2015年12月15日
卒業生に誘われてFacebookをはじめて結構時間がたった。
あまり使わなかったのだが、前の職場をやめた時に教え子たちと大量につながった。
このところ実験的に大量に書き込みをやっているのだけれど、気になることが多い。
1.タイムラインに表示されるものはFacebook側が選んでいる
タイムラインには自分の「友達」やフォローしている対象の投稿が表示されるが、実はこれはすべて表示されているわけではない。
FB側がその人と投稿者のやりとりの度合いを指数化し、関係の深い人間の投稿を優先して表示させている。
関係の薄い人の投稿は表示すらされないことがあることになる。
2.自分の投稿がタイムラインに表示されないことがある。
原因はわからないが、自分の投稿がタイムラインに表示されないことがある。いくつもの投稿をしていると、その表示が間引かれていることがある。
投稿を経時的に表示する「最新状態」で消え、参照度合いなどから表示順を決めている「ハイライト」にするとなぜか現れたり。
システムのトラブルなのか、時折行われるFBのなんらかの実験によるものなのかは不明。
3.タイムラインが勝手に「ハイライト」に切り替わる
タイムライン表示はデフォルトでFBが表示順を操作する「ハイライト」になっているが、経時的表示である「最新状態」に切り替えることができる。
しかし、これはいつのまにか「ハイライト」に戻されてしまう。
FBは何らかの理由でFB側の表示操作を優先させたいらしく、こちらの意図するように表示させてはくれない。
4.時折行われる実験
FBでは時々表示の操作など、何らかの実験を行っていることが知られている。ハイライト表示の実装前には何も知らせずにハイライト表示にする実験を行っていた。ユーザーは経時的にすべてが表示されていると思っているから、見ることができなかった投稿があったことになる。
「友達かも?」と友達候補を示してくるが、これも何らかのアルゴリズムで選ばれている。
共通の友達が多いものばかりを候補に挙げてくるだけでなく、共通の友達が一人のものばかりあげてくることもある。
それぐらいなら理解できるが、いったいどういうアルゴリズムで選んでいるのか、まったく関係のない人物が表示されることがある。
これもなんらかの実験であるのかもしれない。
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基本的にFBは無料で利用することができ、規約に従って、システムの変更や実験も受け入れなければならないことになっている。
ただ、どうにも気持ちが悪いシステムだ。
また、スノーデン氏の暴露によれば、アメリカNSAはFacebookやGoogle、アップル等のサーバーにアクセスして情報収集をしていたという。
企業側が協力していたとのことで、それはNSAに限らないのかもしれない。
こうしたサービスを使っても通信の秘密が守られるシステムだなどと考えること自体が間違っているだろう。
Posted at 2015/12/15 21:44:39 | |
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