FaceBookで投稿していたら面白いものがリンクされてきた。
安倍首相国連会見が、事前に質問内容と質問者が決まっている出来レースだったという件。もちろん海外の記者は驚愕という内容。
かくも政治家と番記者は仲良しクラブになっているのである。
記事の中では現地記者の驚きの声を掲載している。
少し引用してみると、
「質問事項をあらかじめ提出しろということですから驚きました。そんなことは、アメリカでは記者倫理に違反する行為です。ところが、それは日本の政府と記者との間では常に行われていることだというではありませんか。本気かよ?と思ったのは私だけじゃありませんよ」
「アメリカで今、日本のメディアは安倍政権に牛耳られていると報じられているのを、日本の記者たちは知らないのでしょうか?記者会見というのは市民を代表してジャーナリストが権力者に挑む場だというのは、アメリカにおいては一般の人も知っている常識です。しかし、残念ながら、日本の権力者の会見はそうではなかった。質問内容は権力側が予め検閲し、その答弁は予め準備されており、会見はその通りに行われる...ちょっと信じられません」
引用元
http://www.npo-iasia.org/i/archive/2015/10/abe-conference.html
日本のマスコミは、私企業からも利益供与を受けて、報道内容の検閲を受け入れているので、これが当たり前の取材方法だと思っているのだろう。
地元で、市役所からのリークで、当事者に取材せず記事を書き、その内容が事実でないため地元で大きな問題になったとき、記事を書いた朝日新聞千葉支局の記者が「取材方法に問題はない」と曰ったのには、大いに驚いた。彼らの正しい取材方法とは、事実であるかの確認はさておき、あくまで記者クラブで与えられた情報に忠実であることらしい。それでないと次の情報がもらえなくなるからね。
Posted at 2015/12/13 20:31:30 | |
トラックバック(0) | 日記