一応マキタのドライバドリルを1台持っておこうと、ジャンク品を落札してみた。
ピンクっぽく見えるが茶色く薄汚れているためで実際は白。
動作未確認ジャンクだったが、動作に問題は無い。ただ、おがくずが少々詰まっていて、水にも浸かったあとがある。ベアリングも駄目になっている。
と言うわけで、汚いハウジングを洗浄したり、複雑なドライバドリルのギアボックスを分解してグリスアップしているのだが、一つ困ったのがクラッチ強度切り替えダイヤルの印刷だ。

↑ DF440D 本来の姿
これがすり切れて消えかけているのだ。これはよくない。
シールを印刷して貼るとかも考えたが、結局はげにくい塗装でこなすことにした。
シルバーのスプレーの調子がよくなくて結局厚塗りになってしまい、あんまりきれいにはできなかったけれど、元の状態を考えれば遙かにマシだ。
エアブラシでやった方がずっときれいにできただろうな。
ちなみにこのダイヤルはギアボックスと一体のアセンブリーでしか部品設定がなく、これだけでこのジャンク2台分ぐらいの価格だ。
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マキタの電動工具に関しては、TD-440Dや、インパクトドライバーで言うならTD130~134の時代のものが一番きれいに見える。
それを超えるとコンパクトさを求めるあまりに、不格好に見えるのだ。
上左 TD171D 上右 TD130D 下左 6955 下右 6950
こういう電動工具はあくまで実用のものだから、コンパクトであればあるほどよいのだが、毎日バリバリ使うようなわけではなく、ハンドツール主体の自分としては、美しさも大切にしたい。
TD130Dが出たLi-ionシリーズになった頃からマキタのデザインは垢抜けた感がある。それ以前の者は道具感が非常に強かった。
日立が男の子が好きそうなオモチャっぽいデザインや色使いをするのが好きなのに対して、マキタのそれは落ち着いていて好きだ。
Posted at 2019/12/30 15:49:38 | |
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