28年、13万km走ったピアッツァだが、購入時の6年目で今のエンジンに載せ替えているので、今のエンジンは22年、8万kmほどを走っている。
走行距離ではまだ問題ないが(古い記憶でオートメカニック記事によれば、同じエンジンでも日本向けは10万kmで交換指定でも、アメリカ向けは10万マイル(16万km)という話もあるようだが)、20年を過ぎているのはさすがにまずかろう。
カムシャフトオイルシールは少し漏れているし、クランクシャフトオイルシールだってわかったモンじゃない。さすがに替え時。
で、手持ち在庫部品をかき集めてきた。
カムシャフトオイルシール 台湾製
クランクシャフトオイルシール アメリカ製
テンショナープーリー 韓国製(使用ベアリングはGMB製:日本企業だがGMB Koria製?)
ウォーターポンプ 日本製
そして、
タイミングベルト アメリカ製
何とも国際色豊かな……。
オイルシールはまあ漏れても交換で済むが、タイミングベルトは切れたらエンジンが壊れる。
オイルシールはどうせ安い物なので、安くて信頼性のある武蔵オイルシールあたりにしてもいいのだけれど。
タイミングベルトは某「JIS USA」という日本車のエンジン関連パーツを売っているアメリカの会社のガスケットセットのもの。
ただ、表面を見ていてちょっと不安が。なにかしわみたいな物があって、なんとなくベルトが柔らかくて頼りない感じ。表面を指で触るとすこし表面の反射が変わる……ゴムの劣化がある様子。
もう一つ、手持ちの別の会社のエンジンOHキットの物と比べてみた。
上が最近買った別のキットのものでSAFETY TIMING」とある。下がそれより前に買った「JIS USA」のもの。
あきらかに「SAFETY TIMING」の方がコシがあり、状態がいい。劣化が感じられない。
少しでも不安が感じられる物は使えない。オイルシールと違ってタイミングベルトはエンジンが壊れるかどうかと言うきわめて重要な部品だ。
まあ不安があるなら日本製を買っても金額はそれほど大きくはないはず(今は純正しかないかな?)なので、それでもいいのだけれど。
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それにしても、ピアッツァのタイミングベルトは、歯が低く、ちょっと不安。今時?の他の車種だともっと深いのだが。
このあたりも設計が古いと言うことなのか。
ネットで見つけたフェラーリのも浅い感じ。328だし、古いよな。ピアッツァとは同じ時代だけれど。
http://azusin1.fc2web.com/328/200704/TB/tb.html
追記:
テンショナープーリー 8-94215-197-1 2009年で\4,560
モノタロウでGMB製GT80250が¥2,712(税別)
今回使おうとしている物と同じ物と思われる。私が買ったのより安い(くやし~)。
純正より重くてベアリングが大きくごつい。
タイミングベルト ビッグホーンUBS69と共用らしい
8-94215-254-0
8-97066-863-0 2009年で\6,790
タクティー タイミングベルト V9152-Z001 オートパーツエージェンシー Yahooで7,333円(税込) amazonで\7,334
メーカー不明 オートパーツエージェンシーYahooで5,133円(税込)
アメリカでは1000円しない値段から買えるパーツ。日本は高すぎる(純正が値上げすると社外も値上げする)。
ベルトのデータ
Width: 0.750"; Length: 41.625"; Teeth: 111
19mm x 1057.3mm, 111 Teeth
Posted at 2015/09/12 16:58:01 | |
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