![[PIAZZA]ギアボックス交換その4 ようやく交換完了! [PIAZZA]ギアボックス交換その4 ようやく交換完了!](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/024/724/332/24724332/p1m.jpg?ct=a6043daac9a0)
今日は晴れたので、昼過ぎから実家へ行き、ギアボックスの取り付け作業。
事前に整備書通りの位置にタイロッドエンドを取り付けておく。
タイロッドエンドやネジ類は十分清掃し、ラックマウント金具は汚れや錆を落とした上にクリアを吹いておいた。
まずは、パワステ高圧ホースの取り付け。まいてあるスポンジが太いので、狭いところに押し込むのが結構たいへん。金具で車体側に取り付けた後、ポンプ及びパイプと接続。
次に、ポンプのリターン側ホースを交換。今回はホースプライヤーという秘密兵器を買ったので、ホース外しも楽々。
下回りの細い配管のホースを外してビックリ。なんと、痛恨の発注ミス。8.1mmを取り寄せたが、9.5mmだったようだ。
今回はこのホースの交換はあきらめることにした。今回のようにギアボックスを交換する場合はフルードを抜いているのでホースの交換もたやすいが、ホースのみの交換はフルードを抜かない場合漏れ出すフルードとの戦いなのでしんどそうだ。
そして、例によって知恵の輪状態で足まわりをかいくぐってギアボックスを押し入れる。タイロッドエンドがかなり邪魔。
いよいよ固定だが、まず助手席側のマウントを軽く取り付け。つぎにギヤボックス側のスプラインをステアリングシャフトの側に入れながら運転席側マウントにボルトを入れる。シャフトのボルトを入れて固定。
この作業の途中でようやく、ギヤボックス側スプラインにシャフト側の取り付けボルトに合うようボルト溝が切ってあることに気付く。シャフトとギヤボックスは決まった位置でしか取り付けできないようになっているのだ。同時に、ボルトを抜かないとスプラインが抜けないよう「抜け止め」にもなっている。
図解がないとわかりにくいが、今はそこまで用意できないので。申し訳なし。
次に配管のフレアナットをギアボックスに取り付けようとするが、ナットがなかなか入らない。とにかく狭い上に配管が多少斜めっているので正位置にナットが入りにくいのだ。
リジットラックによるスペースでは非常につらい姿勢になり、頭を持ち上げて見ながら作業しようとすると手の位置が悪くなり、うまく手が動かせないこともある。あっちから手をいれたりこっちから手を入れたり、ホイールハウスにアタマを突っ込んで回したり仰向けになって回したり。兎に角大変。
かなり時間がかかったが、それでもなんとかねじ込ませ、通常のスパナやショートスパナを駆使し、なんとか取り付けることが出来た。
あとは配管類の固定ボルトをとめたり、ラックマウントのまだ取り付けていないボルトをつけて各ボルトを本締めしたり、外したスタビライザーを戻したり。エンドをナックルに取り付け割ピンを入れると、一応形が完成。
あとは再チェックの後ATFを入れる。このとき適当な入れ物がなくミッション用の注入器で入れたらピストンが引っかかり、力を入れたら勢い余ってがばっとピストンが動き、なんとこぼれて
エンジンルームがATFだらけ
に。パワステポンプ回りだけとはいえ最悪……。上から下から必死でパーツクリーナーでATFを流し落とす。
で、エンジンをかける。
エア抜きのためにステアリング操作を何度もしているうちにパワステポンプから不穏な音が……。シャカシャカ言っていて、フルードが足りないときの音とは違う。
ポンプのタンクを見ると、大量の泡が。エア抜き進行中で、エアがポンプ内で不穏な音を出しているようだった。
しばらくアイドリングさせていると泡が少なくなり、音も静かになった。ああ、ホッとした。
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パワステの動作には問題はなさそう。
車をラックから下ろすがこのままでは乗って帰れない。
次なる作業はトーイン調整。
トーインゲージなんて持っていないから、巻き尺をタイヤに貼り付けてはかってみると、なんと前後で1cmも違う?! トーインが付き過ぎなので、タイロッドのナットを緩め、調節。何度も何度も確認するので、結構めんどくさい。
トーインをゼロにしたところで作業終了。
この状態だとまだステアリングのセンターがずれているのだが、あたりは真っ暗くらすけ。この修正はまたの機会に。
(いや、実はここで失敗した。ネットで見たものではステアリングを抜いて大まかに合わせ、つぎにタイロッドで補正するとあったのでやってみたら、ウインカーのキャンセラーがおかしなところで効くようになってしまった。少なくともピアッツァの場合はステアリングホイール側では動かしてはいけない※。)
※追記2011.12.5
ボスを抜くとキャンセルスイッチが見えるが、これは自由に動かして位置を決めることが出来る。これを回転させればステアリングの位置を変えても問題ない。
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久しぶりに乗ってみて、ステアリングがクイックであることに感動。ピアッツァってこんなにステアリングレスポンスが良かったのね。
タイロッドのガタがステアリング操作へ影響するのは当たり前であるが、体感でこんなに違うものなのだなあ。
センターが出ていないし、トーインがゼロであってもネガキャンがついているのでサイドスリップテスターのチェックは必要。12月が車検なので、いずれにしても近いうちに予備検屋でサイドスリップのチェックをすることになる。
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それにしても下回りが汚い。
写真はパーツクリーナーをかけまくったあとなのであちこち濡れて余計に汚く見えるが、エンジン回りの油と泥の汚れがひどい。
エンジンのクランクシャフトオイルシールから漏れているっぽいので、いずれやらねばならないか。
とりあえず
下回りを高圧スチームですっきりと綺麗にさせたい。車検前にやれるといいなあ。
Posted at 2011/12/04 23:40:07 | |
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