取材現場でコロナ報道に危機感
新聞労連などがアンケート
2020/4/23 07:53 (JST)4/23 09:18 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社
新聞労連や民放労連などでつくる「日本マスコミ文化情報労組会議」(MIC)が報道関係者に「報道の危機」に関するアンケートを実施したところ、新型コロナ報道について「感染防止のため現場取材ができず、当局発表に流されていく」などの声が、23日までに多数寄せられた。
放送局や新聞社、通信社などの社員214人が回答。「政府から『医療崩壊』と書くなと要請された」「政府や自治体首長の表現を検証もせず垂れ流している」「記者会見が入場制限されている」などと現状を懸念する回答が並んだ。
MICは「大本営発表に染まった戦前の報道の過ちを繰り返してはならない」とまとめている。
https://this.kiji.is/625827244214944865
第二次大戦末期におきた昭和東南海地震は、軍部によって情報統制されていたために事実を報道することができず、被災地が孤立無援となったが、同じようなことが医療現場でおきるということだ。
少なくとも東京、大阪は医療崩壊状態にあると言っても過言ではないようだ。
まさに医療に対する強力な支援を行わないと、崩壊が進行するばかりで、SARS-CoV-2感染者や他の理由で医療を受けるべき人が医療を受けられなくなるだけでなく、医療従事者も感染したり過労で倒れたり、あまりの劣悪さに医療現場から立ち去るなどと言ったことが起きてしまう。
大阪など雨合羽で医療に当たれと言われた看護師が命をなんだと思っているのだと退職したとという話が流れてきたりもする。
この国お得意の隠蔽で、ますます状況は悪化していくのだろう。
Posted at 2020/04/25 23:41:49 | |
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