https://twitter.com/suzuki_takaya/status/1260559717874597888?s=20
2,3月に日本で感染が起きたものは武漢からの直接の株。この系統は今も細々と残っているかもしれない。
かわって3月から拡大したのは欧州(以前のデータもあわせると欧州からアメリカ経由も含むと思われる)由来の株で、人の移動、海外からの帰国によって持ちこまれ、3~4月にかけて感染を拡大した。同時に国内の人の移動も拡大する時期であったために感染が地方へも飛び火しやすかったのだろう。
前にも指摘したとおり、武漢由来に限ったクラスター潰しにこだわった結果、欧米由来の株がノーマークとなり、感染拡大に至ったことがウイルスの変異の系統を見てもはっきりしている。
日本で変異しているものもあるのだろうが、欧米で変異した系統がそれぞれ別個に日本に持ちこまれて感染拡大しているようだ。
強毒株、弱毒株の違いもあるようであり、日本では弱毒株が不顕性で蔓延していて、抗体保持者が多かったために強毒株があとから侵入しても感染拡大が起こりにくかったのかもしれない。
日本での感染があまり拡大しにくい背景は、異なる株が時間差で侵入していたためと考えると納得性がある。ただ、不顕性の弱毒株についてはそもそもほとんど発症しないのではっきりしない。
なお、変異が進めば抗体が効かなくなり、そうした株が第二波・第三波を起こす可能性がある。
変異によって弱毒化することも強毒化することもあり得る。
ヒトからネコ、ネコ同士の感染もある様だ。COVID-19はコウモリ由来と考えられており、宿主が広いが、ネコは感染しやすいらしい。
同じ系統のSARS-CoVもコウモリ由来と考えられている。MERSはラクダ由来だが、これももとはコウモリ由来らしい。
Posted at 2020/05/14 08:42:56 | |
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