2014年11月29日
明日のジュニアコーラスの定期演奏会に向けて、9:00からホール入りで照明と音響の仕込み。2:45からはリハで20:30頃帰ってきた。
今回は、自分が手にかけるものとしては初めてで、他でもほとんどやっていないミラーボールを使った演出と、先日紹介した、アルミニウム板を電気分解で溶かした照明用型(ゴボ)をつかった演出の組み合わせ。ステージ毎、曲毎に演出を変える。
他にももう一つ演出を準備していたけれど、照明装置の改造が必要で、それはちょっと時間的に間に合わない(と言うか、疲労がかなりあって、これからのごく限られた時間内で膨大な作業を間違いなくこなす自信がない)し、撤収の時間がきわめて限られているので今回はやらないことにした。
今回の演出を見た人たち、合唱団の子どもたちが驚いてくれたので、8割ぐらい目的を達した気分。自分が知る限り、このホールでこれだけ凝った演出をしたのは初めてだ。
仕込みはかなり手間がかかったが、本番は操作を他の人に任せるので、自分は音響に専念できる。
と言っても、ほとんどを照明の仕込みに取られてしまったし、リハで舞台演出にもどんどん口を出すし。そのため、音響はあんまり煮詰められていないので、本番が心配。照明と違って音響は失敗すると台無しになるので、本当はこちらに時間を注がねばならないのだが。
音響は助手もなく、照明では予算不足でDMXもつかえない超ローコストの照明装置と貧弱なホール照明装置で最大の効果を上げるべく、知恵と手間で対処してきたので、下準備にはかなり時間がかかっている。おかげでかなり疲れた。
プロなら道具もあるし、要領の分かっている人間を何人も使ってやるのでこんなに手間はかかけずともはるかに効果的な演出ができる。
お金と人材って、本当に重要。
低予算では知恵とセンスで対処だけれども、知恵とセンスだけでは限界もある。
Posted at 2014/11/29 21:33:22 | |
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