はある。本当は×にしたいぐらいのものすらある。

 なお、塾ではなるべく分かりやすく単純化して教える。
 実際の学問や世の中のことは決して単純ではない。分かりやすくするほど真実から離れていく。物事は単純ではなく決して分かりやすくはないと言うことを教えるのは教育の役割だ。


☆塾の顧客は生徒ではなく親

 塾は教育業ではなくサービス業。顧客はお金を出す親であり、親の満足が塾の使命である。
 子供を受験に勝ち抜けるように訓練するのが塾の役割であり、親を腫れ物のように取り扱う。
 その結果、日本のサービス業にありがちな顧客のモンスター化を促している。退塾をちらつかせて何でもすぐクレームするようになっているらしい。
 困ったことに、この姿勢が進学後の学校にも持ちこまれ、何かとクレームをつけるようになってしまっている。

 教育はサービス業ではない。顧客は子供であり、子供のニーズを満たすことは目的ではなく、子供が嫌がろうが、教育や学校の目標に従い、知識や概念を身につけさせたり、能力を開発する場である。
 顧客が嫌がることをすることがあるというのが、サービス業と大きく違う点だ。

(私学については、顧客の位置づけは微妙である)


☆塾はブラックである

 大手進学塾はほとんどが株式会社であり、上場企業であれば、当然株主満足を優先し、利益を追求し、配当を行う。
 一方、受験産業は少子化の中で斜陽の業種であり、一時は盛り上がった私立中高一貫校志向も実質所得の減少で冷めつつある。年々限られたパイをめぐっての獲得競争が激化し、利益率が下がっている。

 当然犠牲になるのは労働者である。賃金は低く、さらに人件費を低くするために大学生を初めとするアルバイト講師を多く雇う。
 授業に対する報酬は低く、授業中にすら授業以外の事務的なことを課していることも多い(宿題の確認、コメント書き、○付けなど)。さらに授業前後には授業準備(予習、教材準備、宿題の確認など)や後処理の業務があるが、最近は労働基準監督署の指導を受けたことなどから最低限の対価を出しているものの、実務時間には遙かに及ばず、膨大な無給の労働時間が存在する。その他、会議への出席を義務づけていることもある。そのための待ち時間は手当がない。実動時間で考えると、アルバイト時給では最低時給を割っていても不思議ではない。
 正直なところ、講師アルバイトをするぐらいなら、工場で働いた方が割がいいかもしれない。今は労働力人口の減少、若年アルバイト人口の減少に伴う人手不足もあり、時給1000円を超える仕事がごく普通になっている。

 教員を目指す人に塾でアルバイトをするとよいということを言う人もいるが、はっきり言ってやめて欲しい。あまりに目的、考え方が違いすぎる。
 若い教員に、あまりにもハウトゥーを教えたがる者が増えてきたと感じてきたが、それはそのまんま塾のやり方だ。彼らにはそのやり方が考えさせて概念を育て身につけさせる教育とは違うものであるという意識がない。教育がめざすことについての意識が希薄に感じる。教育の目的は受験に勝ち抜けることでは全くない。

 確認テストとか、定着を図ったり確認するやり方は一面ではいいかもしれないが、評価や点数にこだわらせることばかりになってしまうようでは害悪だ。
 サービス業としてのあり方の一部は学校も見習った方がいい部分はあるが、塾は所詮利益追求の私企業である。教育とは根本が違う。


☆塾で働いている人たち

 最初から塾業界という人も一部にはいるが、他の職業からの転職組が多いらしい。何らかの理由で前職を辞めざるを得なくなったために、この業界に流れ込んでいることが多いようだ。塾業界の中を渡り歩く人もよくいる。また、年輩を見かけないのは、以前見た、この業界は40代ぐらいまでしかいないというデータと符合している。年輩はどこへ行ってしまうのか。

 教育への高い意識があったら、受験だけを意識して知識を叩き込むのは難しい。専門知識があれば、あまりに不自然なことばかりを扱うのでバカバカしくてとてもやっていられない。余計な知識がなく、単純に効率よく生徒に受験知識をたたき込める人でないと難しい。

 今の塾は前述したようにサービス業として特化している。受験に関する知識と顧客対応がほぼ全てなので、これさえできればどんな出自の人でもできる。広くて深い知識は要らない。

 逆に教育者としての高い意識、広い、深い専門知識は邪魔にしかならない。

 一方で夜間や土日勤務、低い賃金。

 学校は教員免許がなければ就業できないが、塾は誰でも就業できる。

 結果として、この業界は他でうまく行かなかった人材が食いつなぐために流れ込んでいることが多いようだ。質の高い人材は期待できない。

☆今後の塾業界

 大手については競争の結果、徐々に棲み分けが進むのであろう。地域、対象(中学受験なのか高校受験なのか、はたまた補習に特化するのか)で棲み分けが進むと思われる。

 ただし、東京とその近郊については、少子化と中高一貫校志向で高校受験のパイが縮小の一途であるから、ここに特化すると利益が減るばかりになる。そこで中学受験強化へ乗り出さざるを得なくなる。

 受験に重きを置くと、SAPIX、日能研、早稲田アカデミーなどがぶつかりあっているが、前2つは中学受験、後1つは高校受験に強い。
 早稲アカはなんとか中学受験に食い込みたがっているが、SAPIX,日能研の牙城に食い込むことは容易ではない。手厚い顧客サービスで差別化しようとしているようだが、顧客が求めることは本当にそこだろうか?
 日能研は、ゆとり教育をネタに、実際以上の公立学校不信を煽って中学受験ブームを巻き起こし、市場を一気に広げたが、一時の勢いから考えると衰退気味に見える。内部的な問題を指摘する人もいるらしい。

 少子化の進行で塾同士の競争が激しくなり、利益を上げることがますます難しくなる。人気講師の移籍なども進んで、1強体制になっていくのではないかとも思われる。
 一部にはサービス業としての品質同一性にこだわり、人気講師という存在を認めない塾もあるが、それはコンビニやファーストフードにカリスマ店員がいないようなものだ。顧客が求めるものがいつまでもそのような同一性を求め続けるのかどうかによるだろう。講師のやりがいには完全にマイナスである。

Posted at 2018/03/17 11:32:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 教育・子育て | 日記
2016年12月26日 イイね!

あいかわらずはき違えてる掛け算論議



 なんだかなあ。

 数学者に意見を求めれば、掛け算に順序はないというのに決まっている。

 掛け算に順序を「強制」することが教育的にも正しいはずもない。

 ただし、掛け算の習い始めは、立式するときに順番を仮定しないとなかなか立式自体が難しい。

 複雑な式になるほど、式の中で順番のルールを作っておいた方が『人間にとって』扱いやすくなるというアドバイスも意味がある。

 これ以上、なにを言うことがあるのだろう。数学的真理と人間の成長や認識力の兼ね合いの問題だ。


 数学原理主義で、言葉すらおぼつかない年少者への指導法を否定するようなことは辞めるべきだし、無意味に順番を強制することを「ルールに従わせることに意味がある」と正当化するとか、「世の中にはバカに合わせなければならないこともある」とか独善的な価値観の開陳などは別の価値観に基づく話で、別の話は別のものとして扱うべき。日本の教育独特の価値観の話も別に論じるべき。

 ばかげた論議を延々やっていて、いい加減にしろと言いたい。特に全部を一緒くたにして否定する数学原理主義者たち。

 自分たちだって、数学的には無意味でも掛け算を全く順番をもたせずに扱っているわけではないだろうに。そらんじている公式を書いて見ろよ。


追記:
 筆算について、森氏は指示もなく9.0を減点するのはおかしいと言ったようだけど、授業ではそういう指示をしているから減点したはずで、そのあたりの認識はどうなっているのだろう。
 何にしろ、数学的に等価であっても社会的にはそうは扱われない現実を無視して数学原理主義を振り回すのはどうなの? 彼らは社会の方がおかしいと言ってのけるのだろうか? 有効数字など数学的には無意味だというのだろうか。
Posted at 2016/12/26 08:12:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 教育・子育て | 日記
2016年12月19日 イイね!

影が動くのは地球が回っているからでいいのか?


Wataru Katsurashima ‏@w_katsura 16時間16時間前
「地球の自転」をまだ習っていないという理由で、「太陽が動く」と答えろという教育は、僕は間違っていると思う。(小学校三年生の息子のテストより)

https://twitter.com/w_katsura/status/810352883677806592



 なんかまたすごい案件が。

 小学校では身の回りの観察から入るので地動説を最初に扱うわけだけど、いつものように業者が作る紋切り型評価テストが罪深い。

 結局、地球が回るからと答えられると太陽の位置関係と陰の関係を理解しているかわからないから(自分も、小学校上がる前に年の上の子から地球が回るからと教えられていたけれど、具体的な関係は理解できていなかった。それが幼稚園児の発達段階)、もっと直近の関係で説明しろと言うことになる。

 本人との受け答えならば関係が理解できているかは質問を重ねていけば明らかになるのだけれど、こういう紋切り型の評価問題ではそういう配慮がないから、おかしなことになる。

 日本の教育システムが一斉授業→効率的な評価で業者評価テストに依存しやすいから、評価テストのための指導という、末端でおかしな指導が起きたりする。

 また、理数系を苦手とする小学校教員が多いから、浅い理解に基づく思い込みとルール徹底という単純な論理に基づくいびつな指導が起こりやすい(論理を無視したルール徹底は小学校で多いが、高校でも保健体育の教師や熱心な運動部顧問の教師やコーチが行いやすい)。

 今回のような「学習したことで説明しなさい」というのは、学びと言うことを歪曲した指導でしかない。本来は「直接的・具体的な関係を説明しなさい」とするべき(それを低学年向きにかみ砕いて)。

 **

 同時に、この手の批判は、大人がすでに自明としていることを、子供が理解できているとは限らないことを全く考慮できていないために起こることが多い。

 影が動く理由として地球が回っているからと言う答えには、光源である太陽との位置関係の変化が言及されておらず、論理性がない。少なくとも説明不足。

 もし地球の自転で説明するなら、地球の自転に伴い太陽と物体との位置関係が変化するためにその後方にできる影の位置も変化すると答える必要がある。
 赤字で書かれている模範解答では、太陽と物体との位置関係で説明していて、題意に沿って論理的に説明されている。

 単純に地動説で説明するか天動説で説明するかという違いではないことに注意する必要がある。

 山男が山に登りたがるのは、そこに山があるからだというのは説明にならない。それと同じこと。
 山があるからカタツムリと同様の負の走地性で高いところに登ろうとしてしまうのか(これは単に性質を説明しただけなので、まだ具体性に乏しいが)、山登りという困難を通じて脳内麻薬が放出され、その快感を求めるために登るのか、それともまたべつの理由によるものか。
 理科ではそういう具体的な理由を説明せよと言うことだ。
 
Posted at 2016/12/19 06:02:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 教育・子育て | 日記

プロフィール

「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
愛車 黄色いピアッツァのHP http://piazza.ciao.jp/piazza_web/index.html ↑プロバイダーを変更して再開! ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

    1234
567 8 910 11
12 131415161718
19202122232425
262728293031 

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

YUHの気ままなままに 
カテゴリ:ブログ
2018/01/31 06:12:14
 
常識はずれのPIAZZA達の隠れ家 
カテゴリ:Piazza
2012/11/17 07:31:43
 
須関裕子のブログ 
カテゴリ:Music
2011/02/26 18:38:37
 

愛車一覧

スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
 はじめてのSVXは追突事故によって、わずか1年半で乗り換えることになってしまいました。 ...
いすゞ ピアッツァ いすゞ ピアッツァ
 社会人になりはじめて手に入れた車です。 PIAZZA XE Handling by L ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
実家最後(予定)の車。 私がメンテナンスしてます。 →私が相続し維持することにしました ...
その他 その他 その他 その他
写真の置き場です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation