
↑ヤフオクで入手したT41。入手時は非常にきれいだったが、写真は掃除もせず使っている状態そのままなので、手油やらで汚いなあ……。
このところ、ヤフオクでもThinkPad T40シリーズは見かけなくなってきており、特にグラフィックチップがRadeonのものは探しづらいようだった。
できればT42pあたりがよいのだが、T41でRadeon 9000搭載の物が見つかったので競り落とした。
Pentium M 1.7GHz
RAM 1.5Gbytes
HDDなし
液晶 SXGA+(1600×1050)
無線LAN 11a/b/g内臓
Bluetooth 内臓
日本では珍しい英語キーボード (海外モデル)
という当時の上位モデルだったのだけれど、ファンエラーが出るのでジャンク扱いとのことだった。
届いたので早速チェックしてみると、外装はかなりきれいで丁寧に扱われていた様子。液晶も問題なし。ただし、CPUファンが回ったりまわらなかったりとかなり問題ありで交換は絶対必要。
T42のSSDを入れて起動して見るもブルースクリーン。チップセットはT42と同じなのでおかしいなと思いながらいろいろ調べてみると、どうもRAMの異常っぽい。
1GのDIMMを外して起動してみると問題なし。DIMMもT42から移植した。
CPUヒートシンク・ファンアセンブリーとバッテリーをT42から移植(ほぼ新品)。キーボードも日本語のものに載せ替えた。
同時にPentium M 755(2GHz)も中古が1000円と安かったので購入し、届き次第載せ替えた。
起動してみると、なぜかマウス代わりのトラックポイントもウルトラナビも認識せず使えない。
ドライバを入れ替えてもうまく認識しない。
XPが入っているHDDで起動するとちゃんと認識する。
Win7でも英語キーボードでは一応認識している。
英語モデルなので日本語キーボードで問題が出たのか?
しかし英語キーボードでも使えはしてもトラックポイントとして認識されていないので、更にいろいろと調べて、Lenovoの英語サイトからドライバをダウンロードしたところ、問題がなくなった。
おそらくこの状態なら日本語キーボードにしても使えそうだが、英語キーボードに慣れるのもいいかもしれないと思い、今のところそのままにしている。
Radeon 9000は正式にはWin7でサポートされていないのだが、T42でも社外ドライバでRadeon7500が動いており、そのままRadeon9000が認識され、問題なく使えている。
省電力マネージャーはT42ではXP用のものを入れていたが、Win7対応のものにしている。
今のところWin7用で以前あったキーボード入力を受け付けなくなる障害は出ていないようだが、まだ使用時間が少ないので様子見中。
ワードやエクセル、ブラウジング程度なら問題なく使える。画面の広さが魅力なので、そうした仕事向きでもある。やはり職場に起きっぱなしにすることになりそう。今年は職場のでPC作業が増えそうだし。
Pentium M 2GHzに換装しているとは言えiCore 5 2.5GHz に慣れた身にはやはりもっさり感は否めないが、SSDのおかげで実用上は問題なし。
グラフィックチップまわりの問題が出ませんように。
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英語キーボードで日本語入力は問題ないとは見聞きしていたが、実際どうなるのかは分からなかった。
Alt+左Shiftで日本語入力になるが、記号などでキーボードの刻印と文字がちがってしまう。
ググって出てきたことを元に、「テキストサービスと入力言語」で「英語」を追加すれば問題がなくなった。同時に日本語入力への切り替えがAlt+「`」(日本語キーボードでは「半角/全角」の位置にあるキー)に変わった。
ググると別な方法もあって最初はそれを試したが、キーボードへの対応が不十分であったため更に調べ、上記の方法にたどり着いた。
英語キーボードはエンターキーが小さいので慣れないと他のキーを押してしまうが、これは慣れの問題。BSキーなど右端のキーが大きく押しやすい。
キーボードの刻印が少ないので、見た目がすっきりしている。
ちょっとレア感が楽しめるのもいいかも(笑)
追記:
日本語キーボードに入れ替えてみたが、今度は問題なく認識。
全体的にはうまく行っているように見えるが、バッテリーマネージャーは対応のはずがバッテリー延命のための機能の一部が働かない。