E90でリアフェンダー修理を検索すると結構引っかかってくる。
BMWの修理事例は取りあげやすいからかもしれないが、幅広ボディでリアが張っているから、ぶつけやすいと言うこともあるのだろう。
実家E90については、調べてみると右後ろドアからリアフェンダーにかけてパテを盛った形跡がある。ドアは交換せず、バンパーの傷はタッチアップで済ませているところを見ると、車歴も古いので安く修理して済まそうとしたのだろう。
たとえばフェンダー周囲はこんな感じのへこみがあっての修理だったのかもしれない、という事例へのリンクを2つ張っておく。
http://www.carpaint-takizawa.com/flow_gallery/gallery-1176-75555.html
https://www.goo-net.com/pit/shop/0123890/blog/63652
さて、フェンダー回りは裏から押せる部分もあるが、袋になっているのでワッシャー溶接で引っ張るしかないところもある。
スポット溶接機は持っていないので、ワッシャーをハンダ付けして引っ張るでいいだろう。スライディングハンマーで引く為の工具はおそらく中国製のものがAmazonで安く出ている。ヤフオクにもあるが、送料が馬鹿げて高い。
ま、やれるだけやってみよう。
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パテはまだ一部しか剥がしていないが、元の形状を正確に再現しようと努力せずパテを盛って整形した様子は明らかだ。塗装はきれいだったが、板金はあまり得意ではない工場だったのだろうか。
ホイールアーチのプレスラインを潰して平らにしてしまうなんて、ちょっとあり得ない。オーダーは安く済ますと言うことであったようだし、安く済ますためには手間がかけられないから、鉄板の処理で時間をあまりかけずに、パテ整形で時間を圧縮したのだろう。
この写真は上の修理事例からの引用だが、ここに見えているプレスラインの前側が平滑化されてしまっているのだ。
Posted at 2021/03/07 12:08:23 | |
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BMW 320i(E90) | 日記