2020年11月28日
職場で生徒や若い教員と話をして分かったのは
新型コロナを
・今増えているが、流行は4月や8月同様にすぐ収まる。
・インフルエンザより死者が少ないから、大したことでは無い。
・たとえ感染したとしても症状は無いか、せいぜい味覚や嗅覚が一時的になくなる程度で命に別状無い。
と考えているものが非常に多いと言うこと。
・身のまわりに感染者がいない
と思っているそうだ。
いよいよ感染が大いに拡大する冬本番と言うのに、緩みきっている。
欧米と比較して小規模な流行と言うことに安心しきっている。重症になるのは高齢者だけだし、自分が感染しても影響はないから他人事だと思っているのだ。
正しい情報がほとんど入っていない。都合のいい話やデマばかりが流通している。
ワクチンができたというので安心しきっている様子もある。すぐにも問題が解消するかのように考えている。
充分に行き渡るのに半年はかかるだろうし、効果の持続性も分からない。更に、ワクチンは、一定割合で副作用が現れるし、それで命を失う可能性もある。それでも社会的な効果が高いので許容されるという考え方であるのだから、自分が運悪く副作用を起こす可能性もあることが理解されていない。打たないで済むものなら打たない方がよいのだ。
生徒のマスクの着用状況はかなり悪い。
・マスクはしかられるからしているだけ。教員が見ていないところでは外している。見ていてもしていない生徒がかなりいる。
・遮断性能が大きく劣るウレタンマスクが圧倒的に多い。
・鼻を出して付けている生徒が多い。
・鼻まわりが隙間だらけの状態で、マスク効果が不十分。
換気も、クラスによってはほとんどできていなかったりする。
休み時間にはマスクを取ったままダンゴになっている。
実際がこんな状況でも、保健所基準ではマスクをしていたと言うだけで濃厚接触者ではなくなり、検査対象ではなくなるらしい。
自分達はウイルスフリーだと思っているこの状況でクラスメートに陽性者が判明したら、強い差別が起こりかねない。感染者が来た非流行地での反応と同じだろう。
更に、
・味覚に障害が出ても申告をしていないままの生徒がいたらしい(詳細不明)。
という話まで聞こえてきた。
こういう状況を見ていると、この冬の流行では相当広く感染が広がりそうだと思える。
さっさと給付金出してロックダウンすべきだし、学校はすぐさまオンラインに切り替えるべきだ。休めない共働き家庭の子供を預かる仕組みも何とかしなければならない。
課題は既に分かっていた。
4月以降、小規模な流行で済んだことを幸いに根絶に向けて取り組むだけで無く、次の本格流行に向けて準備をしてこなければならなかったのに、体制は極めて不十分で、今頃になってあたふたしているのにはあきれ果てる。
備えるどころか、感染を広げる政策を打ってきたのだから、この国は国民を地獄に蹴り落としているようなものだ。
Posted at 2020/11/28 16:36:00 | |
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