2020年05月04日
ミシンのことをネットで調べているけれど、どうもネットとミシン需要にズレがある様で、情報が極めて限られる。
まず流通が特殊。メーカー直営店やメーカーの特約店である一部のミシン専業店が主な販路で、ネット露出が少なく、価格情報も問い合わせないと分からない。大手の家電量販店などで扱っているのは基本的に普及用の低価格ミシンのようだ。
新品でも相当に価格差があるらしい。多くの見積もりを取らないと、高値で買わされかねない。
ミシンは今やマイナーな分野だが、服飾は大きな産業であるため、ミシン関連技術は日々進歩している。そのフィードバックは行われて民生用ミシンがつくられているのだろう。
電動ミシン、電子ミシン、コンピューターミシンが今の主力だが、機能差も大きい。
コンピューターミシンも刺繍ができるかどうかで大きな違いがあり、刺繍もプリセットや追加カードだけのものもあれば、コンピュータでデザインして刺繍できるものもある。
価格は機能に応じてピンキリ。
中古ミシンもそれなりに流通しているが、純機械部分については長期に修理が利きやすいようだ。電子部分についてはメーカーが部品をどれだけ供給できているのか。ただ、長期間使われる耐久消費財であるので、一般家電に比べて状況はかなりましな様子だ。
一般の縫を行うミシンの他、生地の端を縫い止められるロックミシン、刺繍専用ミシンなどもある。
工業用ミシンもあるが、当然単機能だ。
刺繍機能に付いてみてみると、民生用マシンでは若いママさんを想定していて、刺繍文字は小学校 年 組 幼稚園 などのごく限られたものしか搭載していないものがある。
ブラザーが刺繍機能で充実しているようだが、搭載している図柄がプーさんとか、ディズニー、スヌーピーなどのモデルもある。
プリセットの図柄が少ない代わりにパソコンでデザインできるようなものもあるようだ。
刺繍機能が必要なら、刺繍専用のミシンの方がいいのかもしれない。
自分の場合、バリバリ服をつくることは考えられないので、どうせなら刺繍がデザインできるようなものの方がいい。
なんだか厄介な世界に首を突っ込んだぞ。
Posted at 2020/05/04 19:42:01 | |
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ひとりごと | 日記
2020年05月04日
2030年。
20xx年から始まった新型○○ウイルスの蔓延による影響は、今では季節性の流行とはなったが、未だ大きく続いていた。
それは2つの点で人類を脅かしたからだ。
一つは感染して一旦抗体ができても、再感染が起こる事が分かり、未だ集団免疫状体に至らず、有効なワクチンの開発もできていないためだ。感染は起こり続け、何度でも発症している。
いくつかの薬剤によって症状の重症化は抑えられるようにはなってきたが、依然肺炎の他、敗血症や神経症状によって死亡する例は後を絶たない。
不顕性である割合も高いために、ウイルスが半ば人類と共存している状態になっている。
しかし、一つの特性によって、人類の存続に関わる問題が拡大を続けているのである。
それは性による重症化・死亡率の差である。明らかな性差があり、それが年を追うごとに明確に現れるようになっているのである。女性は軽症か無症状であることが多いのに対し、特に近年、男性で思春期を迎えた頃からの死亡率が急激に高まり始めている。
その結果、この10年の間に人類の男性は激減し、男性の人口は3割にも減ってしまったのだ。一方の女性は男性ほどは大きくは割合を減らしていない。その結果、男女の人口に大きなアンバランスが生じているのである。
これは人類存続の危機である。人類は将来を憂慮し始めた。
如何に男性を救うか、それが人類最大の課題であると世界が一致し、その解決を模索している。
先日も、Y染色体を持つ精子を選択的に受精させる技術についての論文が出たばかりだ。
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更に50年が経過した。
現在、男性は絶滅しかけている。
それにも関わらず、女性の人口は増え続けている。
何故このようになったか。
ウイルスは女性とは共存するのだが、男性を死に至らしめる。ウイルスは免疫機能を超えて感染を続ける。このため、ウイルスの根絶が不可能で、男性の絶滅は不可避と考えたのだ。
この時、人類は一つの決断をした。
バイオテクノロジーによって体細胞から精子を作る技術を実用化し、男性なしでも妊娠し子をつくることを可能としたのだ。人類存続のためにはやむを得ない。
その際、Y染色体をどうするかが問題となった。
現存する男性の遺伝子を残そうとしても、ウイルスによって高い確率で死に至るため、自然状態では淘汰されてしまうのだ。しかも、男性が死に至るまでで生じる医療費も莫大となるため、もはや男性不要論が抑えられなくなっていた。
やむなく、Y染色体の冷凍保存をする一方で、人工的に製作する精子にはY染色体を含めないという決断をしたのだ。
この結果、新たに生まれる子供たちはすべて女性となり、女性同士のカップルが子供を残す世界へと様変わりをした。
それだけでなく、暴力事件は激減し、国家間の争いはほとんど起こらなくなった。争いが起こりそうな場面では、緊張が高まると暴力の代わりに言葉や表情を通じた親愛の情のアピールによって緊張を取り除くようになったのだ。
世界は愛情で支配されるようになった。
さながら、同じホモサピエンスの近縁ながら全く性質が異なる2種、暴力で解決するチンパンジーの世界から、性愛で解決するボノボの世界へと変わったかのごとき変化だった。
一部の宗教はウイルスの流行を神による人類の救済であったとしている…。
しかしその一方で、暴力的な特質を持つ男性の存在が人類の存続を危うくすると考えた一部の勢力が既存のウイルスを改変し、男性特有のタンパク質を使って感染するようにデザインしてまき散らし、一方で体細胞から精子を作り出す技術をヒトに応用する算段を付けていたのだという陰謀説も消えていない…。
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なんていう妄想が思い浮かんだ。
COVID-19の感染陽性化に性差が見られること、再感染が起こっている可能性があること(再陽性化に関しては、キラーT細胞による感染細胞のアポトーシスによる破壊でウイルスは切断されるが、その断片が肺から排出される際に検体として採取されているためだという説が出ているが、再度の発症の説明は付いていない)、不顕性が多いことなどを考えている時に、人類の男女バランスを崩す要因になり得るかもと思ったのだ。
もっとも、死亡率が高まったとしても既往症のある人や高齢者で重症化リスクが高く、それが繁殖の失敗にはそれほどつながりやすいとは思えないので、若齢での発症という条件を付け加えている。
また、死亡率が高まりすぎればウイルスが増殖できなくなるので、女性と共生するということでウイルスも生き残る条件にしている。
女性のみの世界はどんな世界になるのか。それは興味深いけれども非常に手垢の付いたテーマでもあるだろう。
おそらくはずっと今より平和になるだろうとは思うのだが。
Posted at 2020/05/04 02:20:29 | |
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