今どきは成績処理のみならず生徒への指示やフォローまでネット回線を行うようになってきた。
特に今回の休校でそのニーズが俄然高まり、アクセス集中で業者のサーバーがダウンしている状態だ。
前任校は成績処理だけでなく事務書類、給与明細、業務関係指示やお知らせなどすべて構内LANでログインして専用ソフトで処理していた。PC必須の環境である。
専任はすべて端末を貸与され、あらゆる業務に使っていた。
しかし、講師には端末貸与はなかった。PC必須の業務であるのにだ。共用のPCで代わる代わる処理するが、順番待ちが起こる。成績処理など期限が決められて、それを過ぎるとソフトウエア的にデータベースにアクセスできなくなり、始末書を書かされる事態になる。
前々任校はPCでの処理はなかったので、共用のPCは授業プリントを作るなどに使うだけだったが、PC処理必須なのに端末がないとは、講師の扱いがひどい。
iPadの貸与はあったが、これはApple TVを介して小さなモニターでプレゼン授業をするためのものだ。成績処理や授業準備にはほとんど使えない(使い物にならない)。
講師、特に若い人は給与が低いので、その中で国民年金と自治体健保を払い、持ち運べるPCを買うというのは結構しんどい。特に一人暮らしでは。
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今度の職場もPCを使った業務が多いがPC貸与はない。しかし、iPadがある。専任もPCの貸与はないので、自前か、iPadにキーボードを付けてやっているらしい。
共用のPCがわずかにあり、成績処理はそれをみなで使っているらしい。
ただ、教員の人数がかなり少ないので、それでも回るのかもしれない。
生徒は全員iPadを渡されているので、これをつかって様々フォローをしたり、今回なら授業も行うことになる。
ただ、教員の方のICT環境が貧弱すぎて、それなりにやるには自前で環境を整えなくてはならないようだ。
個人持ちPCを職場の無線LANにつなぐことはOKらしいが、回線が細く不安定で、自分のスマホ回線の方が頼りになるとかなんとか…をいをい。
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自分は自宅用とは別に、職場へはB5モバイルPCをもって行っていたのだが、1時間半を超える通勤で如何に軽いとは言えノートPCを持ち歩くのはしんどいし、ラッシュで破壊されるリスクも高い。
自宅常用のものより僅かにスペックが劣るT520を職場に常駐しようかどうかと思っている。自宅に置いておいてもあまり使わないマシンなので、その方が良さそうだ。
持ち歩くだけなら、B5ノートより若干軽く省スペースなMS サーフェースを使えばいいかもしれない。ただこいつはバッテリーが消耗しつつあるので、持ち歩きには不向きになりつつあるのだが。専用キーボードは死ぬほど使いにくいし。
とりあえずGW明けまでは休校なので、通勤回数は限られる。その間に検討していくことにしよう。
車で通勤なら楽なのにな~。そのためには空いている早い時間に出る必要があるし、2時間も早く着いてしまう。そんなに早く行っても校門がまだ開いてないだろうなあ。
通勤時間帯になると時間的メリットはかなり失われてしまう。渋滞は嫌だし。
通勤ラッシュの少し前、まだ京葉線に快速がある時間帯に出るのが最善かもしれない。
なんと京葉線はラッシュ時間帯に快速運転がなくなってしまうのだ(京葉線の駅にほとんど止まらない特別快速と特急は運転している)。人口減少社会の中でJRが複々線化をするとはかんがられないし、労働・学生人口の減少に伴う減便で快速が復活する可能性があるぐらいか。
どこをむいても暗い話ばかりだな。本当はこれに猛烈な社会停滞が被さってくる。COVID-19後の世界はかなり長期間にわたって世界経済は低迷するだろうし、長く続いた狂った政治によって消耗している日本が受ける打撃は更に大きい。
Posted at 2020/04/12 15:39:04 | |
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