人間、自分の手、指だけでできることなど限られている。
そこで様々な道具が生み出されてきた。
ハンドツールはすばらしい。多種多様な工夫を凝らした様々な工具が作られてきた。
それだけでは足らず、電動工具もまた多様に進化している。
最近、工具の修理、家電の修理などをかなりやってきたが、ツールの力を思い知ることが多い。
昔はツールがなく途方に暮れるしかなかったベアリングの脱着も、各種プーラー、万力、ハンマー、12tプレスなどで何の苦もなくこなせる。
外掛けプーラーしかなかったが、内掛けプーラーを購入したことでグンと作業の幅が広がった。
ガス式ハンダごて、ハンダ付け補助ホルダーも、すばらしい。
ワイヤーストリッパーもあるとないとで大違い。
ペン型電動ドライバーは、小回りが効き、小さい割りにはパワーがある。作業効率が格段に上がる。インパクトでないところが使いやすい。
そして、今回導入のマルチツール、以前ならどうやって切ろうかと考え込んでしまうところだが、いともたやすく狙った場所を切断できた。
あればやりたいことを確実にこなせる。ないと工夫だけではどうにもならないことも多い。
本当にツールはすばらしい。
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数年前から老眼を克服するツールを導入しはじめている。老眼克服という目的でなかったものも、その目的で使うようになってきている。
かなり以前買ったハンダ付け補助ホルダーには拡大鏡とライトも付いているが、このレンズが歪んでいて(多焦点レンズと言うことらしいが???)見にくくて使い物にならない。レンズだけ交換したら少し使いやすくなるだろうか(直径65mm)。
むしろレンズ部は切り取ってライトだけにし、後述のヘッドルーペと組み合わせた方が良さそうだ。
アストロプロダクツで買ったライト付き拡大鏡は、レンズが大きいものの、ネック部分が短くていい角度になりにくい。何か改良が必要な気がする(写真は私のものとレンズが違うがほぼ同じ)。
レンズが自分と一緒に動いた方が具合が良さそうなので、100円ショップで顔に掛ける拡大鏡を買ってみた。
眼鏡型拡大鏡は老眼鏡の度の強いものと同じだが、焦点距離が短いので使い方が限られる。
眼鏡を掛けたまま使えるヘッドルーペを買ってみた。こちらの方が具合が良さそうだ。ライトはあまり役立たないが。
微細作業に限らず、拡大は必須になってきているので、こうしたツールをいろいろと試す必要が出ている。これからもよりよい環境を求めて手探りすることになろう。
Posted at 2020/02/11 10:16:13 | |
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