Yuh_Fazioliのブログ一覧

　ネトウヨ医師と言えば高須克弥医師がとみに有名だが、自民･安倍政権支持の医師は多く、嫌中嫌韓・反共の意識が強い医師も大変多い。以前にも取り上げた、安倍晋三と近く、厚労省のゴールドプランを歪ませた日本精神病院協会長の山崎學も信じ難いような差別的内容を日精協機関誌に書き綴ってきた。

　医師専用サイトｍ３は、かなり差別的な書き込みが飛び交っていると以前からよく言われている。

　間違いを指摘しても訂正しないどころか、煙に巻いたりごまかすようなツイッター医師がよくいて、変なプライドの高さ、データ云々と言いながら自身には甘いダブルスタンダードに呆れてもいるが、今日見かけたこれもひどいなと。



　知人の言うことはまる飲み?　検証もせず事実誤認を垂れ流している。

　ここに群がるリプもまたひどい。

　海外メディアの映像を見ると、かなり気を使っている様子が見えるし、デスポーザブルの手袋（名車再生!でエドが使っているのもデスポの手袋）を交換している様子も見える。

CORONAVIRUS

▶️ VOA Korean Service shared a video of South Korea’s Goyang City, which is operating a drive-thru coronavirus testing clinic where medical professionals test people for the coronavirus. pic.twitter.com/G6i8NBok4N

— The Voice of America (@VOANews) February 28, 2020

　劣等国韓国に日本の現状が劣っているという事実を認めたくない、という意識の表れがあるようにも感じる。
　日本で韓国のような腹の据わった検査態勢は、まず取れそうにない。そもそも医療者自身が反対している。その背景は、そもそも限界ギリギリで回している医療現場の問題がある。ちょっとしたことで崩壊しかねない冗長性のなさは、日本社会に蔓延する病理であるが、医療のそれもひどい。

　韓国はMERSの反省から、徹底した対策を採っている。
　一方の日本はSARSで国内感染者が出なかったことから、防疫体制を過信していた可能性もある。現政権の防災意識の低さ、対応の悪さは言うまでもない。
　当初の重症･武漢縛りの検査態勢は、すでに遺伝子レベルで防疫の足を引っ張るだけであったことが示唆されているし、その後も検査態勢が不十分なまま、海外の防疫体制に大きな差をつけられている。

　プライドだけで防疫ができるわけがない。
　

　先日もこの医師には自身の思いこみによる間違いを指摘したばかりだが、無反応。以前にも免疫に関する分子生物学的な勘違いを指摘してもその上塗りをするばかりで事実確認も訂正もしなかった。
　ネットで声の大きな有名人なので影響も大きく、正しい医療情報を流している面は評価してもいるが、手放しでは評価できないアカウントだ。

　もともと医師は臨床家であってサイエンティストではない。医療の質を担保するマニュアル診断が現代医療の基本であり、自然科学的発想や思考が身についていないものも多い。
　また、特殊な家庭環境に育っていることも多い。

　医師の言うことだから信じるという態度は、大変危険だ。