もともとあまり塗装はしたことがなく、今回勉強しながらのチャレンジでウレタン塗料を使って塗装してみた。
今回は面積が比較的大きなホイールカバーであったので、手持ちのエアブラシではとても対応できないサイズ。そこで電動HVLPスプレーガンを購入してみた。
【フルテック】 HVLP電動コンパクトスプレーガン JS910FB
安価でありながら、High Volume Low Pressure タイプで大量の空気で塗料を吹き出し定着させる優れもの。強溶剤塗料もOK。
ただ、フルテックという業者が
中国製の物を自社ブランドで販売していて、吸い上げ式で色替えも簡単なはずなのにタンクなどの別売品もインターネット上を見る限りないようで、そのあたりが不満。
シンナーを入れて吹けばメンテナンスも完了ということらしいが、完全に綺麗にしようとすると大量のシンナーを消費するので、シンナーを少なくしようとすると分解してちまちまとやることになり、結構めんどくさい。
Wagnerという会社(アメリカでは大手らしい)では同様の物を売っていて、タンク3つ付きで$100らしい。しかしこの製品は日本では見かけない。
日本法人らしい日本ワグナーのHPは更新が遅く、扱いの内容がよく分からない(フルテックも同様。塗装機材に限らず中小の輸入業者は高齢者が多く、なんとかHPを開設しても業者任せでろくに更新が出来ていないところが多いようだ。結局FAXや電話で問い合わせをしないとならない。役立たず)。
ガンとコンプレッサーが別体のタイプなら日本でも扱っていて、アクセサリー類も充実しているようだ。
多少高いがこちらの方が安心感がある。時間があるなら個人輸入してもいいだろう。
ただ、フルテックの物と違い強溶剤系の塗料は不可のようだ。
模型とか細かな物の塗装はエアブラシが使いやすい。
私はアネスト岩田のエクリプスHP-CSを使っている。
使用後のメンテナンスもしやすい。エアブラシ用の洗浄ポットもあるのでよりやりやすい。
しかしながら、塗装面積が広いとなかなか辛い。
フルテックの電動スプレーガンは後始末のコストが大きいので、大量に塗料を使うのでなければ、もう少し小回りの効く物の方がいい。
平吹きも出来てより広い面積に対応できる比較的小さな物が一つあると、便利。
私のコンプレッサーではスプレーガンには対応できないので、エアブラシの中で平吹きも出来るタイプを探すと、小型コンプレッサーでも使えるアネスト岩田のHP-THシリーズあたりを一つ持っておくと良さそうだ。
うちのではHP-TH2は使えないのでHP-THの方になるが、広い面積を塗るなら電動スプレーガンの方がよいのでタンクが小さくてもいいと思う(オプションもあるが)。
今回では、塗装後発見される欠陥部の補修に平吹きのエアブラシがあるといいなあと感じた。
まあもっとも、当面は大物塗装の予定はないので電動スプレーガンとHP-CSの中間の用途はないかも知れないが。
Posted at 2012/01/22 10:12:13 | |
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