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2015年09月12日 イイね!

【PIAZZA】 タイミングベルト交換に向けて


 28年、13万km走ったピアッツァだが、購入時の6年目で今のエンジンに載せ替えているので、今のエンジンは22年、8万kmほどを走っている。

 走行距離ではまだ問題ないが(古い記憶でオートメカニック記事によれば、同じエンジンでも日本向けは10万kmで交換指定でも、アメリカ向けは10万マイル(16万km)という話もあるようだが)、20年を過ぎているのはさすがにまずかろう。

 カムシャフトオイルシールは少し漏れているし、クランクシャフトオイルシールだってわかったモンじゃない。さすがに替え時。

 で、手持ち在庫部品をかき集めてきた。



カムシャフトオイルシール 台湾製
クランクシャフトオイルシール アメリカ製
テンショナープーリー 韓国製(使用ベアリングはGMB製:日本企業だがGMB Koria製?)
ウォーターポンプ 日本製

 そして、

タイミングベルト アメリカ製

 何とも国際色豊かな……。

 オイルシールはまあ漏れても交換で済むが、タイミングベルトは切れたらエンジンが壊れる。

 オイルシールはどうせ安い物なので、安くて信頼性のある武蔵オイルシールあたりにしてもいいのだけれど。


 タイミングベルトは某「JIS USA」という日本車のエンジン関連パーツを売っているアメリカの会社のガスケットセットのもの。
 ただ、表面を見ていてちょっと不安が。なにかしわみたいな物があって、なんとなくベルトが柔らかくて頼りない感じ。表面を指で触るとすこし表面の反射が変わる……ゴムの劣化がある様子。

 もう一つ、手持ちの別の会社のエンジンOHキットの物と比べてみた。



 上が最近買った別のキットのものでSAFETY TIMING」とある。下がそれより前に買った「JIS USA」のもの。

 あきらかに「SAFETY TIMING」の方がコシがあり、状態がいい。劣化が感じられない。
 少しでも不安が感じられる物は使えない。オイルシールと違ってタイミングベルトはエンジンが壊れるかどうかと言うきわめて重要な部品だ。
 
 まあ不安があるなら日本製を買っても金額はそれほど大きくはないはず(今は純正しかないかな?)なので、それでもいいのだけれど。

 **

 それにしても、ピアッツァのタイミングベルトは、歯が低く、ちょっと不安。今時?の他の車種だともっと深いのだが。

 このあたりも設計が古いと言うことなのか。

 ネットで見つけたフェラーリのも浅い感じ。328だし、古いよな。ピアッツァとは同じ時代だけれど。


http://azusin1.fc2web.com/328/200704/TB/tb.html



追記:

テンショナープーリー 8-94215-197-1 2009年で\4,560
モノタロウでGMB製GT80250が¥2,712(税別)
今回使おうとしている物と同じ物と思われる。私が買ったのより安い(くやし~)。
純正より重くてベアリングが大きくごつい。

タイミングベルト ビッグホーンUBS69と共用らしい
8-94215-254-0
8-97066-863-0 2009年で\6,790 
タクティー タイミングベルト V9152-Z001 オートパーツエージェンシー Yahooで7,333円(税込) amazonで\7,334
メーカー不明 オートパーツエージェンシーYahooで5,133円(税込) 


アメリカでは1000円しない値段から買えるパーツ。日本は高すぎる(純正が値上げすると社外も値上げする)。

ベルトのデータ
Width: 0.750"; Length: 41.625"; Teeth: 111
19mm x 1057.3mm, 111 Teeth

Posted at 2015/09/12 16:58:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | PIAZZA | 日記
2015年09月12日 イイね!

【PIAZZA】 バキュームスイッチを分解してみた


 ダイヤフラムが破れていることが確実なバキュームスイッチだが、分解して修理が可能かどうかを確認して見た。

 上下の合わせ目(接着面付近)をリューターで削り、2つに割った。

 

 内部はオイルがかなり入り込んでいる。

 ブローバイのオイルかターボから漏れているオイルが、加給時に吹き込んでたまったものだろう。

 もっとも、ダイヤフラムが破れないとここまで入ることはないだろうが。

 内部パーツはこんな感じ。




 パーツクリーナーを吹くと、黒く汚い液が飛び散る。ゴムの劣化した物が内部に付着している様子。

 ダイヤフラムはゴム製で、穴が開いていた。



 スイッチは直接接点が出ているのではなく、白いパーツの下部に付けられたマグネット(写真下部の黒いもの)によって気室外に取り付けられたマグネットスイッチが動くようになっている。



 経験的にマグネットスイッチは古くなると接点が動かなくなる。あまり信頼性がないパーツのような気がしているのだが。

 SVXのドアに付いている物は10年過ぎるとだめになっているようだったし。

 **

 修復の可能性だが、白いパーツにダイヤフラムが挟み込まれていて、これを取り外すことができれば、薄いゴムシートを挟んで修復することも可能かもしれない。

 ただし、ぴんと張ればゴムの弾性の影響が大きくなり、うまく負圧に反応できなくなる。

 動きに余裕ができるようにゴムを成形すればいいのだが、型を作って加熱して整形するとなると、かなりの手間だ。

 修復はすぐには難しい。

 **

 このパーツは負圧が大きい低負荷の時にノックコントロールシステムのノック発生での遅角動作を止めるためのもの。
 本来は逆に高負荷の時にノックコントロールするための物というべきなのだろうが。

 常に動いていてもいけない気はしないのだが。低負荷でノッキングは発生しにくいのだろうし。

 それともある程度ノックが発生しても許容した方がパワーが出せるからと言うことなのだろうか。


追記:
 今時は、バキュームスイッチではなく負圧の大きさを測るバキュームセンサーを搭載している物が多い。
 当然負圧の大きさをエンジンコントロールに利用するわけだが、最近は精度が上がったためかもっと積極的な利用をしているらしい。

 なんと、エアフロの代わりに吸入空気量を計量するのに利用しているとか。

 一時期使われるも廃れていたらしいが、最近は多くとり入れられるようになってきているとか。
 
 空気抵抗もなく、白金製のホットワイヤーほど汚れの問題もないかも。
 計量が正確にできるならよいデバイスだろう。




Posted at 2015/09/12 15:43:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | PIAZZA | 日記

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