• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Yuh_Fazioliのブログ一覧

2022年02月06日 イイね!

ものが二重に見えるのは老化

 先日、「ためしてガッテン」最終回で、サギングアイシンドロームをとりあげていた。

 加齢によって眼球周囲の眼窩プーリーを構成するコラーゲンが減少し、眼球の向きに影響が出てしまうらしい。

眼窩プーリーとは
眼窩壁から懸垂する格好でリング状に眼球赤道部を取り囲むTenon嚢内に存在する結合組織で、眼球赤道部で最も発達しており、コラーゲン、エラスチン(コラーゲン同士を結び付けるタンパク質)、平滑筋から構成されます。その役割は、外眼筋の機能的起始部として働き、さらに外眼筋の走行を制御します。
http://www.nakamura-ganka.com/eye_byouki/56744


 これが眼球そのものの異常と思い込みやすい眼科医の思いこみ診療で発見されにくかったらしい。最近になってようやく認知度が上がったそうだ。

 いやいや、斜視なの明らかやん、と自分では思うしそのように医者には告げるけど、一般の人は「ものがぼやけて見えて見にくい」と言ってしまうらしい。


Posted at 2022/02/06 10:38:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記
2020年12月07日 イイね!

酸素療法に関するメモ

 COPDな父親がNPPV(陽圧換気)で酸素療法を受けている状態にある。

 たまたまメディカルネットで酸素療法のことをあつかっていたので、メモがてら転載。

酸素療法における合併症
 酸素は、生体の正常な機能や生命の維持に不可欠な物質です。何らかの原因で生体の組織に十分な酸素が行き渡らず、エネルギー産生が不十分な状態のことを低酸素症と呼びます。低酸素症に対して適量の酸素を投与する治療法が酸素療法です。

 低酸素症となる状態に、呼吸不全があります。呼吸不全とは、動脈血ガスが異常な値を示し、そのために生体が正常な機能を営めない状態と定義されています。呼吸不全は、I型呼吸不全とII型呼吸不全に分類されます。I型呼吸不全はPaO2≦60Torr、PaCO2≦45Torrとされており、II型呼吸不全はPaO2≦60Torr、PaCO2>45Torrとされています。慢性閉塞性肺疾患(COPD)はII型呼吸不全に分類されます。

 I型呼吸不全では低酸素血症になっていますが、II型呼吸不全では低酸素血症に加えて高二酸化炭素血症の状態にあります。COPDのように慢性的に高二酸化炭素血症になっている患者さんは、CO2高値による呼吸中枢刺激が弱まっており、低酸素刺激によってのみ呼吸調節が行われています。

 この状態で高濃度の酸素投与を行うと、低酸素刺激が改善されて酸素が足りていると脳が判断して呼吸調節が行われなくなり、肺胞低換気や呼吸性アシドーシスが生じます。この状態をCO2ナルコーシスと呼びます。

 酸素吸入による副作用は他に、酸素中毒が挙げられます。活性化された酸素は量が多すぎると毒性を発揮します。通常は活性酸素を排除する機能が備わっていますが、何らかの原因で活性酸素が過剰に産生された場合、細胞傷害や細胞死を引き起こします。酸素中毒は酸素分圧と吸入時間に影響されます。

 他の副作用として吸収性無気肺が挙げられます。高濃度酸素が投与されると、肺胞内の窒素ガスが酸素によって流され、肺胞内酸素分圧が上昇します。酸素は拡散によって血管内に吸収されるので、本来窒素ガスが残るはずの肺胞内は虚脱しやすく、無気肺となります。
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/anursing/hatenurse/202012/568144.html


 CO2ナルコーシスというのは知らなかった。なるほど。
Posted at 2020/12/07 20:07:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記
2020年05月17日 イイね!

【COVID-19】交叉免疫が生じている可能性高まってきた

 これまで何度も見てきたように、日本を含む東アジアにおいて、欧米と比較して明確に感染拡大の度合いが低いことがはっきりしている。


 これについてはいろいろな仮説が立てられているが、何らかの理由によってすでに免疫を持っている人が多いという仮説がある。

 いわゆる普通の風邪を引き起こすコロナウイルスに対する免疫が、SARS-CoV-2にも効いているのではないか、いわゆる交叉免疫が生じているのではないかと言うものだ。

 以前からSARS-CoVに対する抗体がSARS-CoV-2に結合すると言うことが知られていたらしい。それだけでは免疫を確実に生じているかどうかまでは分からないが。

 そこに出てきた新しい論文は、SARS-CoV-2にまだ感染していない人にも、SARS-CoV-2に働くT細胞が見つかるというもの。すなわち、普通の風邪のコロナウイルスの免疫がSARS-CoV-2にも働く、交叉免疫が生じていることを示唆するという。 

Targets of T cell responses to SARS-CoV-2 coronavirus in humans with COVID-19 disease and unexposed individuals
Summary
Understanding adaptive immunity to SARS-CoV-2 is important for vaccine development, interpreting coronavirus disease 2019 (COVID-19) pathogenesis, and calibration of pandemic control measures. Using HLA class I and II predicted peptide ‘megapools’, circulating SARS-CoV-2−specific CD8+ and CD4+ T cells were identified in ∼70% and 100% of COVID-19 convalescent patients, respectively. CD4+ T cell responses to spike, the main target of most vaccine efforts, were robust and correlated with the magnitude of the anti-SARS-CoV-2 IgG and IgA titers. The M, spike and N proteins each accounted for 11-27% of the total CD4+ response, with additional responses commonly targeting nsp3, nsp4, ORF3a and ORF8, among others. For CD8+ T cells, spike and M were recognized, with at least eight SARS-CoV-2 ORFs targeted. Importantly, we detected SARS-CoV-2−reactive CD4+ T cells in ∼40-60% of unexposed individuals, suggesting cross-reactive T cell recognition between circulating ‘common cold’ coronaviruses and SARS-CoV-2.


 これが確実であれば、コロナウイルスによる風邪をひいた人はSARS-CoV-2に対する抵抗性を持ち、発症しないかしても発症が弱く済んでいたことになる。

 日本を含む東アジアで発症が少ないことの理由である可能性がある。








Posted at 2020/05/17 23:28:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記
2020年04月20日 イイね!

【インフル】2019−2020の場合

2019年は、随分早くにインフルエンザの流行が始まった。

既に流行していた南半球からラグビーの試合開催によって運ばれてきた為だと見る人もいる。

alt

 赤線が2019-2020の感染者であるが、第51週12月14日〜12月20日でピークをつけ、年末のために報告が少なくなり、年明け後も例年の山を作ることなく減少していった。

 これをCOVID-19の影響で自衛していたためだと解説する向きが多いが、1月にはほとんどの人は対岸の火事としか思っていなかっただろう。2月に入ると【やばいな】と思う人が増え始めた、まだダイヤモンドプリンセス号の中でのことで、自衛意識は低かっただろう。
 まさにこのころ本来ならピークを打つはずが、12月にピークをつけてだらだら下がるのみだったのだ(例年の傾向の年末年始の減少を無視すればピーク後だらだら減り続けている)。

 教室で生徒を見ている自分は、早くから始まったのにほとんど感染者が増えないことを大変不思議に感じていた。生徒達は例年と比較して特段何かをしているわけでもなく、COVID-19の影響とは考えにくい。

 これがどうしても分からないでいる。
 



追記:
 私が考えているのは、早期に流行が始まったために、まだ湿度が高く気管の物理的排除機構が有効に働き感染が起こりにくく、感染しても排除によって侵入できたウイルスの量が少なかったために自然免疫、獲得免疫によって容易に排除され、集団免疫獲得状態になったという可能性。
 しかし、アメリカでは大流行したので、そんな強力なウイルスがと全く理解できなかったのだが、実はインフルエンザ検査でのカウントではなかったため、その中にCOVID-19が含まれていたことが確定している。インフルエンザ自体の流行は日本でそうだった様に、実はそれほど大きくはなかったのかも知れない。つまり、あまり強くない変異株だったのではないかと。
 一方、SARS-CoV-2は顕性、不顕性含めてある程度蔓延済み。そこに無料検査でガンガンCOVID-19陽性が確認されていったために莫大な人数の陽性者の数字が積み上がったのかもしれない。

 COVID-19では、NYはデータ上当初の立ち上がり方に対して、予想されたより随分小さなピークを付けているが、感染拡大+既存感染者の確認で積み上がったもので、その立ち上がりはアーティファクトだったのかもしれない。
 もちろん、COVID-19の感染拡大自体は起きていて、低所得者を中心に死者も多い。だが、感染の広がりが検査よりずっと早期に始まり、すでに広く免疫を持っていて、それが再感染しないと言うことであれば、意外に早く状況の改善は進むのかもしれない。

 私は日本についても水面下での免疫獲得がかなり進んでいる可能性も疑っている。比較的軽度で済んでいるのはまさにBCGや日本の習慣の影響かもしれない。そうであれば、検査拡大で数字は増えるが、その増加の仕方に対して意外に小さなピークを付けるかもしれない。もっともそれであっても大都市では医療崩壊状態は起きるだろう(と言うか元々キャパが少ないのですでに起きかけている)。



 



Posted at 2020/04/20 04:34:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記
2020年04月08日 イイね!

まあ普通じゃない?


 医師や医学生の宴会とか旅行とかでは、訳が分からない、常識からすればあり得ないような奇行、セクハラが行われている事実を知っているので、こう言うこともあり得るだろうなと思ってしまう自分。

キスも……慶応病院研修医「集団感染」40人懇親会で何が起きていたか

「週刊文春」編集部

週刊文春 2020年4月16日号
https://bunshun.jp/articles/-/37104
Posted at 2020/04/08 19:00:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記

プロフィール

「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
愛車 黄色いピアッツァのHP http://piazza.ciao.jp/piazza_web/index.html ↑プロバイダーを変更して再開! ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1 2 3456 7
8910 1112 1314
15 161718192021
22232425262728
2930     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

YUHの気ままなままに 
カテゴリ:ブログ
2018/01/31 06:12:14
 
常識はずれのPIAZZA達の隠れ家 
カテゴリ:Piazza
2012/11/17 07:31:43
 
須関裕子のブログ 
カテゴリ:Music
2011/02/26 18:38:37
 

愛車一覧

スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
 はじめてのSVXは追突事故によって、わずか1年半で乗り換えることになってしまいました。 ...
いすゞ ピアッツァ いすゞ ピアッツァ
 社会人になりはじめて手に入れた車です。 PIAZZA XE Handling by L ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
実家最後(予定)の車。 私がメンテナンスしてます。 →私が相続し維持することにしました ...
その他 その他 その他 その他
写真の置き場です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation