余震頻度やマグニチュードの大きさを見ると、その活動が増える周期のようなものが見え、およそ10日ごとであるようだ。これについていまのところ説明は困難で単なる経験則というか、そう見えるだけとしか言えない。
さて、どうだったのだろうか。
まだ5/1は終わっていないし、明日、明後日ぐらいまでその周期の中にあると思ってもいいだろう。
グラフは協定世界時(UTC)で日本時間マイナス9時間。
一時ほとんど目立つ地震が起こらなかったが、4/30あたりから地震が増えている。しかし、以前に比べれば大人しい活動である。
5/1に入っても活動しているが、USGSの観測に引っかからない規模のものが多い。
しかし、関東直下の地震が起きていて、千葉にいても体感上は特に地震が多く感じる。
注目すべきは累積マグニチュードで、これまでの多い側と少ない側を滑らかにつないだ曲線を見ると、少ない側の曲線に当たったところで活動が再開しているように見える。
この幅が今も有効だとすると、まだ活動の余地があるのかもしれない。
以前、一見活動が収束する方向に見えたことがあったが、突然活動が活発になったことがあった。油断はできない。
今日、明日、明後日ぐらいは10日周期と考えて警戒してもいいが、それと関係なくその後も警戒を続けた方がいい。
分からないことについては大事をとった方がいい。
原発の冷却手段を失えば、放射性物質の放出が確認できなくてもまず周辺住民を退避させるのが当たり前。なんで何もしないのか不思議で仕方がなかった。ようやく退避と言いだしたとき2kmというので『馬鹿なことを言うな』と思った。
Posted at 2011/05/01 18:15:02 | |
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