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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2014年12月25日 イイね!

非アルコール性脂肪性肝炎を知らないのかな?


 自分は過去から現在までほとんどアルコールを飲んでいない。非常に健康であったが、体重が痩せ気味の57kgしかない大学卒業時にγ-GTPの値に異常が出たことがあった。

 保健所での検診だったのだが、保健指導と言うことになったものの、「アルコールも飲まないし太ってもいないのにねえ…??」とそれきりになった。

 なにか肝臓に問題があるようなのだが、その後も異常値が出たり出なかったり。
 最近ではストレスで体重が増え、コレステロール値に軽度の問題が出るようになってきた。エコーで脂肪肝だと診断されるようになった。

 相変わらずほとんどアルコールは飲まない。

 昔は脂肪肝と言えばアルコールが原因と考えられたので、首をかしげられてしまう。

 こういう症状は最近認知されていて、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)と呼ばれる。これと若い頃のγ-GTPの異常値との関係は不明だが、現状としてはNASHになっている。

参考:vol.67 お酒を飲まなくても注意! 非アルコール性脂肪肝
http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/67.html


 **

 先日、職場の産業医による検診結果に対する面接指導があった。

 しかし、この某医院の医院長氏はちょっと年齢が行きすぎているようで、現役の医師としては少々心許ない。先日のアナフィラキシーショックに対する注射の指導でもただ資料を読み上げるような頼りない指導をしていて気になったのだが、今回も、なかなか私の検診データに行き着けないし、行き着いてもすぐ隣の人と読み違えたり。

 そんななので、γ-GTPやコレステロールと肝臓の関係にしても旧来の知識でものを言う。アルコールを飲まないのにもかかわらず値が悪いことについて首をひねる。

 思わずNASHですと言いたくなったが黙っておいた。

 NASHが認知されてから結構時間が経つ(1998年頃から)が、そう言う新しい知識は一般の開業医レベルにはなかなか浸透しないものだ。

 患者の方が利口になって適切な医療を選択していかないと、せっかく問題が発見されてもそれに対するよい結果を得られにくい。

 **

 それにしても、産業医の面接指導を受けたのは就職以来初めてのこと。調べてみると雇用者の義務で産業医を選任し、検診を行った後に指導の義務がある。

 前の職場では検査病院での検診はあったが、一度も指導を受けたことはない。指導もせずに産業医が指導済みのハンコをついていたことになる。

 
Posted at 2014/12/25 20:00:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記
2013年08月04日 イイね!

むち打ちの治療に麻酔

 むち打ちは整形外科では完治しないもので、別のアプローチで治ることもある。
 毎日の記事からの引用。

記者の目:むち打ちの後遺症=稲生陽(福山支局)


毎日新聞 2013年06月21日 00時24分

 交通事故などによる頸椎(けいつい)捻挫(むち打ち症)の後遺症で多くの人が苦しんでいる。その数は年間数万人とも推定されるが、病名が分からず、手や顔のしびれといった症状が続きながらも「症状固定」に至ったとして自動車保険の保険金給付を打ち切られるケースが多い。

 ◇医師は専門超え連携を

 私は症状固定とされた患者が「胸郭出口症候群」と診断され、あっという間に症状が改善していく様子を広島県福山市の医療機関で目の当たりにした。病名が分からなかった原因は整形外科と脳神経外科の連携不足だという。全国で医師の連携が進めば苦しむ人が減るのではないか。そのことを訴えたい。

 ◇神経外科が麻酔、数秒で症状改善

 昨年1月に信号待ち中に追突された山口県周南市の会社員、長崎徳明さん(42)も後遺症に苦しんできた。国立病院機構福山医療センターで出会った今年4月、長崎さんは右腕がしびれて上がらず頭痛と右目の痛みから眉間(みけん)に深いしわを寄せていた。右手の握力はわずか15キロだった。ところが、脳神経外科医の守山英二医師が首の右側に麻酔注射をすると、数秒で表情が変わった。右肩が上がるようになり握力は35キロに。「奇跡みたいでしょう。事故で硬化した筋肉が神経を圧迫しているのを麻酔で緩和しただけなんです。でもこれが『奇跡』と見えることが医療の厳しい現実を示している」と守山医師は言う。

 胸郭出口症候群は筋肉の硬化や骨の変形などで首から肩にかけて神経が圧迫され、顔や肩、手にしびれや痛みが続く病気だ。体形など先天的要因の発症は5%以下で、後天的原因による発症のうち56%が交通事故によるものとされる。複数の検査方法があるものの、首の筋肉への麻酔で症状が改善すればほぼ間違いなく同症候群という。硬直した筋肉の切断などで治療でき、切断しても日常生活にはほとんど影響はないという。

 脳神経外科ではむち打ち症で同症候群が起きることはよく知られ論文も多い。だが、交通事故の患者を最初に診る機会が多い整形外科では、同症候群は先天的な原因によるとの見方が一般的だ。手術も首の筋肉ではなく第1肋骨(ろっこつ)を取り除く方法がとられる。日本臨床整形外科学会によると、神経の圧迫は詳しい造影検査をしないと分からず、体形などから発症する場合もあることから、多くの整形外科医は事故と関係のない症状と判断するという。

 ◇整形外科では原因分からず

 長崎さんは事故直後から腕のしびれや眠れないほどの頭痛と右目の痛みに悩まされてきた。大学病院などの整形外科をいくつも回ったが原因は分からず昨年8月末で自動車保険(任意)による治療費支給は打ち切られた。10月には「症状固定」とされて治療は終了した。だが、痛みに耐えられずその後も自費で医療機関を回り、今年1月に福山医療センターで同症候群と診断された。4月下旬に手術を終え、悩まされてきた頭痛や目の痛みから解放された長崎さんは「行く先々の病院で痛みを理解してもらえず、『精神的な症状』と言われた。本当につらかった」と振り返る。守山医師は「むち打ち症患者で後遺症が残る人は1割くらい。その半数ほどが同症候群の症状を訴えている」と話す。

 なぜ判断が異なるのか。日本整形外科学会の代議員で脊椎(せきつい)や肩こりの著書も多い福島県立医大病院の矢吹省司教授は「筋肉の硬化は超音波やMRI(磁気共鳴画像化装置)で映らず診断が難しい。また手術をメインにする脳神経外科と、なるべく手術を避ける整形外科の『歴史』の違いも影響する」と話す。国の進める新専門医制度に合わせ、整形外科と脳神経外科の学会同士で専門医の基準を一本化する動きも始まったが「画像に映らないものは診断しづらいという医師が大多数。時間はかかるだろう」という。2000年に交通事故で起きやすい脳脊髄(せきずい)液減少症を発見したことで知られ、同症候群の治療にも取り組む脳神経外科医の篠永正道・国際医療福祉大熱海病院教授は「実態が知られれば状況は変わるはず。自分たちも整形外科の学会で積極的に発表していきたい」と語った。

 自賠責保険の支払額を算定する損害保険料率算出機構によると、交通事故で首のけがをする人は年間約80万人。原因不明の後遺症に悩まされる人も多いが、治るにもかかわらず、病名も分からないまま苦しみ続ける患者が多い現実はあまりにも残酷だ。整形外科と脳神経外科の連携を妨げるものは何もないはずだ。
Posted at 2013/08/04 17:21:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記

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